【2歳児連れ】2012年夏オーストラリア・ケアンズ旅行記⑨〜ヒクイドリが来るビーチ編
2012年夏に2歳の娘を連れてケアンズを旅行しました。
今回は、珍鳥ヒクイドリが遊びに来るビーチ、Etty Bayを紹介します。のんびりとした雰囲気の、地元の人に愛される素敵なビーチでした。
ケアンズで宿泊したファミリーリゾートはこちら↓
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飛べない鳥、珍鳥ヒクイドリ
今回の旅行の半分は、ヒクイドリを見ることでした。
ヒクイドリは、オーストラリア北東部や、ニューギニア島の熱帯雨林に生息しています。絶滅の危機にあるので、見るのは難しいのでは…?と思いきや、ケアンズ周辺では熱帯雨林の減少でヒクイドリが狭いエリアに集中していて、出没スポットを抑えれば高確率で見られます。
旅行者として野生のヒクイドリに会えるのは嬉しいですが、それだけ生息できる森が減っていることは、悲しい事実です。
ケアンズ周辺でヒクイドリを見るなら、訪れるべき場所はふたつ。
ひとつは、アサートン高原に広がる熱帯雨林。我が家は旅行前半に滞在したエコロッジでヒクイドリに出会えました。
その時の記事はこちら↓
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そしてもうひとつは、この記事で紹介するエティベイEtty Bayです。
ケアンズから南に100kmほどにあるビーチで、数羽のヒクイドリが定住し、繁殖もしています。
今でこそインターネットでヒクイドリが出るスポットとして有名になりましたが、我が家が旅行した2012年当時は、そこまでの情報が得られませんでした。
ケアンズ唯一の日本人バードウォッチングガイド
「はるばるケアンズまで行くんだからより確実にヒクイドリが見たい!」と思い、インターネットで調べていくうちに、バードウォッチングガイドというものを知りました。
しかも、ケアンズには日本人のバードウォッチングガイドがいます。言葉の心配もないので、ぜひお願いしたいと思いました。
バードウォッチャーでもない、小さい子連れの我が家でもガイドしてもらえるのか不安を抱きつつメールを出してみると、すぐに快諾のお返事が!何度かメールで打ち合わせして、ケアンズ宿泊中に半日ガイドをお願いすることになりました。
ガイドをお願いしたのは、AAK Nature Watchの太田さん。当時は個人で野鳥ガイドを請け負っていたようですが、現在は野鳥や動物観察専門のツアー会社を設立されています。
素人が闇雲に探すより、ガイドをつけたほうが旅行中の時間を有効に使えますよ。
ケアンズ日帰りバードウォッチングツアー | 【公式】オーストラリア唯一の日本語専門バードウォッチングガイド 太田祐(AAK Nature Watch)
ヒクイドリに会いに、Etty Bayへ
ヒクイドリガイドの日の午後、宿泊しているケアンズココナッツホリデーリゾートでガイドの太田さんと待ち合わせ。太田さんの案内で、一路Etty Bayを目指します。
ケアンズ郊外の住宅地を抜けると、周りは大規模な農場が広がります。ケアンズをでて約1時間半、Etty Bayに到着です。
ここは地元の人に愛されているビーチで、キャンプ場や海の家のような売店があります。ビーチにはヒクイドリについての看板が。
ビーチ周辺にはヒクイドリが住んでいそうな熱帯雨林が広がっています。
太田さんがヒクイドリを探している間、我が家は海でのーんびり。と、思っていたら、2歳の娘が海に向かって一目散!
この日は半袖では少し涼しいくらいの気温だったので、水着は持っていません。仕方なく、服のまま海へ。幸い、海水は温かかったです。
売店にお手洗いとシャワーがあり、無料で使えます。
そんなことをしているうちに、太田さんがヒクイドリを発見!
ビーチに伸びる道路沿いに出てきました。2羽います!
太田さんの指示のもと、少しずつヒクイドリに近づきます。あまり近づきすぎて、鋭い爪でキックされては危険です。
ヒクイドリとの距離感はこんな感じ↑。これ以上近くに寄るのは危険です。
アサートン高原で見たものよりトサカが大きく、中年くらいのヒクイドリだそうです。
地元の人は慣れているのか、全然気にする事なくすぐ横を車で走り抜けていました。実際、ヒクイドリとの交通事故も発生しているようです。
Etty Bayは個人でも行けますが、ぜひスピード控えめの安全運転で行きましょう!
次の記事は、ケアンズちょっとだけ観光と我が家のスピード違反についてです。
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