【赤ちゃん連れ】2017年ワシントンDC子連れ旅行記③〜ナショナルギャラリー
2017年11月に行った、3人子連れ(7歳、4歳、0歳)ワシントン旅行の記録です。
今回は、2日目午後に行ったナショナルギャラリーを紹介します。
実は印象派好きの私、子供ができる前は美術館巡りが趣味でした。今回は初の子連れ美術館、行く前は不安でしたが、行ってしまえば案外大丈夫でした!
2日目午前中に訪れた航空宇宙博物館の記事はこちら↓
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
ワシントンDC旅行記を最初から読むときはこちら↓
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
ワシントン ナショナルギャラリーオブアート
ナショナルモール内にある、国立美術館(ナショナルギャラリーオブアート)。
スミソニアン協会の博物館ではなく国立の美術館ですが、「国民の誰でも平等に芸術を」という精神から入場は無料です。
航空宇宙博物館同様、サンクスギビング当日も開館していました(クリスマスと元日は休館)。
13世紀以降の西洋美術を中心に、収蔵作品はなんと約12万点にも及びます。無料とはいえこれまた見て回るのに数日はかかる規模です。
残念ながら子連れでそんなに時間をかけられないので、大好きな印象派のフランス絵画に絞りました。
インフォメーションで尋ねると、館内図を見ながらルートを教えてくれます。日本語のマップもあり、便利です。
フェルメールの特別展
我が家が訪れた2017年、ナショナルギャラリーではフェルメール特別展が開催中でした。
現存数の少ないフェルメールの作品が一気に見られるとあって、美術ファンとして見逃せませんでした。いきなり予定変更、まずは特別展を見ることに。
アメリカでもフェルメールの人気は高いのか、特別展に入るには列に並びました。だいたい20分くらいでしょうか。ちょうど末っ子がベビーカーでお昼寝してくれたので助かりました。
ワクワクしながら中に入ると…
1669年頃の作品、レースを編む女。フェルメールの絵画は小さいものが多いですが、これは本当に小さい。片手で収まりそうなサイズです。
そして、ヴァージナルの前に座る女(1675年頃)。
手紙を書く女(1665年頃)。
真珠の首飾りの女(1664年頃)。
天秤を持つ女(1664年頃)。
もう超有名作品のオンパレード!
光の魔術師という異名のとおり、窓から室内にさす光の柔らかさが美しく描かれています。
教科書などで見たことがある絵を直接見ることができて、幸せでした。
19世紀フランス絵画の部屋
フェルメールを堪能した後は、インフォメーションで教えてもらった、印象派が集まる19世紀フランス絵画の部屋へ。
中はうっとりするような絵画の数々で、ひとつひとつじっくり見たいものの、そろそろ下の子2人が退屈しだしたので急ぎます。
マネ「鉄道」1873年。
ルノワール「ポン・ヌフ」1872年。
モネ「太鼓橋」1899年。
この他にもたくさんの作品がありましたが、ここで時間切れ。約2時間半の滞在でした。子供が大きくなったら是非再訪したい美術館です。
特別展会場は混雑していましたが、こちらは常設のためか人も少なく子連れでも気兼ねなく回れました。
素敵な館内を子連れで優雅に散歩
子供達がナショナルギャラリーで一番楽しんでいたのがこちら↓
メインフロアのロタンダという円形広場です。ご覧のとおり、美術館はまるでお城のような素敵な内装でした。いるだけでなんだか優雅な気分に浸れます。
特別展を除きそこまでの混雑はないので、夫婦交代で展示室の見学、もう一方は下の子たちと廊下を散歩で乗り切れました。長くて広い廊下は人が少ないので、子連れでお散歩しやすいです。ただし天井が高く声が響くのでそこだけは要注意。
ナショナルギャラリーのお手洗いも男女共オムツ替え台があります。
流石に全部回るのは無理ですが、見たいところを絞れば、乳幼児連れでも美術館を楽しめました。
子連れ美術館に躊躇しているパパママ、ぜひ広ーいアメリカの美術館へどうぞ!
旅行3日目は、自然史博物館へ↓
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