夏のチャーチル子連れ情報①〜旅の基本情報
これまで、3人子連れ(8歳、4歳、1歳)のチャーチル旅行記を書いてきましたが、ここで夏のチャーチルの情報についてまとめたいと思います。
秋のシロクマシーズンについては日本からのツアーもあるなど、本当に人気で日本語の情報もそれなりにありますが、夏のチャーチルについてはネットで検索しても古い情報が多く、特に子連れとなると、皆無でした。(英語で検索するといくつかヒットしました。)旅先選びの参考になると嬉しいです。
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チャーチル基本情報
マニトバ州の北部、ハドソン湾沿いにあるチャーチルは、人口900人ほどの小さな町です。
アクセス
チャーチルから他の町につながる道路はありません。アクセスはマニトバ州の州都ウィニペグから空路が鉄道に限られます。
空路Calm Air
ウィニペグからは約90分のフライトです。ローカル航空会社、Calm Airが1日2便ほど飛ばしています。
チャーチル 空港は町から数キロ離れています。タクシーはないので、宿やツアー会社に送迎を頼むことになります。
VIA鉄道
カナダ国営VIA鉄道がウィニペグ〜チャーチル間を2泊3日で結んでいます。しかし、数年前の洪水の影響で現在も運休中です。再開見込みなど、最新情報に気をつけてください。
ウィニペグ ~ チャーチル/列車のご案内/VIA鉄道日本公式ホームページ/列車で旅するカナダ
気候と服装
チャーチルの夏は7〜8月上旬の短い期間です。
天気はとても変わりやすく、晴れた昼間は日差しが強く20℃を超えることもありますが、朝晩は気温が1桁まで下がることもあります。
チャーチルのアクティビティは基本屋外なので、薄手の長袖を中心に重ね着できる服がいいと思います。足元は歩きやすい運動靴で。
寒い時用にフリースや薄手のダウン、手袋を用意しておきましょう。日差し対策には帽子やサングラスがあると便利です。
町中の便利な施設
写真はチャーチルの町中です。夏は閑散としています。町はとてもコンパクトで、子供でも歩ける範囲に全てまとまっています。
スーパーThe Northern Store
チャーチルに一軒だけあるスーパーマーケットです。食品から日用品まで、案外品揃え豊富でした。オムツなどの赤ちゃん用品もあります。
場所はこちら↓
辺境地らしく物価は高いです。参考までに我が家が買ったものを紹介します。(2018年当時。単位はカナダドル)
- 牛乳 1L:5ドル
- クラッカー1箱:4ドル
- バナナ 量り売り:1本1ドル
バナナが高級食品です!
我が家が旅行した2018年当時は、鉄道が運休中で物資は全て空輸に頼っていたので、仕方ないといえます。
複合施設 Town Centre Complex
ハドソン湾川沿いに建つ、大きな公共施設です。中には診療所、薬局、図書館、映画館などが入っています。
特筆すべきは大きな室内遊び場です。広い公園にあるような遊具があり、天気が悪くても子供たちが遊べるようになっています。
おかげで、ツアー中のフリータイムには、ここに入り浸っていました。
エスキモー博物館 Itsanitaq Museum
Town Centre Complexの並びに建つ小さな博物館です。先住民たちの生活道具などが展示されていて、館内にはお土産屋さんもあります。じっくり見て30分くらいの規模です。
日本語の展示もありました!
銀行
チャーチルのほとんどの店ではクレジットカードが使えます。
チャーチル唯一の銀行にはATMがあります。カナダドル現金が必要なら、ここでキャッシングすることで現金が入手可能です。
チャーチルのホテル
チャーチルには十数軒の宿泊施設があります。小さなホテルが数軒と、B&B、ホステルで、大きなチェーンホテルはありません。
ホテル Tundra Inn
我が家はTundra Innというホテルに泊まりました。ここでの宿泊は、Frontier North Adventuresのパッケージツアーに含まれていました。
お部屋と設備
クイーンベッド2台のお部屋に、1歳の末っ子用にベビーベッドを入れてもらいました。ベビーベッドはツアー会社を通してリクエストしました。
部屋はシンプルですが、冷蔵庫と机があり、Wi-fiも繋がりました。お湯の温度や勢いも充分です。
ホテルのサービス
夏の期間は、朝食が含まれています。パンやシリアルにコーヒーといった簡単なものですが、子連れで朝から外食は大変なので助かりました。
コインランドリーはありませんが、フロントに洗濯サービスを頼めます。大きなレジ袋2つ分で15ドルでした。
Home/About the Tundra Inn | Tundra Inn
チャーチルのレストラン
チャーチルにはレストランが4軒しかありません!全て行ったのでレビューします。
ちなみに4軒ともメニューは似ていて、バーガーやステーキ、北極イワナArctic charやサーモンなど。子供メニューはホットドッグやマカロニチーズなどです。子供用椅子はどこも用意がありました。
予算はメインディッシュが20ドルくらい〜が目安です。
Tundra Inn Pub【オススメ】
宿泊先のTundra Innの系列で、ホテルの向かいにあります。夜のみ営業ですが、なかなかの人気店で、満席のこともしばしば。また、団体ツアーの予約が入っていることもありました。
バイソンシチューやエルクのミートローフなど、極北っぽいメニューが食べられます。曜日限定のピザが美味しかったです。
混んでくるとサービスが遅くなるのがたまにキズです。
Lazy Bear Lodge【オススメ】
ランチで行きました。夜もやってますが、お酒が出ないので注意。
メニューの種類は少ないものの、私たちが頼んだものはどれも美味しかったです。特にお子様メニューが子供たちに好評でした。
ホテルの人曰くコーヒーがオススメとのこと。雰囲気も良く、オススメです。
The Reef Restaurant
Seaport Hotelの中のレストランです。お昼時に、地元の方が何人も来ているのが印象的でした。正直、味も雰囲気も普通でした。決して不味くはないです。
Seaport Hotel in Churchill, Manitoba CANADA
Dancing Bear Restaurant
チャーチルの中では新しいレストランのようです。ここも味は普通ですが、他の3軒より少し値段が安かったです。
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