動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

【赤ちゃん連れ】2017年コスタリカ旅行記②〜ケツァール探し編

3人子連れ(7歳、4歳、0歳)でのコスタリカ旅行、最初の目的地は、サン・ヘラルド・デ・ドータ。ここではケツァールを探します。

前回の記事、準備編はこちら↓

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

サン・ヘラルド・デ・ドータへ

コスタリカ2日目。前日夜遅くにサンホセ空港に降り立った我が家。午前中はホテルでゆっくり移動の疲れを癒したら、迎えの車でサン・ヘラルド・デ・ドータに向かいます。

サンホセを離れ、細い山道を揺られて約2時間で到着です。

ちなみに、コスタリカ滞在中は4歳と0歳の下の子達のチャイルドシートをゴジツアーズさんに手配していただきました。赤ちゃんをしっかり固定できるので、クネクネ山道でも安心でした。

Suria Lodge

サン・ヘラルド・デ・ドータでの宿はSuria Lodge(スリアロッジ)。山あいにあるロッジで、長屋のようなお部屋が建っています。

到着するなり人懐っこい看板犬が出迎えてくれました。お部屋はシンプルながら、ベビーベッドも用意してくれています。この辺りは標高2000mを超える高地のため、昼間は爽やかな陽気でも朝晩は冷え込むので、部屋にはヒーターもありました。実際、ヒーターは朝方大活躍でした。

部屋を出るとロッジの広い庭。子供達は元気に走り回っていました。

Hotel Suria - San Gerardo de Dota, Costa Rica

Suria Lodgeの食事

朝食と夕食は、ロッジのレストランでとります。木のぬくもりを生かした内装で、お料理も美味しいです。

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レストランの外観。内装も雰囲気があって素敵です。

デートに良さそうなオシャレな雰囲気なので、赤ちゃん連れで大丈夫か?と思いましたが、スタッフは子供にもとても優しくしてくださいました。決まった子供メニューはないようですが、「子供用に何か用意しようか?」とチーズのホットサンドを作ってくれました。このパンが美味しい!0歳の末っ子もパクパク食べていました。

ケツァールウォッチング

ここでは、夕方と早朝の2回、ケツァール探しに出かけます。時間になるとガイドさんが迎えに来てくれました。

夕方のウォッチングは空振り

ケツァールは、餌となるリトルアボカドの木によく出没するようで、ガイドさんの把握しているポイントを中心に回ります。

幻の鳥というくらいなので、人の少ない山中を探すのかと思っていましたが、案外道路沿いにポイントがあるようです。ポイントには、同じようにケツァール探しをしているグループが何組もいました。

夕方のウォッチングは残念ながら空振り。カラフルな鳥を見ましたが、ケツァールは観察できず。この日は風が強く、ケツァールは出てこないのだろうというガイドさんの見立てでした。早朝のウォッチングに期待をかけます。

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早朝ウォッチングで、「ケツァール、いた…?」

そして迎えた明朝。5時の待ち合わせのため頑張って早起きしました。子供達は半分夢の中です。

早朝ですが、ケツァールポイントには夕方よりたくさんの人がいます。これだけギャラリーがいては、出てこないのではと心配になるくらい。

残念ながら風は前日同様強いまま。ケツァールが見つからないまま1時間以上が経過。

なんだか諦めムードが漂い始めたその時、「いた!」

山の斜面のリトルアボカドの木に、オスのケツァールが出ました。長い尾羽をひらひらさせながら飛んでいます。

ガイドさんのスコープを覗かせてもらいましたが、動き続けているのでなかなか見るもの難しい。かろうじて数秒見られました。

結局枝に止まることがないまま、ケツァールは飛んで行ってしまいました。ということで、写真はありません!

今でも「本当に見たのかな、実は幻だったのかも…」と思います。だからこそ「幻の鳥」なのかもしれません。

次の記事、 マヌエルアントニオ国立公園編はこちら↓ 

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