3人子連れ(7歳、4歳、0歳)でのコスタリカ旅行、最初の目的地は、サン・ヘラルド・デ・ドータ。ここではケツァールを探します。
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サン・ヘラルド・デ・ドータへ
コスタリカ2日目。前日夜遅くにサンホセ空港に降り立った我が家。午前中はホテルでゆっくり移動の疲れを癒したら、迎えの車でサン・ヘラルド・デ・ドータに向かいます。
サンホセを離れ、細い山道を揺られて約2時間で到着です。
ちなみに、コスタリカ滞在中は4歳と0歳の下の子達のチャイルドシートをゴジツアーズさんに手配していただきました。赤ちゃんをしっかり固定できるので、クネクネ山道でも安心でした。
Suria Lodge
サン・ヘラルド・デ・ドータでの宿はSuria Lodge(スリアロッジ)。山あいにあるロッジで、長屋のようなお部屋が建っています。
到着するなり人懐っこい看板犬が出迎えてくれました。お部屋はシンプルながら、ベビーベッドも用意してくれています。この辺りは標高2000mを超える高地のため、昼間は爽やかな陽気でも朝晩は冷え込むので、部屋にはヒーターもありました。実際、ヒーターは朝方大活躍でした。
部屋を出るとロッジの広い庭。子供達は元気に走り回っていました。
Hotel Suria - San Gerardo de Dota, Costa Rica
Suria Lodgeの食事
朝食と夕食は、ロッジのレストランでとります。木のぬくもりを生かした内装で、お料理も美味しいです。
デートに良さそうなオシャレな雰囲気なので、赤ちゃん連れで大丈夫か?と思いましたが、スタッフは子供にもとても優しくしてくださいました。決まった子供メニューはないようですが、「子供用に何か用意しようか?」とチーズのホットサンドを作ってくれました。このパンが美味しい!0歳の末っ子もパクパク食べていました。
ケツァールウォッチング
ここでは、夕方と早朝の2回、ケツァール探しに出かけます。時間になるとガイドさんが迎えに来てくれました。
夕方のウォッチングは空振り
ケツァールは、餌となるリトルアボカドの木によく出没するようで、ガイドさんの把握しているポイントを中心に回ります。
幻の鳥というくらいなので、人の少ない山中を探すのかと思っていましたが、案外道路沿いにポイントがあるようです。ポイントには、同じようにケツァール探しをしているグループが何組もいました。
夕方のウォッチングは残念ながら空振り。カラフルな鳥を見ましたが、ケツァールは観察できず。この日は風が強く、ケツァールは出てこないのだろうというガイドさんの見立てでした。早朝のウォッチングに期待をかけます。
早朝ウォッチングで、「ケツァール、いた…?」
そして迎えた明朝。5時の待ち合わせのため頑張って早起きしました。子供達は半分夢の中です。
早朝ですが、ケツァールポイントには夕方よりたくさんの人がいます。これだけギャラリーがいては、出てこないのではと心配になるくらい。
残念ながら風は前日同様強いまま。ケツァールが見つからないまま1時間以上が経過。
なんだか諦めムードが漂い始めたその時、「いた!」
山の斜面のリトルアボカドの木に、オスのケツァールが出ました。長い尾羽をひらひらさせながら飛んでいます。
ガイドさんのスコープを覗かせてもらいましたが、動き続けているのでなかなか見るもの難しい。かろうじて数秒見られました。
結局枝に止まることがないまま、ケツァールは飛んで行ってしまいました。ということで、写真はありません!
今でも「本当に見たのかな、実は幻だったのかも…」と思います。だからこそ「幻の鳥」なのかもしれません。
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