【ロサンゼルスからの動物観察】サンディエゴ郊外でアザラシを見る
サンディエゴの郊外に、野生のアザラシが見られるビーチがあります。
サンディエゴ市内から北へ20分、高級住宅街のラ・ホヤ。どことなくハイソな雰囲気漂うおしゃれな街に、子連れでアザラシを見に出かけました。
大渋滞の末にラ・ホヤへ
当時我が家が住んでいたロサンゼルスからラ・ホヤは約170km、2時間の道のりです。
朝から自宅を出発すれば、余裕で午前中のうちに着くと思っていました。が、ロサンゼルスの悪名高い渋滞が行く手を阻みます。
夏休みの週末ということもあってか、ラ・ホヤまでなんと4時間もかかってしまいました。着く頃にはみんな疲れて腹ペコです。
週末は駐車場探しが大変
ラ・ホヤのメインストリートにはおしゃれなお店やレストランが並び、ランチも期待できそう!でしたが、路上のパーキングスペースは満車、駐車場を探してウロウロすることになりました。
やっと有料駐車場を見つけた時には疲労困憊。おしゃれなランチとは程遠い、ファストフードのハンバーガーで済ませました。空腹だったので美味しくいただきました。苦笑
ちなみに、我が家が停めた駐車場はこのあたり。ここもほぼ満車でした。
週末ラ・ホヤに車で行くなら、とにかく朝早めに到着するようにしましょう!
ラ・ホヤ中心部はそれほど大きくないので、車を置いたら歩いて散策できます。
ラ・ホヤコーブ
腹ごしらえがすんだら、早速アザラシを探します。
ネットの情報をもとに行ったのはラ・ホヤコーブ。駐車場からは歩いてほんの数分でした。
そんなに広くはありませんが、人気のビーチなのでたくさんの海水浴客で賑わっていました。
我が家はアザラシ目当てだったので水着がなく、砂浜に降りずに眺めるだけでした。
肝心のアザラシですが、遠くの岩場にいるにはいるものの、数頭だけ。人が多すぎるせいかな、と思い、もう一つの場所に向かいました。
チルドレンズプール
もう一つの場所とは、チルドレンズプール。ラ・ホヤコーブから海沿いの遊歩道を歩いて15分ほどのところにあります。
ここは防波堤があり、アザラシにとっても人間の子供にとってもいいビーチなんだそうです。防波堤の上は歩道になっているので、アザラシ観察にもってこいの場所です。
岩場を見ると、探すまでもなくアザラシを発見!ゴマフアザラシです。
ほぼ全ての岩にアザラシがいました。みんな気持ちよさそうに寝ています。
海面をよく見ると、泳ぐアザラシも見られました。シーカヤックでアザラシに近づく人もいましたが、人に慣れているのか逃げて行く様子はありませんでした。
たまに、起きているアザラシもいます。海老反りポーズが可愛い!
アザラシの数は、出産シーズンである冬の方が多いのですが(冬場はアザラシ保護のため砂浜が閉鎖されます)夏でもたくさん見ることができました。
数が多いときは動物園の匂いというか、生臭い匂いがするそうですが、我が家が行った時には気になりませんでした。
アザラシは双眼鏡なしでも見やすいので、子連れファミリーにもおススメです。
子連れアザラシ観察の注意点
早めに到着し、駐車場を確保する
ラ・ホヤは人気観光地です。人手に対し、駐車場の数が足りていない印象を受けました。
特に夏の週末、ビーチ近くの無理駐車場は早い時間に満車になります。
満車でも回転はしているので、タイミングが合えばすぐに停められますが、路上で空車待ちできないので、ぐるぐる車を走らせることになります。
ビーチの駐車場が満車のときは、近隣の有料駐車場に停めて歩いた方が早いかも知れません。
お手洗いを済ませておく
ビーチには水シャワーとお手洗いがあります。こちらも夏の週末は、待ち時間が長くなります。
とても待てない!という場合のために、仮設トイレも設置されていました。
ぼっとんなので、お世辞にもきれいとは言えませんし、何より狭いので、大人の手助けが必要な幼児が用を足すには厳しいものがありました。
我が家の3歳(当時)の息子は、仮設トイレに入った瞬間、「やっぱり出ない」と言いだしました…。
お手洗いは、ビーチに向かう前にお店などで済ませておくのが無難です。
アザラシに近づきすぎない
ここのアザラシは、人に慣れている様子で、近づく人がいてもそれほど気にしていない様子でした。
しかし、やはり野生動物なので、危険を感じると攻撃的になることもあります。適切な距離を保って観察しましょう。
また、ビーチ周辺にはカモメやペリカンなどの海鳥やリスがいます。餌をおねだりするような仕草をしますが、餌やりはやめましょう。