2014年夏の子連れ北海道旅行3日目、今日はタンチョウを見に行きます。
前回、弟子屈のおすすめペンション編はこちら↓
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北海道旅行記を最初から読むときはこちら↓
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タンチョウ探しはガイド付きツアーで
夏に野生のタンチョウを見るのは簡単ではありません。
餌付け場所に行けば必ず見られる冬と違い、夏のタンチョウは釧路湿原に散らばって子育てしています。
夏でも見やすいポイントがあるようですが、素人が闇雲に探すより、地元に詳しいガイドに案内してもらった方がいいと思い、1日プライベートガイドをお願いしました。
我が家がお願いしたのは釧路のカヌーガイド、ミンタラ。
とっても気さくで子供にも優しいガイドさんでした。
ミンタラさんのウェブサイトはなくなってしまったようなので、代わりに釧路の観光協会のサイトのリンクを貼ります。電話番号が載っています。
ミンタラ | 観る・楽しむ | 釧路・阿寒湖観光公式サイト SUPER FANTASTIC Kushiro Lake Akan
細岡展望台とビジターズラウンジ
旅行3日目にしてようやく晴れました!
朝、弟子屈のペンションを出て、待ち合わせ場所であるJR塘路駅に向かいます。
塘路駅でガイドさんの車に乗り換え、最初に向かったのは細岡展望台。
駐車場から坂道を歩くこと10分。舗装されていてベビーカーでも大丈夫です。
展望台からは、釧路湿原の大パノラマが広がります。人工物が全くなく、日本とは思えない壮大な景色です。
(写真は北海道無料写真素材集 DO PHOTO様からお借りしました。)
早速ガイドさんは青々とした湿原にタンチョウを発見!でも、遠すぎて位置を言われても全く見えませんでした。
展望台と駐車場の間にはビジターズラウンジがあります。おみやげ屋さんやカフェコーナーがあります。ここのお手洗いにはオムツ替えもありました。
鶴居村でタンチョウ探し
細岡展望台を後にし、鶴居村にタンチョウ探しに出かけます。鶴居村は、冬にタンチョウが集まることで愛好家に有名ですが、実は夏もタンチョウが観察できるのです。
鶴見台
ガイドさんの運転でやってきたのは鶴居村の鶴見台。ここは、冬場タンチョウの餌付けを行なっているところです。
冬の大群にはかないませんが、夏も数羽タンチョウが見られました。夏に鶴見台で見られるタンチョウは、繁殖に参加しない若い個体が中心です。
鶴居村をドライブしながら、引き続きタンチョウを探します。
鶴見台からそれほど離れていない牧場で、タンチョウの家族を発見しました。つがいと、2羽の雛です。
頭が黄色っぽいのが雛です。この写真の雛はもうかなり大きくなっていますね。
しばらくこの家族を観察させてもらった後、鶴見台に戻ってランチにしました。
ランチは鶴見台向かいにある、「どれみふぁ空」にて。店内はそれほど大きくありませんが、夏場はお手入れされたガーデンで食べることもできます。子連れはお庭の方が気兼ねせず食べられるかも?
子供メニューやハイチェアはありませんが、大人の取り分けで対応できました。
運が良ければ店内からも鶴見台のタンチョウが見られます。我が家の食事中にも何羽か見ましたが、いずれも遠く、双眼鏡やズームレンズでなんとか観察できるくらいでした。冬の餌付け時間に合わせれば、きっとたくさん見られることでしょう。
丹頂鶴や北海道ガーデンを楽しみながらヘルシーランチ・鶴居村のレストラン『どれみふぁ空』
カヌーで釧路川下り
当初、午後もタンチョウを探す予定でしたが、思いの外すぐに見つかり、午前中に思う存分見ることができたので、ミンタラさんの提案でカヌーで川下りをすることに。
我が家はみんなカヌー初体験、しかも11ヶ月の赤ちゃんがいるので、ちょっと不安でした。
でも、ミンタラさんのカヌーは8人くらい乗れる大きいもので、安定感抜群。ライフジャケットを着け、一人ひとつずつオールを持って、いざ出発!
4歳の娘もオールで漕いでいますが、ほとんどガイドさんの力で進みます。オールの漕ぎ方によって、後ろに座る人に水がかかるので注意!正直、子供の後ろに座ると濡れます。
釧路川はゆっくりと流れていて、カヌーはほとんど揺れません。大自然に包まれ、静かでゆったりとした時間を過ごせました。抱っこ紐の中で、赤ちゃんはお昼寝タイム。
川では、カモなどの水鳥をよく見かけました。
エゾシカのお食事風景をのぞいたり。
写真に収められませんでしたが、ミンクが川を横切るのも見ました。毛皮目的で持ち込まれたものが野生下で繁殖した、外来生物です。
約1時間半ほどのカヌートリップ。ほとんど体力も使わず大自然を満喫できるので、乳幼児連れのファミリーにもオススメです。
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