【4歳＆0歳】2014年北海道東部子連れ旅行記⑧〜羅臼でホエールウォッチング編
2014年夏の子連れ北海道旅行6日目、今日は羅臼でホエールウォッチングクルーズです。
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知床峠を通って羅臼へ
ホテルのあるウトロから、ホエールウォッチング船の出る羅臼までは知床横断道路でつながっています。
気持ちのいいドライブルートですが、季節により通行止め（冬季）や時間制限（春先）があるので、要注意。
中間地点には知床峠があります。駐車場が整備された絶好のビューポイントです。
山の上なので平地とは少し天気が違います。心なしか気温も低いように感じました。
我が家が訪れたときは残念ながらうっすらと霧がかかっていました。晴れているときは海の向こうの国後島まで見えるそう。
展望台は道路を挟んで駐車場の向かい側。昼間は車が多いので、気をつけて渡ってくださいね。
ウトロ〜知床峠間は直線が多く走りやすいですが、知床峠〜羅臼間はカーブの連続。鹿が道路沿いにいることもあるので、スピード控えめで行きましょう。
ホエールウォッチングクルーズ
ホエールウォッチングクルーズは羅臼市街にある観光船乗り場から出航します。クルーズ会社は何社かありますが、我が家が選んだのは知床ネイチャークルーズさん。
通常、朝と午後の1日2便、夏休みの繁忙期のみ朝、昼、午後の3便の運行です。ウトロに宿泊するときは、移動時間も考えると昼か午後の便がオススメ。
朝イチの便に乗るときは羅臼に宿泊すると便利です。羅臼はウトロのような大型ホテルがなく、観光客もウトロほど多くありません。ひなびた漁師町の雰囲気があって、のんびり滞在を楽しむのも良さそうだと思いました。
クルーズで見られる動物
羅臼から出るクルーズでは、季節によって見られる動物が変わります。
我が家が行った夏の時期はマッコウクジラやイシイルカ。冬はオオワシやオジロワシといった猛禽類。春〜初夏にかけてはシャチの群れが見られます。
マッコウクジラを見る
羅臼に着いたらお昼を済ませ、午後便の船に乗り込みます。
乗船順に好きな席を選べるので、船首に乗るなら早めに並ぶのがいいと思います。我が家はギリギリに乗り込んだので後ろの席でした。後部座席は人気がないのか、我が家ともう1組のお客さんで広々使わせてもらえました。これはこれで気楽なので子連れファミリーにはオススメです。
出航してすぐにクジラが現れることもありますが、この日は40分くらい移動した沖合で発見しました。
発見すると方角をアナウンスで教えてくれます。
マッコウクジラです。船のすぐ近くに出てきてくれました。写真では伝わりませんが、本当に大きい！
↓これはマッコウクジラの潮吹き。船からはプシューという呼吸音まで聞こえました。
マッコウクジラは深海に潜ってイカなどを食べます。海面で息継ぎをした後、30分くらいは潜っていられるそう。一度、見送ったクジラが再び息継ぎしに来るのを待ちました。
30分後、船長さんの予想通り再び海面にクジラが現れると、船上は大歓声。無線で他のウォッチング船も集まってきました。
息継ぎを終えると再び海中へ消えて行きました。潜水する時には尾が高く上がります。
大満足で港に戻ります。
戻る途中の海ではイシイルカを何度も見ました。白黒模様の小型のイルカです。あまり海上に体が出ないので、写真が撮れませんでした。
（写真はこのページよりお借りしました： https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=1483291）
子連れホエールウォッチングのヒント
知床ネイてゃークルーズでは年齢制限はありませんが、海況により揺れたりしますので、不安な方は乗船前にスタッフに確認すると安心です。また、酔い止めを飲んでいくといいでしょう。
海上では、陸地に比べてかなり寒さを感じました。夏でもフリースの上にウインドブレーカーなど風を通さない上着の重ね着でちょうどいいくらいです。船内の防寒着も借りられますが、子供のサイズはなさそうだったので、用意していったほうが無難です。
クルーズの所要時間は3時間くらい。お手洗いは船に乗る前に済ませておきましょう！
ホエールウォッチングは人気なので、予定が決まったら早めに予約を入れましょう。直前では予約が取れないことが多いです。我が家も1ヶ月以上前に予約しました。
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