2014年夏の子連れ北海道旅行8日目、いよいよ最終日です。午後の便で羽田に戻るので、知床にいられるのは午前中まで。
早朝、夜泣きで起きてきた11ヶ月の息子。その後なかなか寝付かず、せっかくなので一緒に動物探しのドライブに出かけました。
前回のウトロ観光編はこちら↓
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北海道旅行記を最初から読むときはこちら↓
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夜明け前の午前5時ごろ、ホテルをそーっと抜け出して、知床国立公園へ車を走らせます。 早朝は動物が活発に動くので動物観察にはもってこいの時間帯です。交通量が少ない時間帯でスピードを出したくなりますが、ゆっくり走らせて動物を探します。 早速キタキツネを発見しました! 寄ってみると…顔を上げてくれました。 さらに進むと、車道すぐ脇にエゾシカが。思わず車を止めました。 スタスタと道路を渡っています。このあと3頭くらい続いて横断していました。事故防止のためにも、一頭見かけたらそばに何頭かいると思ってよく注意した方がよさそうです。 どうやら道路を渡った先の草を食べたかったようです。 さらに車を走らせました。 ツノがあるのでオスです。今まで見てきたエゾシカはすべてメスでした。念願のオスが見られて嬉しい! しばらく車を停めて観察していましたが、シカが全くこちらのことを気にしていない様子でした。 やっと林の中に入ったので、こちらもゆっくり車を動かします。 それにしても距離が近い!運転席から助手席側の窓を開けて撮影しましたが、すごい迫力でした。 このシカは、ツノは3又ですが小さめなので3歳くらいの若い個体です。 およそ1時間のドライブを終え、ホテルに戻ります。この間、他の車はほとんど見かけず、貸切状態で動物観察を楽しめました。 知床では野生動物を見るためのナイトツアーがありますが、多くは小学生以上が対象で、未就学児は参加できません。ツアー自体20時〜22時と、そもそも小さい子にはキツイ時間帯ですね。 乳幼児がいるファミリーには早朝の動物探しドライブがオススメです。早起きさえ頑張れば、なかなかの確率で動物が見える上、夜と違って明るいので、写真も撮りやすいです。 まだまだおネムの子は、後ろの席で寝ていてもOK。ホテルの部屋で夜泣きしていた息子も、いつも間にかチャイルドシートでぐっすり眠っていました。 ナキウサギに始まり、タンチョウ、シマフクロウ、アザラシ、シマリス、エゾシカ、キタキツネ、そしてマッコウクジラとたくさんの動物が見られた旅行でした。 大満足で帰路につきました。いつの日か、ヒグマを見にまた訪れたいと思います。早朝の知床国立公園へ
乳幼児連れファミリーには早朝ドライブがオススメ