【3人子連れ】2019年夏 キャンピングカーで行くカナダ・アラスカ旅行記⑩〜アラスカでフェリーに乗る
2019年8月下旬に3人の子(9歳、6歳、2歳)を連れてカナダとアラスカをRV(キャンピングカー)で旅行しました。
今回は、ヘインズからスキャグウェイまでフェリーで移動した時の様子を紹介します。
たった1時間ですが、快適・優雅な船旅でした。もちろんRVも積み込みますよ。
前回の記事、ヘインズの町の紹介はこちら↓
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この旅行記を最初から読むときはこちら↓
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
アラスカ州営フェリー Alaska Marine Highway
アラスカ南東部は、複雑な海岸線と小さな島が入り組んでいて、州営フェリーであるAlaska Marine Highwayが重要な交通手段となっています。
南はシアトル近郊の町やカナダ・ブリティッシュコロンビア州を経由し、アラスカの町を結んでいます。
フェリーの予約方法
フェリーの予約は公式サイトから。
Alaska State Ferry | Alaska Marine Highway System
乗船する人数(大人、子供、シニア)、出発地、目的地、日付を入力すると条件に最も近い航路が検索できます。
乗用車を乗せる場合は車種や年式、RVを乗せる場合は全長も合わせて入力します。我が家がレンタルしたCanadreamではウェブサイトに各車種の全長が載っていました。
自転車やペット、カヤックなどを持ち込むときも入力する欄があります。
航路を選んだら、名前、連絡先、誕生日などの個人情報を入力します。
長距離航路の場合は個人情報入力画面の前に個室を選べる画面が出ます。個室は運賃とは別途料金がかかります。
支払い方法はクレジットカードのみ。カード情報を入力して決済すると、予約完了。予約の確認画面に移行します。
しばらく待つと注意事項や乗船日時が記載されたメールが届きます。チェックイン時間などが書いてあるので、当日までにしっかり読んでおきましょう。
チェックイン〜乗船まで
ヘインズからRVを積み込む場合は、出航2時間前にフェリーターミナルでチェックインするように案内がありました。
フェリーターミナルは、ヘインズダウンタウンから車で約10分の場所にあります。周辺にお店は全くないので、必要なものは町で調達してから向かいましょう。
カウンターで予約時のメールを印刷して見せてチェックインします。係員がRVの全長を測るので、自分の車まで案内しました。
その後、カウンターに戻って搭乗券を受け取ればチェックインは終了。
出航1時間前から乗船開始なので、それまでにRVを指示された場所にとめておきます。その後は乗船開始時間前までにRVに戻るよう指示がありました。
時間を潰していると、フェリーが港に到着(写真はスキャグウェイ到着後に撮ったものです)。
車内で待機していると、係員が搭乗券を回収に来ます。パスポートチェックもあるので手元に用意しておきましょう。
その際、「プロパンガスを閉めといてね!」と言われて「??」だった我が家。
RVのマニュアルとにらめっこしていると、「大丈夫?」と他のRV旅行者に声をかけられました。RV旅行者同士、助け合いの精神を感じました。(待ち時間が長くて暇だという説も…)
係員の指示で順番にRVを運転して船に乗り込みます。
狭い通路をバックで進みますが、係員がつきっきりで誘導してくれます。その時の英語は「右right」「左left」「ストップ」のみ。あとは身振り手振りです(笑)。
係員を信じて焦らずゆっくり運転すれば大丈夫です!
船内の設備を紹介
車を止めたら目的地まではフリータイム!航行中は車に戻れないので、飲み物など必要なものは全て持ち出しましょう。
船内の様子を紹介します。
我が家が乗ったのはタズリナ号。まだ新しい船です。
船室はゆったりとしています。長時間乗る人のために、座席にジグソーパズルが置いてありました。
船首近くのスペースでは、寝袋で休む人も。ちなみに夜はデッキにテントを張れるので、節約旅行のバックパッカーは個室を取らずに過ごすそうです。
船内には売店があります。飲み物、お菓子、冷凍食品などを売っていました。船の中だけどそんなに割高感はありません。
電子レンジもあり、温かい食事をとれます。
船にはレストランもあるそうですが、見つけられませんでした。
飲み物の自販機も。売店より少し安いです。
2階船室にはキッズスペースがあり、小さい子を遊ばせることもできます。船内はエレベーターあり、バリアフリー仕様なのでベビーカーもOKです。
ヘインズ〜スキャグウェイの船旅
ヘインズ〜スキャグウェイ間はたった1時間ですが、屋外デッキからはフィヨルドの美しい景色が楽しめます。
湾内を進むので揺れはほとんど感じませんでした。
雪解け水が滝となり、直接海に流れ込んでいます。
航行中は海風が冷たいのでウィンドブレーカーなどの上着が必要です。
写真を撮ったり船内を探検していると、あっという間にスキャグウェイ港が見えてきました。
スキャグウェイはアラスカクルーズの寄港地。夏は毎日何隻ものクルーズ船がやってきます。
この日は3隻。
手前には、プリンセスクルーズのコーラルプリンセス号。
写真がありませんが、オーシャニアクルーズのレガッタ号も停泊中でした。
下船の準備が整うと、車に戻るようアナウンスが流れます。
英語が聞き取れなくても大丈夫。階段付近がざわざわしてくるので雰囲気でわかるはず。
車に戻ったら乗船時と同様係員の誘導で船を降ります。この時もしっかり誘導してくれるのでご安心を。
これでフェリーの旅はおしまい。なんだか1時間じゃ物足りなかったかも⁉︎
次の記事はスキャグウェイ編です。
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