2019年夏休みにカナダとアラスカをRV（キャンピングカー）で旅行した我が家。
これまで13回にわたる旅行記にお付き合いありがとうございました。
今回は、旅行記のまとめを兼ねて我が家が旅したユーコン・アラスカのゴールデンサークルを紹介します。
山、湖、海、そして動物と、北国の自然を満喫できるとってもお勧めのコースです！
前回の記事はこちら↓
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旅行記をはじめから読む時はこちら↓
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ユーコン・アラスカのゴールデンサークル
ユーコンからアラスカにかけての大自然と19世紀のゴールドラッシュの歴史を感じるドライブルートです。
アラスカ州観光局ではヘインズを起点に時計回りに3泊4日のモデルコースを紹介しています。
我が家はホワイトホースを起点に反時計回りに6日間かけて周りました。
RVのレンタルや食料買い出し、日本からのアクセスを考えるとホワイトホース起点がベストだと思います。日本からホワイトホースへは、バンクーバーやカルガリー経由で乗り継ぎ1回で済みます。
8月下旬〜9月のゴールデンサークルは秋です。日中晴れれば半袖で過ごせますが、朝晩は気温が1桁まで下がることもあり、防寒対策は必須です。
ゴールデンサークルの主な町
ゴールデンサークル上にある主な町を紹介します。
ここで紹介した以外に町はなく、給油や買出しは計画的に。町以外では携帯は圏外になるので注意しましょう。
ゴールデンサークルを通り抜けるだけなら3泊4日で充分ですが、オプショナルツアーやアクティビティを組み込むなら、それぞれの町で2泊するといいでしょう。
我が家は最大の目的、グリズリーベアのためにヘインズで3泊しました。
ホワイトホース（ユーコン準州）
ユーコン準州の州都で、ゴールデンサークルで最大の街。
空港近くにRVレンタルの営業所があり、大型スーパーもあるので旅行中に必要なものはたいてい調達できます。
ホワイトホースは冬のオーロラで有名ですが、オーロラ自体は一年中出るため冬以外でも見られます（夏は夜が明るいので見にくいです）。
オススメは、8月下旬〜9月にかけての秋のオーロラ。
この時期は夜10時ごろには暗くなります。ダウンなど普通の冬服でしのげる寒さなので特別な防寒着も不要です。
RVレンタルと買出し情報はこちら↓
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ホワイトホースのRVパークについてはこちら↓
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ヘインズジャンクション（ユーコン準州）
ホワイトホースの西158km、車で2時間ほどの距離にあるヘインズジャンクションは、クルアニ国立公園観光の拠点となる町です。
カナダ最高峰のローガン山や国立公園の中にある氷河を見る遊覧飛行が出る町でもあります。
国立公園は1〜2時間ほどの短いトレイルから数日かかる縦走ルートまで、それぞれのレベルに合わせて楽しめます。
我が家は時間の都合上ドライブで通っただけになってしまいましたが、それでも雄大な山々の景色は圧巻でした。
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ヘインズ（アラスカ州）
ヘインズジャンクションからアラスカ州ヘインズまでは約240km、3時間半ほどのドライブ。
ホワイトホース〜ヘインズジャンクション間に勝るとも劣らない景勝道路です。
交通量も少なく、大自然の真っ只中に自分たちだけが取り残されたような錯覚に陥るかもしれません。
アメリカ国境を越えると時差が-1時間、スピードもマイル表示（1.6km＝1マイル）になります。
ヘインズは鄙びた海辺の町。小さいながらも地元の方が利用するスーパーやレストランがあります。
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見所はやはり周辺の大自然。フィヨルドでのラフティングや釣り、ハイキングなどアウトドアアクティビティが充実しています。
ヘインズは動物ウォッチングスポットでもあります。
8月〜9月はグリズリーベア、10月〜11月はハクトウワシが鮭の遡上を狙って集まってきます。
我が家の参加したクマツアーについてはこちら↓
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スキャグウェイ（アラスカ州）
ヘインズ〜スキャグウェイの移動はアラスカ州営フェリーが便利で快適。約1時間の長すぎない船旅で、フィヨルドの美しい景観も楽しめます。
1日1便なので車やRVを載せるときは早めに予約しましょう。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.comスキャグウェイの町は、クルーズ客向けに観光化されています。
町中はそれほど見所はないけれど、ゴールデンサークルではお土産を買える貴重な場所でもあります。
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一番人気のアクティビティは、景観列車ホワイトパス＆ユーコン鉄道。しかし、車やRVならこの鉄道に乗る必要なありません。理由は後述します。
そのほか、スキャグウェイ周辺は国立歴史地区に指定されていて、自然を楽しむというよりはゴールドラッシュ後廃れたゴーストタウンなど時代の足跡をたどる観光がメインとなります。
カークロス（ユーコン準州）
スキャグウェイ〜ホワイトホース間は180km、車で約2時間半。カークロスはその中間地点に位置する町です。
この山岳道路は景観列車ホワイトパス＆ユーコン鉄道と並行しているので、鉄道に乗らなくても同じような景色が楽しめます。
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カークロスでは、犬ぞりや砂金採り体験ができます。
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RVロードトリップの注意点
車での旅行に慣れていても、RVは少し勝手が違います。ここでは、RVのロードトリップを計画するときに気をつけたい点を紹介します。
RVの手配についてはこちらの記事もどうぞ↓
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暗くなる前にRVパークに入る
RVパークに入ったら、フックアップへの接続を自分でやる必要があります。慣れないうちは日没前の明るいうちにサイトに入り、フックアップ作業をした方がスムーズです。
特にレンタル初日は買い出しなどもあるので長距離移動はせず、近場のRVパークに泊まるのが無難です。
ちなみに8月下旬のゴールデンサークルの日没は21時ごろでした。
夕方以降は、動物が道路に出てくることがありますから事故にはくれぐれも気をつけてくださいね。
1日の移動距離に注意
車体が重いRVは乗用車のようにスピードが出ません。特に上り坂。
高速道路でも最大で1時間に90km（60マイル）ぐらいです。ロードトリップの計画するときはこれを目安に1日の移動距離を出しましょう。
乳幼児を連れた旅行ではどうしても休憩が多くなります。観光を全くせず移動するなら移動距離は500kmくらい（正味5〜6時間）が限度でしょう。
途中で寄り道して観光するなら、移動距離は250kmくらい（正味2〜3時間）にとどめておくと余裕です。
RV旅行での食事
RV旅行の醍醐味の一つが、食事です。自然の中で料理して食べるご飯は、格別に美味しいもの。
せっかくの旅行で料理に手間をかけすぎて疲れてしまうのは本末転倒。
疲れているときは自炊にこだわらず外食やデリに頼るのもいいと思います。
参考までに、我が家のメニューをご紹介します。
朝食
もともと朝は軽めの我が家。市販のものやウインナーを焼いただけのホットドックで済ませました。
- ホットドック
- シリアル
- ドーナツ
- コーヒー
昼食
観光に忙しいランチは、極力手間を省いたもの。外食や、デリでサンドイッチを買うこともありました。
- ピザ（オーブンで焼くだけ）
- パスタ（ソースは市販）
夕食
ゆっくり過ごせる夕食は少し豪華に。と言っても焼くだけ、煮るだけ、炒めるだけの簡単なものです。
- サーモンの塩焼、照焼
- ステーキ
- チキン照焼
- トマト煮
- サラダ（カット野菜を活用）
- 野菜炒め（冷凍野菜を活用）
皆さんのRV旅行が楽しいものになりますように！
RVロードトリップの前に立ち寄ったバンクーバー旅行記はこちら↓
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