動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

【3人子連れ】2019年夏 キャンピングカーで行くカナダ・アラスカ旅行記④〜スタンレーパーク編

2019年8月下旬に、カナダとアラスカを子連れ旅行しました。

今回は、バンクーバー滞在の後編。

残念ながら強風のため予定していたホエールウォッチングが欠航になってしまい、空いた時間でスタンレーパークを訪れました。

スタンレーパークでは家族でサイクリング!今となってはいい思い出です。

前回の記事、グランビルアイランド編はこちら↓

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この旅行記を最初から読むときはこちら↓

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スタンレーパークの概要

バンクーバーダウンタウンの北西にあるスタンレーパーク。都市公園としてはとにかく広く、公園内には水族館や観光馬車、ミニチュア鉄道などアトラクションがあります。

ハイキングトレイルも整備されているので、大都市にありながら自然を満喫することもできます。

Stanley Park | City of Vancouver 

公園内のマップはこちらから:Stanley Park printable maps | City of Vancouver

スタンレーパークでサイクリング

スタンレーパークの外周の遊歩道に平行するようにサイクリングロードが整備されています。

全長約9km、自転車で止まらずにいっても一周1時間くらいかかります。寄り道しながらだと2〜3時間くらいかかるでしょう。

レンタサイクル店「Spokes Bicycle Rentals」

スタンレーパーク近くのDenman Street(デンマンストリート)沿いにいくつかレンタサイクル店がありますが、我が家は規模の大きな「Spokes Bicycle Rentals」を利用しました。

Spokes Bicycle Rentals

借り方はとっても簡単。店に入り店内のiPadで名前や連絡先を登録します。すべて英語ですが、それほど難しくないはず。

登録ができたら、貸出受付へ。ここで店員さんに身分証を提示します。日本から行くならパスポートが無難でしょう。カナダや米国在住なら運転免許証でもOKでした。

そして借りる自転車のタイプを選びます。どれがいいかわからなくても、年齢などから店員さんが提案してくれました。

我が家は大人用シティサイクル(ママチャリ)、子供用自転車、マウンテンバイク、子供用トレーラーを借りました。

トレーラーは写真のように、子供を乗せてマウンテンバイクで牽引できるカートのようなものです。下の子2人を乗せて、パパが頑張って自転車をこぎました。

自転車用子乗せトレーラー

Spokes Bicycle Rentalsではヘルメット、荷物カゴ、自転車鍵が料金に含まれています。ヘルメット着用が義務付けられているので、きちんと着けましょう。

受付で貸し出し伝票をもらい、店外へ移動します。このとき周辺マップももらっておくといいです。

店外のスタッフに貸し出し伝票を見せると借りる自転車を持ってきてくれます。このときサドルの調整や鍵の掛け方をよく聞いておきましょう。

英語ですが、実際にやって見せてくれるので言葉がわからなくても大丈夫!

ちなみに、店の外は自転車でごった返しているので、気をつけてくださいね。

返却は、自転車をスタッフに引き渡して返却受付で料金を精算します。

サイクリングロード「Seawall」 

スタンレーパークの外周は、Seawallというサイクリングロードと遊歩道が整備されています。

自転車と歩行者は通路が分けられています(一部合流する部分もあります)。とはいえ、平日昼間でも自転車がそれなりに走っているので、くれぐれも事故に気をつけて走りましょう!

しばらく走ると、カナダプレイスを一望できる場所が出てきます。カナダプレイス近くのクルーズ港には、ディズニークルーズの船が停まっていました!赤い煙突のミッキーマークが目印です。

カナダプレイスとクルーズ船

出港の合図なのか、「星に願いを」まで聞こえてきて、クルーズ客ではない我が家もワクワク感が高まります。

公園にはビーチもあります。

この日は晴れているものの気温20℃くらいで風もあり涼しい日でしたが海水浴客が結構いました。

スタンレーパーク内のビーチ

一周コース上には数ヶ所売店(値段は高め)やお手洗いがあり、休憩には事欠きません。

子供のペースに合わせてゆっくり回ったら、たっぷり3時間近くかかりました。

プレイグラウンドや水遊び場もあるので、子連れファミリーは一日いても楽しめると思います。

スタンレーパークの動物たち

都会のオアシスのようなスタンレーパークでは、野生動物を見る機会も少なくありません。

ミウや、カモメといった海鳥はたくさんいます。

海鵜とカモメ

前を走る自転車が止まったと思ったら、すぐそばにアライグマの家族がいました!

アライグマ

アライグマの子供。とっても可愛い!

アライグマの子供

アライグマはスタンレーパークでよく見られるのか、売店近くでも見かけました。

写真には取れませんでしたが、木々の間にはリス、海ではアザラシも見ました。

グランビルアイランド〜スタンレーパークの行き方

グランビルアイランド〜スタンレーパーク間は、一本で行けるバスや電車はありません。

タクシーは簡単だけど渋滞に注意!

我が家はスタンレーパークに向かうときは、宿泊先のグランビルアイランドホテルのフロントに頼んでタクシーを呼んでもらいました。

ちなみに、バンクーバーには2019年8月現在、Uberはありません。

そして、タクシーはあまりお勧めできません。

まず、家族5人で乗れる大型タクシーを手配するのに20分くらい待ちました。

さらに、ダウンタウンとスタンレーパーク結ぶジョージア通りGeorgia Streetが大渋滞!

運転手さん曰くこの道はダウンタウンとノースバンクーバーを繋ぐ唯一の橋に続くので、いつも渋滞がひどいとのこと。

5km強の距離なのに乗車時間は40分くらい。待ち時間も入れると1時間くらいかかりました…。

景色のいいミニフェリー

そこで帰りはグランビルアイランド行きのミニフェリーを試してみることに。

スタンレーパークの最寄りの乗り場はVancouver Aquatic Center。最寄りといっても歩いて30分くらいかかります。

道順は簡単!レンタサイクルのSpokes Bicycle Rentals前のDenman Streetをまっすぐ、突き当たりで左折するだけ。

Denman Streetは日本食レストランも多く、食事にも良さそう。

突き当たりまで歩くと、海沿いの道に出ます。

ちょうど夕焼けがきれいな時間帯でした。

バンクーバーの夕焼け

ミニフェリーは、朝7時から夜10時まで5分間隔で折り返し運航しています。ほとんど待ち時間がないのが嬉しい。

運賃は大人3.5CAD、子供2.25CAD。往復だと割引があります。

乗船中にスタッフに現金で支払うか、グランビルアイランドの乗り場(カード可)で支払います。

ほんの数分の乗船時間ですが、運が良ければ湾内に住むゴマフアザラシが見られます。

泳ぐゴマフアザラシ

ブレてますが、左側に頭が写っています。

グランビルアイランドではパブリックマーケットの裏手に到着。スタンレーパークからの移動時間はトータルで40分くらい。

ちょっとした観光気分でミニフェリー、おススメです!

最新の料金などがあるは、ウェブサイトをどうぞ。

https://granvilleislandferries.bc.ca

 

次の記事では、いよいよホワイトホースでRVを借ります。

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