2019年8月下旬にカナダとアラスカを子連れで旅行しました。
バンクーバーで3泊した後は、ホワイトホースへ移動。いよいよRV(キャンピングカー)旅行が始まります。
今回は、ユーコン準州の州都ホワイトホースでRVを借りた時の様子やその後の買出しについてです。
前回の記事、スタンレーパークでのサイクリングの様子はこちら↓
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この旅行記を最初から読むときはこちら↓
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バンクーバーからホワイトホースへ
旅行4日目、今日はホワイトホースへの移動日。
チェックアウト時にホテルのフロントでタクシーを呼んでもらいました。
宿泊したグランビルアイランドホテルからバンクーバー空港までは約20分くらい。チップ込で40CADくらいでした。
Air Northに初搭乗
バンクーバー〜ホワイトホース間は、Air Northを利用しました。
Air North(エアノース)は、ユーコンを中心とした航空会社です。バンクーバー空港でのチェックインカウンターは国内線ターミナルの端っこにありました。
チェックインのスタッフはなんと日本人!テキパキとした気持ちのいい仕事ぶりでした。
ホワイトホースまでのフライトは約2時間15分。パーソナルモニターなどはありませんが、短時間なので問題なし。
バンクーバー上空を過ぎると、眼下にはこんな光景が広がります。
LCCではないので、軽食(サンドイッチとクッキー)が出ました。
サンドイッチはターキー、ハム、ベジタリアンの3種類から選べます。自分でマヨネーズとマスタードを塗るので、味はいたって普通です。
クッキーは、カントリーマアムのような柔らかいタイプ。ただし大きさな直径10cmほどとクッキーとしては大きい。温めて出してくれるので意外と美味しい。
機体は定刻どおり到着。ホワイトホース空港はバゲッジクレームが一つだけと、かなり小さい空港でした。
空港からRVレンタル営業所へ移動
ホワイトホースに到着したのは午後1時。RVの貸出時間は午後1時〜4時なので、早速レンタル会社Canadreamの営業所に向かいます。
Canadreamのホワイトホース営業所では空港(または市内)〜営業所間の送迎を行っています。
前日または当日朝に電話で時間を確認するようにとのことだったので、バンクーバー空港での待ち時間に電話してみると、「空港から『パルミエルキャブ』という会社のタクシーに乗れば料金を負担します」とのこと。
が、ホワイトホース空港で待機していたタクシーは1台だけ。聞くとパルミエルキャブではないという返事。
再び営業所に電話しようとすると携帯は圏外(AT&Tの海外ローミングを使ってます)、公衆電話もなぜか使えず…。
ホワイトホース空港のWi-fiにつなぎ、Skype電話でなんとか連絡が取れ、営業所のスタッフにパルミエルキャブのタクシーを呼んでもらいました。
この騒動で50分ほど時間をロス。
実はCanadreamの営業所は空港からかなり近く、タクシーでほんの数分で到着。 歩いても15分もかからない距離です。
さっさと歩いてしまった方が早かったかも?
RVの借り出し
営業所に着くと、スタッフから保険やオプションの説明を受けます。
我が家はロードサービスや返却時の清掃が不要になるパッケージを175CADで追加購入しました。
追加オプションとデポジット750CADを精算。デポジットは敷金のようなもの。返却時に問題がなければ返金されます。
その後、実際に借りるRVのところで装備の使い方や注意点を説明してもらいます。
燃料は1/4入っている状態だったので、返却時も同じくらい入っていればいいとのこと。
借りている間に不具合があった場合、基本的に営業所に要連絡ですが、軽微な修理(100CAD以内)なら、レシートがあれば連絡不要とのこと。
→その後、付属の上水ホースの水漏れが酷かったので購入しましたが、RV返却時にレシートを提示し、返却してもらえました。
その他、RV予約時に気をつけたいことなどは、こちらの記事をどうぞ!
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最後に車体の傷などを確認します。あとから疑いをかけられないよう、スタッフと一緒にしっかりチェックしましょう。
出発の前に
契約書にサインをして、いよいよ出発!…の前に、営業所にはRVの利用者が残した消耗品が「ご自由にどうぞ」と置いてあります。
中には開封済みの食品もあり、自己責任ですが、我が家は食品以外の日用雑貨をいただきました。
- ラップ、アルミホイル
- トイレ用お掃除シート
- 食器洗い洗剤
RV旅行の買出し
ここから6日間のRV旅行が始まります。RVが生活の場になるので、まずは必要なものの買出しです。
ホワイトホースでの買出しに便利なのは以下の2店舗。どちらもCanadream営業所から数分の距離で、貸出時に地図をもらえます。
ウォルマート
洋服からアウトドア用品までなんでも揃う大型店、ウォルマート。しかし、ホワイトホース店には生鮮品は売ってませんでした。
ここで買ったものは以下のとおりです。
- 子ども用品(オムツ、おしりふき)
- 加工食品(ウィンナー、粉チーズ、パスタ、パスタソース、牛乳、パン、シリアル)
- 調味料(塩、サラダ油、ケチャップ)
- 日用雑貨(紙皿、紙コップ、使い捨てカトラリー類、ゴム手袋、食器洗いスポンジ、紙ナプキン、ティッシュ)
- RV用品(トイレットケミカル、トイレットペーパー)
トイレットケミカルは、臭い防止にトイレの汚水タンクに入れる物です。RV用のとトイレットペーパー(英語でbath tissue)とは、シングル(英語で1ply)のもの。
どちらも自動車用品コーナーにありました。
スーパーマーケット「Save on Foods」
ウォルマートに生鮮品が売ってなかったので、近くのスーパーSave on Foodsでは食品を買いました。
ここでは以下のものを買いました。
- 袋入りカット野菜(ほうれん草、サラダキットなど)
- 果物(バナナ、リンゴ)
- 肉類(ひき肉、鶏モモ、ステーキ用牛肉)
- 調味料(キッコーマンの照り焼きソース)
- デリ(ピザ)
インターナショナル食品コーナーには、キッコーマンの醤油やお米、ふりかけも売っていました。
持参したものと持っていけばよかったもの
持参したもの
我が家がRV旅行用に持って行ったのは、小分けの醤油、旅行用の洗面用品と小分けの洗濯洗剤。
小分けの醤油はお寿司を買った時に付いてくる小袋です。市販のパスタソースに隠し味として入れたり、焼き魚にかけたりと大活躍でした。
RVパーク(キャンプ場)のシャワーにはシャンプー類がないので、旅行用のシャンプー、コンディショナー、ボディソープを持参しました。現地調達もできます。
RVパークには大体コインランドリーがあり、洗濯もこまめにできます。洗剤は現地調達も可能。
持っていけばよかったもの
持っていけばよかったのは、キッチンバサミとドライヤー。
RV付属の包丁はとにかく切れない!キッチンの作業スペースも限られるので、まな板いらずのキッチンバサミがあればもっと料理しやすかったと思います。
今回の旅行ではカット野菜や冷凍野菜を多用し、極力切る作業をなくしました。
そしてドライヤー。髪の長い女性なら必要だと思います。
電子レンジやエアコンとの同時使用に注意すれば、電源付きサイトで使えます。
次の記事はホワイトホースのRVパークについてです。
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