動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

5人家族にベストな飛行機の座席の取り方

我が家は子どもが3人の5人家族です。子どもが3人になって、旅行がますます楽しくなりました。

その反面、旅行の手配では少し工夫が必要になったと感じています。

一番大きいのは飛行機の座席。今回は、我が家飛行機の座席の選び方を紹介します。

5人家族になって一番困ったこと。それはホテルでも移動手段でも、3人家族または4人家族が基準になっていることです。

ホテルの部屋は大体が定員4名。バスなども2人掛けの座席が多いですよね。

そして、私が一番悩んだのが飛行機の座席でした。

我が家は春までアメリカの東海岸に住んでいて、日本に一時帰国するには長距離フライト必須。それ以外の旅行でも何かと飛行機に乗る回数が多かったです。

何度か5人家族でのフライトを経験して、我が家なりにベストな座席の取り方がわかってきたのでご紹介します。

飛行機の翼

子連れでの飛行機は座席指定がマスト

せっかくの家族旅行での飛行機、離れ離れに座るなんて嫌ですよね。子どもが小さいならなおさらです。

なので、事前の座席指定はマストです。LCCでは、運賃によっては座席指定が有料になるケースもありますが、ここはお金を払っても指定するべきです。

個人旅行では自分でフライトを予約するので、航空券購入時に座席指定を済ませましょう。

ツアーの場合、旅行会社によっては追加料金で並び座席を確保してくれることがあります。 

シートマップを調べよう

座席を指定するのに、まず調べた方がいいのが飛行機のシートマップ。

各航空会社のHPで見られるほか、SeatGuru(シートグル)というサイトでも調べられます。SeatGuruでは、搭乗日、航空会社、便名を入れることでシートマップが表示されますが、便利なのは快適なシートや悪いシートが表示され、利用者のコメントを見ることができる点。

シートマップのイメージ

このように、悪い席は赤で表示されますが、後方席は子連れには便利だったりするので、コメントを見て判断するといいでしょう。

Airline Seat Maps, Flights shopping and Flight information- Best Airplane Seats - SeatGuru

ポイントは末っ子の年齢

子連れフライトの難易度は、子どもの年齢で変わってきます。

個人的な体感ですが、1歳>>0歳(月齢にもよりますが)≧2歳>>3歳>幼稚園児>>>小学校低学年という感じです。小学生ともなると飲み物を自分でフライトアテンダントさんに頼んだり、荷物を持つのを手伝ってくれたりと、むしろ戦力になってくれます。

座席選びでポイントになるのは、末っ子の年齢です。年齢別に、座席の選び方をお伝えします。

飛行機のイメージ

末っ子が0〜1歳

2才未満の幼児は、膝上で席を取らないことが多いと思います。なので、5人家族なら席は4つ。

この場合は4席横並び席がベスト。大人が通路側に座り、安定飛行に入ったら肘掛を上げると真ん中の2席を子どもたちでシェアさせるとそこまで窮屈な感じはしません。

大型機では3-4-3や2-4-2といった座席配置なので、真ん中の4席を確保するのがいいです。

ただ、短距離路線では3-3の中型機が多く使われています。それでも前後に分かれるよりは横並びが便利でしょう。

上の子ふたりと大人ひとりが一緒に座り、もう一人の大人が末っ子を抱いて通路を挟んだ席に座るといいと思います。

例:(窓)子1-子2-大人(通路)大人&幼児膝上

もちろん、予算に余裕があるなら末っ子の席を購入すると、格段に楽になります。

1歳児連れフライトの極意はこちらから。

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

末っ子が2〜3歳

我が家の末っ子は現在3歳なので、このケースにあたります。

国際線では2歳以上は一席取らないといけません。5列横並びに座るよりは、3人(大人ひとり+子どもふたり)と2人(大人と子どもひとりずつ)に分かれて前後に座る方が便利です。

この時のポイントは、以下のふたつ。

  • 必ず大人が通路側をキープする。
  • 末っ子は後ろの列にする。

例:(窓)子1ー  子2   ー大人(通路)

  (窓)○ー子3(末っ子)ー大人(通路)

大人が通路側に座ることで、子どもの急なトイレや、フライトアテンダントさんに何か頼む時スムーズに対応できます。

そして、末っ子を後ろに座らせるのは、前の席の背もたれを蹴ったりしても、前に座るのが家族なら他の人に迷惑がかからないから!2〜3歳くらいだと、蹴ってはダメと言っても聞かないことが多いので、前の人に気を使わずに済みます。

2歳児連れの長距離フライト体験談はこちら。

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

末っ子が幼稚園以上

末っ子が幼稚園に入る頃には、上の子は小学生でしょう。この頃には、きっと長距離フライトもぐっと楽になっているはず。 

フライト予約時に、どんな席順にするか家族で話し合って決めるのもいいと思います。

経験上、子どもがある程度大きくなったら、家族旅行の計画段階で子どもの意見を聞く機会を作ると、子どもにとっても旅行が思い出深くなるようです。

きっとこの頃が子連れ旅行の黄金期ともいえる年齢だと思います。家族でたくさん旅行に行って、思い出を作りましょう。

上の子が小学校高学年や中学生になる頃には、塾や部活などで忙しくなり、なかなか家族で予定を合わせられなくなっていきますから。