2月のカナダでシロフクロウ観察に行きました。
その時、拠点にしたのがカナダの古都キングストン。シロフクロウ観察スポットに近いだけでなく、歴史ある街並みや美味しいレストランが立ち並ぶ、素敵な街だったのでご紹介します。
カナダの古都、キングストン
冬のシロフクロウ観察の拠点に最適なのが、キングストン。カナダ最大の都市トロントと首都オタワの中間に位置し、どちらの都市からも車で2〜3時間くらいです。
シロフクロウ観察スポットであるウォルフ島へのフェリーはキングストンの中心部から出ています。もうひとつの観察スポット、アマースト島行きのフェリーへも車で30分ほど。
シロフクロウを見た時の記事はこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
夏はアメリカ、カナダ両国にまたがるサウザンアイランド観光の拠点にもなります。
サウザンアイランド旅行記はこちら(この時はアメリカ側から観光しました)。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
キングストンはかつてカナダの首都が置かれた歴史ある街。オンタリオ湖沿いの中心部は、歴史を感じる街並みです。
ウォルフ島行きのフェリーからの眺めも最高でした。
5人家族で泊まるならここ!レジデンス・イン・キングストン・ウォーターエッジ
キングストンにはホテルがたくさんありますが、5人一部屋に泊まれるホテルはそれほどありません。
カナダのホテルは人数ではなくひと部屋いくら、という料金体系なので、ふた部屋に分かれると宿泊費が高くついてしまいます。そして単純に不便。
5人で一部屋に泊まれる数少ないホテルが、レジデンス・イン・キングストン・ウォーターエッジ。名前のとおり湖に面した立地で、中心部にも歩いて数分という便利な場所にあります。
2ベッドルームスイートは定員6人、寝室2室にキッチンやリビングスペースがあって長期滞在にも便利そう。しかも、寝室のベッドはキングサイズ2台なので、寝相の悪い子と添い寝でもバッチリ安眠できます。そして子連れに嬉しい朝食付きです。
難点は、壁が薄いのか隣の水音が聞こえたことと、駐車料金が1泊25カナダドル(+税)と高かったこと。駐車料金については地下駐車場で寒さや雪を気にせず車に乗れるので、冬の宿泊には納得の便利さでした。
何より全室スイート仕様で、一般的な客室より広くて子供たちが喜んでいたのがよかったかな。子連れ旅行にオススメです!
子連れOK!キングストンのオススメレストラン
キングストンでは美味しいレストランが多かったのも嬉しいポイントでした。普段アメリカの田舎町で全く美味しい外食ができていないせいもあるかもしれませんが…。
その中でもオススメを2軒ご紹介します!
Chez Piggy
カナダ料理のお店です。豚がキャラクターのようで、壁などに豚の絵が書かれていましたが、特に豚肉料理専門というわけではなさそう。
キングストン中心部にありますが、表通りから少し路地を入ったところにあるのでわかりにくいかも。
路地の入り口にはメニューが貼られています。
店構えはこんな感じ。表通りからは一切見えないので隠れ家感があります。
日曜日のブランチに伺って、私はスモークサーモンのエッグベネディクトを注文。トッピングがおいしいのはもちろんですが、特筆すべきはマフィン生地。外はカリッと中はふわふわで美味しかった〜。
生牡蠣も頼んでシェアしました。昼間だったし帰りの運転があるので飲みませんでしたが、絶対ワインに合うやつです。小学生の子供たちもぺろっと。
ハイチェアにキッズメニュー、お手洗いにはオムツ替え台ありと、おしゃれレストランなのに子連れ対応もバッチリで嬉しい限りでした。
Chez Piggy | Fine Dining in Kingston, Ontario
Toast & Jam Cafe
キングストン郊外にあるカフェ。朝食とランチのみの営業です。
キングストン中心部からアマースト島行きのフェリー乗り場に行く道沿いにあります。車がないと行きにくいかもしれません。
キングストンでも大人気店のようで、土曜日のお昼時には30分ほどの待ち時間がありました。待っている間は、併設のベーカリーを覗いたり、自由につまめるパンやお水があるので小腹を満たせます。
大人はサンドイッチとキッシュ、上の子たちはマカロニチーズを食べましたがどれも美味しかった!食べるのに夢中で写真はありません。
2歳の末っ子用にトーストとジャムを頼んだら、これが絶品!ここにきたら絶対に頼むべき。自分のメニューを完食してお腹いっぱいのはずなのに、このトーストとジャムならいくらでも食べられそうなくらい。
ここもハイチェア、キッズメニューあり。訪問時は赤ちゃん連れが多く、ガヤガヤした雰囲気だったので子連れでも気軽に入れます。
キングストンのバードウォッチングスポット
冬のシロフクロウ観察の拠点として便利なキングストンですが、キングストン周辺もバードウォッチングスポットとして人気です。
中でもオンタリオ湖の入り江Cataraqui Bayは、近くにある工場からの温かい排水で冬でも凍結しないので、水鳥たちが集まっています。
カナダガンCanada Gooseの数がとにかく多いですが、鴨や白鳥の姿も見えました。運が良ければ水鳥を狙うシロフクロウも見られるとか。
場所はこの辺り。
路肩に車を停めて観察になります。バードウォッチャーが時々来るくらいで車通りは少ないです。
キングストンはそれほど大きな街ではありませんが、オンタリオ湖など周辺に広がる自然や町歩きを楽しめるところでした。
トロントやオタワから日帰り〜1泊でじゅうぶん満喫できるので、是非訪れてみてください。