【ニューヨーク州】ナイアガラ帰りにりんご狩り
秋の味覚、りんご。意外に思われるかもしれませんが、りんごはニューヨーク州の名産です。
ニューヨークといえば大都会ニューヨークシティを思い浮かべますが、ニューヨーク州自体はとても広く、 ニューヨークシティから離れると、広大な田園地帯があります。
秋になると至るところにあるりんご農園で、りんご狩りが楽しめます。
もぎたてりんごは甘くてジューシー!子供達も喜んで丸かじりしていました。
秋はりんご狩りの季節
秋の風物詩である、りんご。
北海道と同じくらいの緯度に位置するニューヨーク州の秋は早く、りんご狩りのシーズンは9月中旬から10月にかけて。
「apple picking in NY」と検索すると、州内のりんご狩り農園が出てきます。
農業地域の道路沿いでは「U-pick」と書かれたのぼり旗があちこちに出ています。
ナイアガラの滝近くのりんご農園
我が家が今年りんご狩りをしたのは、Baker Farm Market and U-pick。
ナイアガラの滝から約30分ほど北東にドライブしたところにある農園です。
アメリカ側からナイアガラの滝を観光した後に立ち寄りました。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
平日は10時から18時まで、週末は10時から17時までなので、午後早めの時間にナイアガラを出ればりんご狩りを楽しめます。
りんご狩りをしてみよう
りんご農園に着いたら、受付にりんご狩りをしたい旨を伝えると、りんごを入れる袋がもらえます。
農園によって料金は違いますが、Baker Farm Market and U-pickではこの袋に詰め放題で15ドルでした。
受付近くにはワゴンが置いてあり、自由に使えます。小さい子ならワゴンに乗せることもできます(ワゴンを引く大人は大変ですが…)。
ずらっとりんごの木が並んでいます。品種ごとに列が違うので、受付スタッフか案内表示で確認しましょう。
我が家は日本でもおなじみ、「ふじ」りんごを取ります。
手前の木はほとんど取り尽くされていますが、奥の方に行くほど赤いりんごが残っていました。美味しそうなものをもいで袋にどんどん入れていきましょう。
ちなみに、味見もできます。袋に入れずにその場で食べる分は無料です。
子供達は赤いりんごを探すのに夢中で、30分くらいで袋がいっぱいになりました。
家に帰ってから撮ったので何個かなくなっていますが、この袋いっぱいで15ドルは安い!10kg近くはありましたから、スーパーで買うより断然お得です。
オススメの品種
アメリカのリンゴは日本にはない品種もあり、どれを選んだらいいか迷うほど。好みにもよりますが、我が家の好きな品種を独断でご紹介します。
ふじFuji
名前が表すように、日本原産の品種。甘みが強く、ジューシーです。
ハニークリスプHoneycrisp
甘みが強く、歯ごたえのある人気品種です。
レッドデリシャスRed Delicious
皮の赤みが強く、ハート型のような形です。特に甘みがあり、生でそのまま食べるのがオススメ。
りんご狩りだけじゃない!農園の楽しみ方
りんご農園で楽しめるのは、りんご狩りだけではありません。
ここでは、りんご狩り以外の楽しみを紹介します。
パンプキンパッチ
パンプキンパッチとは、かぼちゃの直売所のこと。
りんご狩りの季節はちょうどハロウィン前なので、たくさんかぼちゃが並んでいました。
写真のようなかぼちゃはカービング用です。種をローストして食べるくらいで、実は食用に向かないのでご注意を。
バウンスハウス
りんご農園には子供が好きなアクティビティが用意されていることが多いです。
Baker Farm Market and U-pickでは、バウンスハウスがありました。すいているので待ち時間なし、時間制限なしで好きなだけ遊べます。
写真は別の場所で撮ったものですが、こういった大きなバウンスハウスで思いっきり遊べるのでとても喜んでいました。
農園によってはコーン畑を利用した巨大迷路があるところも。
ファームマーケット
農園併設の直売所では新鮮な野菜や地元のハチミツ、手作りの焼き菓子などを買えます。
見逃せないのがアップルサイダー。りんごを皮ごと濾過せず絞ったジュースのことで、一般的なりんごジュースより濃厚な味わいです。
冷やしても、温めても美味しく飲めるアップルサイダーは、ぜひお試しあれ。
Baker Farm Market and U-pick
2100 Youngstown Lockport Rd, Ransomville, NY 14131
+1(716) 791-3440