動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

【アメリカからの一時帰国】2歳児の飛行機対策

先日、日本に一時帰国した我が家。

久しぶりに日本の家族や友人に会えるのは楽しみですが、悩みのタネは子連れ長距離フライト。

体力がついてきた2歳児との飛行機、やはりしんどいこともあったので、シェアしたいと思います。

2歳児との長距離フライトもやっぱり大変

以前、子連れハワイ旅行の記事で1歳児の飛行機対策について書きました。

この記事で、長距離フライトは1歳児が一番大変、ということを書きました。 

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

今回の一時帰国で、我が家の末っ子は2歳でした。こちらの言うことはある程度伝わるものの、「魔の2歳児」とも言えるイヤイヤ期です。

一時帰国のフライトでは理由のわからない大泣きや愚図りはなかったものの、2歳児との長距離フライトはそれなりに大変でした。

1歳児が一番大変ということに変わりないですが、2歳児もぐんと楽になるわけではないと、痛感しました。

2歳児連れフライト・我が家の場合

我が家の最寄りの空港からは、残念ながら日本への直行便はありません。そのため、今回の一時帰国では中西部のハブ空港、シカゴで乗り継ぎをしました。

空港に駐機する飛行機

往路(アメリカ→日本)編

午前便でシカゴへ。5時間の待ち時間の末、夕方5時台の国際線に搭乗しました。

乗り継ぎ待ちの間は、シカゴ空港内のプレイエリアへ。それでも5時間は長い…。プレイエリアの詳細は、以下の記事で紹介しています。

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

航空会社はANA、フライト時間は13時間ほど。気流の関係でアメリカから日本へ向かう方がフライト時間が長くなります。

離陸して約2時間で最初の機内食が出ます。我が家は9歳、6歳、2歳の子連れなので、6歳と2歳用にチャイルドミールをリクエストしておきました。チャイルドミールは大人用の食事の前に提供されます。

ANAとはいえ、アメリカ発フライトの機内食アメリカの工場で作られているので、内容は推して知るべし。

特にチャイルドミールはザ・アメリカンなメニューで我が家の子供達には不評でした。大人用の食事の方がよく食べてくれました。

機内食が終わると機内が暗くなります。このタイミングで子供達も就寝。空港のプレイエリアで長時間遊んだ後でさすがに疲れたのか、着陸直前までよく寝ていました。

大人もウトウトしたり、映画を見たりと、つかの間の休息時間が取れました。

復路(日本→アメリカ)編

問題は復路でした。

国際線は午前11時前に日本を飛び立つフライト。この時間だと、空港へも朝早く向かう必要がないので楽だと思っていました。

はい、夜ぐっすり眠って、朝は空港への移動のみで特に体を動かすこともなかった2歳児、エネルギー満タン状態です。

シカゴ到着は時差のため同日朝になるので、少しでも機内で寝てほしい(親も寝ておきたい)ものですが、まぁ寝ない。

一睡もしないままシカゴに到着したのでした。

疲れきった人

泣き叫ぶことこそありませんでしたが、とにかく体を動かしたかったらしく、席でジャンプしたり、家族の席(横一列の並び席)を行ったり来たり。挙げ句の果てに、通路に寝そべってしまうことも。その節は大変ご迷惑をおかけしました。

日本初のフライトではキャラ弁のようなかわいいチャイルドミールが出ます。 が、遊びたい気持ちが強すぎてあまり食べず、クラッカーやチーズをつまむ程度。

代わりに私が食べましたが、味はとっても美味しかったです!

キャラ弁

余裕がなくチャイルドミールの写真はありません。

タブレットで動画も見せましたが、途中で充電が切れるという失敗もあり、夫婦で交代で2歳児の遊び相手をして、とにかく疲れたフライトでした。

唯一の救いは、追い風に乗って予定より早く10時間半くらいでシカゴに着いたことくらい。

着陸時にはもうげっそり。乗り継いだ国内線で爆睡だったのは言うまでもありません。

2歳児の長距離フライトのポイント

今回の経験を踏まえて、2歳との長距離フライトに乗る時のポイントを考えてみました。

チェックリスト

前日の睡眠時間の調整

日本からアメリカに戻るときは、前夜にたっぷり睡眠をとっていたんです。

今思えば、前日はあえて少し夜更かしさせたり、朝早めに起こせばよかったと反省です。

空港に早めに行き、搭乗前に体を動かしておく

午前便の場合は、朝から空港に向かい、そのまま搭乗ということがほとんどなので、搭乗前に空港でいかに体力を使わせるかがポイントです。

国際線は空港到着は出発2時間前が目安かと思いますが、できれば3時間前、最低でも2時間半前までには空港に着くようにするといいでしょう。

小さい子連れは荷物が多く、身軽に動けないので、出発2時間前ではチェックイン→保安検査→出国審査→搭乗ゲート移動、と結構ギリギリになってしまうことが多いです。

早く空港に着いて時間が余れば、その分空港内を歩いたり、キッズスペースで遊ばせたりすることができます。

偏食の子は好きなおやつを多めに持ち込む

我が家の2歳児、なかなかの偏食です。上の子もふたりとも、2歳ごろは偏食だったのでもはや諦めて時間が解決してくれるのを待っているところです。

偏食の子は、慣れない飛行機で慣れない機内食を食べてくれないと思ったほうがいいです。

ただ、お腹が空くと子供は(大人も?)機嫌が悪くなるので、おにぎりでもパンでもお菓子でも、好きなものを多めに持ち込みましょう。

オススメは、バナナ。皮をむけばすぐに食べられ、食べかすがボロボロこぼれることもありません。ただし、生の植物に該当するので、外国には持ち込めません。機内で食べきるかm処分しましょう。

バナナ

iPad Proはバッテリー残量に注意 

今回乗ったANAの機体は、各座席にUSBポートがついていて充電が可能でした。

が、我が家が持ち込んだiPad Proは充電スピードが超遅く、バッテリーが切れてからは着陸まで使用することができませんでした。 

スマホは問題なく充電できたので、iPad Proの消費電力が多いためと思われます。ぜひ、バッテリ−100%の状態でフライトに臨みましょう。

 

小さい子と一緒のフライトはいろいろ対策をしても大変な場面があります。そんな中で希望を見せてくれたのは9歳と6歳の上の子でした。

パーソナルモニターを駆使して映画やゲームで時間を潰し、CAさんに自分で飲み物をオーダーする…ほとんど手がかからなかったので、夫婦で2歳児の相手に専念できました。

しんどいフライトもきっとあと数年。それまでは、パパママ、お互い頑張りましょう!