2021年春の道東旅行の中心は羅臼でのホエールウォッチングですが、合間に中標津をちょっとだけ観光しました。
さらに、中標津ではタンチョウまで見ることができました。
前回の記事はこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
旅行記を初めから読むときはこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
330°の絶景!開陽台
北海道ならではの広大な風景を見るならここ、開陽台です。
小高い丘の上にある展望台で、視界を遮るものがないので遠くまでよく見渡せます。
駐車場からでもこの景色!
展望台へは階段を登っていきます。
階段の途中には鐘があり、自由に鳴らせます。なかなかけたたましい音がします。
頑張って階段を登り切った先には、こんな絶景が望めます。
遠く、海の向こうの国後島まではっきりと見ることができました。
ぐるりとどこを見ても広がる視界で、開放感があります。
展望館からも屋上からも景色が楽しめますが、写真を撮るならガラスのない屋上の方がおすすめです。
ただ、私たちが行った時はとても風が強かったので、写真を撮ったらすぐに展望館の中に避難!屋内なので雨風をしのげて快適に過ごせました。
展望館の1階にはカフェがあり、軽食が食べられます。
ぜひ食べてほしいのが、幸せのはちみつソフトクリーム!
ミルク味のソフトクリームに地元産のハチミツがたっぷりかかっています。案外さっぱりした甘さで、あっという間になくなってしまいました(ので写真がありません)。
また、中標津のスイーツ店「シレトコファクトリー」のジェラートやドーナツも扱っています。
開陽台の基本情報
住所:〒086-1273 北海道標津郡中標津町俣落2256番17
営業時間:4月下旬〜10月末、9:00〜17:30(新型コロナウイルスの状況により変更されることがあります)
施設:カフェとキャンプ場併設、お手洗いあり。
費用:入場無料
開陽台 | 観光情報 | イベント・観光 | 中標津町公式WEBサイト
動物との出会いに期待!中標津のドライブルート
開陽台に続く町道北19号道路は、別名ミルクロードとも呼ばれ、長い直線道路の両脇に牧場が広がるドライブルートです。
ドライブ中にはあちこちでエゾシカの群れを見ることができました。
キツネも何回か見かけましたが、ドライブ中だとなかなか撮影が難しいですね。
エゾシカは朝から夕方まで、タイミングが合えばいつでも見られる印象です。
キツネは夕方によく道路沿いで見ましたよ。
タンチョウも見られた!
中標津のミルクロードでは、エゾシカやキツネの他に、道東を代表する鳥、タンチョウも見られました。
1mを超える大型の鳥で、白黒のわかりやすいカラーなのでまず見逃しません。
冬は給餌場の周りで大きな群れを作っています。冬の鶴居村はタンチョウ観察ではあまりにも有名ですよね。
夏には釧路などの湿原で子育てをしていて、訪れた5月初めは抱卵中で観察できないかと思っていましたので、これは嬉しい出会いでした。
頭が灰色っぽいのは幼鳥です。大人になると赤くなります。
幼鳥が2羽、頭の赤い成鳥について歩きます。
去年生まれた雛が親鳥と一緒に行動しているみたいです。雛は、生まれた次の年の春に独り立ちします。親といられるのも、あと少しかな。
飛んでいく姿も美しい…。
旅行中、ミルクロード以外に中標津空港近くの牧場でもタンチョウを見ました。
運が良ければタンチョウも見られる中標津ドライブ、おすすめです!
2014年夏にタンチョウを見てきた時の記事はこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
次の記事では、旅行中に味わった中標津のグルメを紹介します。