動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

近所で見られる動物をご紹介

我が家が住むアメリ東海岸は、ただいま秋本番。

もうすぐやってくる長く厳しい冬に向けて動物たちは冬支度に大忙しのようです。

今回は、旅行記から離れ、我が家の近所で見られる野生動物をご紹介します。

我が家はアメリカ北東部の郊外の町に住んでいます。

引っ越してきてまず驚いたのは、自然の豊かさ。住宅街のすぐそばだというのに、林や池があり、動物や野鳥がとても多いです。

日本で東京に住んでいた頃は、スズメ、カラス、ハトくらいしか見ることがなかったので、動物好きにとっては天国のようなところです。

ここでご紹介するのは、近所にいる代表的な動物たち。アメリカ在住の人には、あまり珍しくないかもしれません。

リス

一番よく見るのは、リス。この時期はドングリ集めに忙しいのか、毎日のように見かけます。

人家のすぐそば、ベランダにやってくることもありますが、アメリカではリスは庭を荒らす害獣扱いされています。

リス

シマリス

リスほど見かける頻度は高くありません。どちらかというと、住宅街よりも公園などでよくいます。

シマリスは冬眠するので、秋が終わった11月〜雪が溶ける5月ごろまで見られなくなります。

リスより小さく、背中のしま模様がかわいいので、我が家のお気に入りの動物です。

シマリス

グラウンドホッグ

リスの仲間で、ウッドチャックとも言います。ずんぐりむっくりした体型で、割と大型。顔はあまり可愛いと言えないかも。

シマリス同様、巣の中で冬眠するので、10月ごろ〜春まで見られません。

グラウンドホッグ

ウサギ

住宅街に住み着いています。体色が茶色くて、まさにピーターラビットそのもの。

夜行性なのか昼間はあまり見かけず、夕方以降によく出てきます。

可愛くて子供達は大好きですが、こちらもリスと並び庭を荒らす害獣として嫌われています。

茶色いウサギ 

シカ

朝方や夕方〜夜にかけて出てきます。秋の鹿は交尾のシーズンで気が立っているので危険だそう。

道路を急に横断するので、暗い時間帯の運転は本当に注意が必要です。なにせ体が大きいのでぶつかったら車も無事では済みません。

シカ

カナダグース

高級ダウンコートのことではありません。

とにかく年がら年中、毎日のように見ます。日本のスズメやハトのような存在で、誰も気に留めていません。

街中に住むグースは人に慣れていて、道路を我が物顔でゆっくりと渡るので、車の方が横断待ちしています。

この時期はみんな大人になっていますが、春先5〜6月ごろには可愛いヒナも見られます。

カナダグースの親子

オオアオサギ

近所の池を縄張りにしているようで、よく飛んできています。

すらっとした体型と長い足が優雅な鳥です。 池で魚を獲って食べているところをよく見ます。魚を捕まえる時は、首がビヨーンと伸びます。

オオアオサギ

白鳥

湖に住み着き、繁殖しているようです。春〜夏にかけて、灰色でふわふわ羽毛のヒナが見られます。

あまり近くでは見られないのですが、白い羽は遠くからでもよく目立ちます。

白鳥の親子

この他に、キツネやアライグマも見たことがあります(夜だったので写真なし)。

そして野鳥はとても種類が多いので、これから勉強していきたいなと思っているところです。