【ニューヨーク州でお出かけ】大富豪のお屋敷見学
3月まで住んでいたアメリカ・ニューヨーク州のお出かけスポットを紹介しています。
今回は、昔の大富豪のお屋敷です。アメリカの家は、とにかく広い!という印象ですが、大富豪のお屋敷ともなると家というよりお城というほど豪華でした。
ソネンバーグ・ガーデン&マンション州立歴史公園
今回紹介するのは、 ニューヨーク州フィンガーレイクス地域にある、ソネンバーグ・ガーデン&マンション州立歴史公園。
ここでのマンションは、集合住宅ではなくお屋敷という意味です。
アメリカの中では古くから都市として栄えていたニューヨークシティ。そこで財を成した人たちは、余暇を過ごすためニューヨーク州の田舎に別荘を建ててきました。
以前紹介したサウザンアイランドのボルト城もそのひとつです。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
今回紹介する、ソネンバーグ・ガーデン&マンション州立歴史公園も、もとはお金持ちの別荘でした。
銀行家、フレデリック・トンプソンは、ニューヨークシティに住むかたわら、彼の妻メアリーの出身地キャナンデーグアに40ヘクタールもの土地を買い、別荘を建てたのが始まりです。
ちなみに妻メアリーはニューヨーク州知事の娘です。上流階級とはこのことですね。
現在は州立歴史公園として、5〜10月の夏期限定で公開されています。
豪華なお屋敷を見学!
駐車場に車を止め、入場料を払ったら早速お屋敷を見に行きましょう。
駐車場からお屋敷までは徒歩10分くらいかかります。子供の足だと15分以上。もうこの時点で個人宅とは思えません。
きれいに整備された庭園を見ながらお散歩です。
中に入ると、ダイニングルーム。
大きな窓から光が入り、明るい雰囲気です。
隣の書斎は、ジャポニズムの影響か、日本人形や扇子が飾られています。
2階に上がると、落ち着いた雰囲気の寝室です。シックにまとまったインテリアが素敵。
こちらはマスターベッドルーム。南に面したいい場所にあります。テラスつき。
とにかく広く、我が家はこの一部屋だけで暮らせるのではないか、と考えてしまいました。
結婚式もOKの広〜い庭園
お屋敷を見学した後は、外の庭園もお忘れなく。
とにかく広く、いろんなセクションに分かれていて、中には日本庭園もありました。
私たちが行った6月は、ちょうどバラのシーズンで、バラ園には赤や白のバラが咲き誇っていました。
バラ園の中のガゼボは、修復中でした。
この庭園では、結婚式を挙げることもできます。このお庭なら、素敵な結婚写真が撮れそうですね。
ローマ風庭園の中には、結婚写真にぴったりの撮影スポットも。
庭園には池もあります。池にはおたまじゃくしがいっぱい!おたまじゃくし観察に夢中でした。
ただ、池の周りに柵などないので落ちないように見ていないといけません(そのため写真はありません。。)
そして野鳥もたくさん!動きが素早いのでこれまた写真はありませんが、のんびり身近な自然に親しむことができました。
基本情報
開園時間:火曜〜日曜の10〜16時(5〜10月のみ)
入場料:大人15ドル、4〜12歳3ドル、13歳以上の学生8ドル
住所:151 Charlotte Street, Canandaigua, NY 14424
フィンガーレイクス地方のほぼ中心、カナンデーグアという町中にあり、お店などもあります。
周辺は昔ながらの街並みが残っているので、車を置いて散策するのも楽しそう。
ナイアガラの滝からは車で1時間45分、ニューヨーク州第三の都市ロチェスターからは40分。
子連れ情報:
- ベビーカーOK、お屋敷は段差があるもののエレベーターあり。
- 敷地内のカフェは席同士の間隔が狭く、メニューも少ないので食事は公園外で済ませるのが良さそうです。周辺にはレストランがいくつもありました。
- 館内のお手洗いはおむつ替え台あり(女性用のみ確認)