東京都庭園美術館で開催されているルネ・ラリック展に行ってきました!
もともとガラス細工が大好きで、ラリックの繊細なジュエリーに目がない私。今回は、小学生2人連れで行きました。
子連れで東京都庭園美術館へ
今回は、動物観察からちょっと外れて、東京都庭園美術館の子連れレポです。
実は、美術鑑賞も趣味の私。子どもが産まれてから、美術館からはすっかり足が遠ざかっていました。
なぜなら、都内の美術館、すっごく混んでるから。ただでさえ人混みで気を使うのに、ウロチョロする子どもを連れてくなんて、もはや罰ゲーム状態ですよね…。
ですが、時が経つのは早い!上の子たちはいつの間にか大きくなり、小5の娘がアートに興味を持ち始めたこともあり、思い切って子連れで行ってみることにしました。
庭園美術館は、子どもがいない頃何度か行きましたが、子連れでは初。小2の息子も連れて行くので、内心やや不安でした。
ちなみにアメリカ在住中は何度か美術館に行きました。館内が広いから、人口密度が低くて子連れでも行きやすいのです。 その代わり広すぎて1日で回りきれない規模だったりします。
ワシントンD.C.のナショナルギャラリーなんて、無料で入れて最高でした。
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東京都庭園美術館「ルネ・ラリック リミックス」
現在、東京都庭園美術館では、「ルネ・ラリック リミックス」と称して、ルネ・ラリック展が開催中です。
ガラスを使った芸術はもちろん、アール・デコ建築も楽しめます!
会期:2021年6月26日(土)〜9月5日(日)
会場:東京都庭園美術館 本館&新館
休館日:毎週月曜日(ただし7月26日、8月2・9・30日は開館、8月10日(火)休館)
開館時間:10:00〜18:00(入場は30分前まで)
チケット:一般1,400円、大学生1,120円、中高生と65歳以上700円(小学生以下と都内在住在学の中学生は無料)
※チケットは日時指定の事前予約制です。公式HPから予約できます。
アール・デコ様式の旧朝香宮邸
東京都庭園美術館は、建物そのものが芸術といっていいほど美しいのです。
旧朝香宮邸だった建物は1933年竣工、国の重要文化財に指定されています。建物内部は最低限のリフォーム以外ほぼ当時のまま、アール・デコ様式を留めています。
現在は展示室にも使われている、大広間です。壁や天井の装飾が優雅ですよね。
こちらは姫宮の寝室と居間。家族一人ひとりがそれぞれの寝室と居間を持っていたそうで、宮家の暮らしぶりを想像するのも楽しいです。
バスルームは、昭和初期の建築とは思えないほど現代的。床のタイルも本当に素敵です。
こんなお風呂に毎日入れたら、美しくなれそう…。
繊細なジュエリーで目の保養
順路どおりに進むと、ジュエリーが展示されています。
ポスターなどに使われているチョーカー /ブローチ「シルフィード」。
ペンダントトップ「冬景色」 。アナ雪の世界が似合いそうです。
このほかにも、女性なら誰もが見とれてしまうようなジュエリーが盛りだくさんでした。娘と一緒にずっと眺めていたいくらいでした。
うっとりするガラス工芸たち
展示室にはジュエリー以外にも、ガラスを使った装飾品がたくさん!
こちらはテーブルセンターピース「三匹の孔雀」。孔雀の羽根が一枚一枚刻まれていて、その繊細さがすごい!
そんな繊細な芸術の数々が、旧朝香宮邸の内装と相まって素晴らしかったです!
ダイニングテーブルに置かれたテーブルウェアはその名も「ニッポン」。
殿下の書斎です。机の上のインク壺や灰皿、奥の棚のカーマスコットも展示作品です。
こんな趣のある場所で仕事をしてみたい…。
建築と芸術の相乗効果で、とにかく最高(語彙力)の空間でした!
ルネ・ラリック展の会期は9月5日まで。夏休みのお出かけにいかがでしょうか?
ガラスがテーマの美術館といえば、アメリカ在住時にニューヨーク州コーニングのガラス美術館にも何度か足を運びましたね。こちらもまた行きたいな。
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東京都庭園美術館の基本情報
住所:〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
アクセス:目黒駅より徒歩7分、白金台駅より徒歩6分、駐車場あり1回1,500円
電話:03-3443-0201(代表)
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日、年末年始
庭園入園料:一般200円、大学生160円、中高生・65歳以上100円、小学生以下と都内在住在学の中学生は無料
館内はエレベーター、授乳室、おむつ替え台があり、ベビーカーでもOKです。
庭園には、鯉がいる池や広い芝生があり、美術館は飽きてしまう幼児はこちらもおすすめです!