【妄想旅の計画⑦】固有種の宝庫マダガスカルを旅する
やっと全国的に緊急事態宣言が解除されましたね。長かった…。未就学児と小学生を抱えての引きこもり生活はなかなかハードでした。
ただ、我が家が住んでいる首都圏は、まだ完全に収束したとは言えない状況なので、旅行に出かけられるのは当分先になりそう。ということで、今回も引き続き妄想旅行です。
妄想旅行シリーズの一覧はこちら。
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今回は、インド洋に浮かぶアフリカの島、マダガスカルです。
マダガスカルでしか見られない動物たち
マダガスカルは長い期間、他の大陸と繋がっていなかったので、独自の進化を遂げた動物たちがたくさんいます。そのほとんどが、他では見られないマダガスカルの固有種です。
キツネザル
マダガスカルを代表する動物、キツネザル。何年か前に話題になった「横っ飛びシファカ」もこのキツネザルの仲間です。
キツネザルの魅力は、なんといってもこの愛嬌のあるとぼけた顔。
キツネザルの仲間は、猿の中でもより原始的な種類です。マダガスカルは孤立した環境で外敵となるような動物がいなかったため、原始的な猿であるキツネザルの仲間が生き残っているのです。
ちなみに、童謡「アイアイ」に出てくるアイアイもここマダガスカルに住んでいます。歌のイメージと違って、真っ黒な見た目から悪魔の使者ともいわれ、害獣扱いされています。
実際にはとても臆病な性格で、野生の個体を見つけるのは至難の技なのだとか。
カメレオン
マダガスカルは、世界のカメレオンのうち3分の2が生息しているという、カメレオン好きにはたまらないところです。
鮮やかな体色、ギョロリと動く目玉ととても個性的。マダガスカルでぜひ見てみたい動物のひとつです。
バオバブの木
動物ではありませんが、マダガスカルで外せないのがバオバブの木。悪魔が巨木を引っこ抜いて逆さにしたという言い伝えがあり、星の王子さまにも出てきます。
マダガスカルの西海岸、モロンダバにはバオバブの並木があり、並木に沈む夕日は観光名所となっています。
マダガスカルのモデルコース
遠く離れたインド洋に浮かぶマダガスカル 。日本からの移動に時間がかかるのはもちろんのこと、マダガスカルは道路の整備が十分でなく、国内移動もとにかく時間がかかります。
マダガスカル国内線は、遅延や欠航が頻繁に起こるなど悪名高く、旅慣れない我が家には旅行会社の手配が必須な気がします。
旅行のシーズンは、4〜9月の乾季。暑すぎず、観光に向いている気候です。
1日目〜2日目:日本からマダガスカルへ
日本からの直行便はもちろんなく、中東やエチオピア、ケニアなどでの乗継を経てマダガスカルの首都アンタナナリボに到着するのは2日目になります。
3日目:パルマリウムリザーブへ移動
マダガスカル最初の目的地は、パルマリウムリザーブ。マダガスカル東海岸の湖に突き出た地形にある保護区です。
ここでは10種類ほどのキツネザルやカメレオンが保護されていて、ロッジまで遊びに来ることもしばしば。希少種アイアイにも会える可能性が高いです。
ただ、アンタナナリボからの丸一日の移動です。
4日目:パルマリウムリザーブ
ウォーキングサファリで保護区の森を探索。夜はナイトウォーキングでアイアイを探します。
5日目:アンタナナリボへ移動
6日目:アンタナナリボからモロンダバへ
モロンダバへの陸路移動は、乾季でも13時間とかなりの長時間移動。できれば飛行機で移動したいところです。
7日目:バオバブ並木を観光
バオバブ並木は朝日と夕日がひときわ美しい時間帯です。昼間の時間帯は、のんびりするもよし、近場の(1時間以上かかりますが…)キリンディ国立公園でキツネザル探しもできますよ。
8日目:アンタナナリボへ移動
最後にバオバブ並木の朝日を見た後は、飛行機でアンタナナリボに移動します。
9〜10日目:帰国
もしケニア乗継なら、そのままサバンナでサファリ…なんてこともできるかも。お休みが長く取れるかどうかにかかってますね。サラリーマンは辛い。。
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