【妄想旅の計画④】ニュージーランドでペンギン三昧
新型コロナウイルスでお家時間が長くなったのを利用して、コロナ収束後の旅行プランを練りつつ、妄想旅行を楽しんでいます。
今回は、ニュージーランド編。人より羊の数の方が多い、と言われるくらい自然豊かなニュージーランドですが、ペンギン好きにはたまらない国です。
妄想旅シリーズの目次はこちらから
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
ニュージーランドで見られるペンギンは3種類
ペンギンは全世界に18種います。ニュージーランドにはそのうち7種が生息して、世界で最も多くの種類のペンギンがある国です。
ニュージーランドにいる7種のうち、4種は亜南極の島々にいて研究目的や特別なツアーでないと行けません。
通常の旅行者が見られるのは3種ですが、これでも十分多いですよね。この3種を紹介します。
イエローアイドペンギン
日本名はキンメペンギンまたはキガシラペンギン。名前のとおり瞳と頭が黄色いペンギンです。皇帝ペンギン、王様ペンギンに次ぐ世界で3番目に大きなペンギンです。
南島南東部の海岸沿いや、亜南極の島に生息しています。
ニュージーランド本土で見られる場所はいくつかありますが、1番簡単なのは、ダニーデン近郊のオタゴ半島にあるペンギンプレイスという私設保護区のツアーに参加すること。ツアー代は保護活動に使われます。数が激減しているので、見られないこともあるそう。
ブルーペンギン
リトルペンギンとも呼ばれる、世界最小のペンギンです。オーストラリア南部やニュージーランドに生息しています。
日中餌を取りに海に出かけ、日没後に集団で陸に戻ってくるので、ペンギンのパレードが見られます。
南島東海岸のオアマル、ダニーデンのロイヤルアルバトロスセンターで観察ツアーが開催されています。
フィヨルドランドペンギン
森の中に住む珍しいペンギンです。イワトビペンギンのように、黄色いトサカがあるのが特徴。生息数は3,000つがいほどと、こちらも絶滅危惧種です。
南島西部のフィヨルドランド国立公園にいて、運が良ければミルフォードサウンドのクルーズツアー中に見ることができます。
確実に見るなら、レイクモエラキ・ウィルダネス・ロッジに泊まり、観察ツアーに参加するのがベスト。繁殖期の7〜12月初め頃にかけて観察できます。
ペンギン三昧のモデルコース(7泊9日)
ニュージーランド本土で見られる3種のペンギンを全部見るモデルコースを作ってみました。
ニュージーランド国内の移動は、やはりレンタカーが便利。日本と同じ左側通行なので、日本で運転できる人なら違和感もないでしょう。
南島南部は山岳部が多く、意外と移動時間が長くなりがちで、日程も長くなってしまいました。ペンギンシーズンは9〜11月にかけて。この時期に長いお休みといえば、シルバーウィークくらいなのが難点です。
0日目:夜便でニュージーランドへ
日本からニュージーランドへの直行便はニュージーランド航空のみ。夜便で、次の日の朝に現地に着くフライトです。
1日目:レイクモエラキへ移動
ニュージーランド国内で乗継、クイーンズタウンへ。その後レンタカーを借り、レイクモエラキエラキウィルダネスロッジへ移動します。
2日目:アクティビティに参加
お目当てはもちろんフィヨルドランドペンギン!半日ツアーで秘密のビーチで観察します。そのほかにも、カヤックやうなぎの餌付けなど豊富なアクティビティが用意されているので、ロッジでは最低でも2〜3泊を推奨しています。
3日目:クイーンズタウンまたはテ・アナウへ移動
ウィルダネスロッジを後にし、次の日のミルフォードサウンド観光に備えてクイーンズタウン(車で4時間)又はテ・アナウ(車で6時間)へ移動します。
4日目:ミルフォードサウンド
ニュージーランドでやはり外せないのがミルフォードサウンド。クルーズツアーに参加すれば、ここに住むオットセイやイルカが見られるかも。
5日目:ダニーデン
最後の目的地、ダニーデンへ移動します。ダニーデン郊外のオタゴ半島ではイエローアイドペンギンとブルーペンギンが見られます。
夕方〜日没にかけてが目撃率の高い時間なので、2日間に分けて2種類のペンギンを観察します。
6日目:ダニーデン2日目
オタゴ半島はペンギンだけではなく、オットセイやアホウドリが見られる場所でもあります。夕方からは、前日に引き続きペンギン観察。
7日目、8日目:帰国