動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

【妄想旅の計画⑧】ブラジルのパンタナール大湿原

学校が再開するなど、最近は少しずつ日常を取り戻しつつあります。でも、まだまだ旅行など考えられない状況ですね。

なので、引き続き妄想旅行にお付き合いください。

国内、アジア、オセアニア、アフリカを経て今回は地球の裏側、南米です!

妄想旅行シリーズの他の記事はこちらから。

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

パンタナール大湿原

南米大陸のほぼ中央に位置するパンタナールは、世界最大級の湿地帯です。その面積は、なんと本州と同じくらい。ブラジル、ボリビアパラグアイの3カ国にまたがる巨大な平原です。 

ブラジル側のパンタナールは北パンタナールと南パンタナールに別れ、それぞれ拠点となる街も異なります。北パンタナールの拠点はクイアバ、南パンタナールはカンポ・グランジという街です。どちらも首都サンパウロから飛行機で2時間前後。

パンタナール観光

パンタナール観光は、湿原内に点在するエコロッジに滞在し、ゲームドライブや乗馬、ボートサファリなどのアクティビティに参加するのが基本です。

4泊や5泊のパッケージになっているので、ロッジに到着してしまえば、あとはお任せ!

大湿原の中のロッジとはいえ、中にはプールなどがあって快適な滞在ができるところもあります。

私が気になっている宿は、北パンタナールのAraras Eco Lodge。ルリコンゴウインコがマスコットになっていて、バードウォッチングも楽しめそう。

ロッジ所有の保護地区が広く、パッケージの中には珍獣ジャガーを探しに行くものもありました。

araraslodge.com.br

パンタナールの動物

カピバラ

世界最大の齧歯類(ネズミの仲間)です。

ブラジルでは割とその辺にいる動物らしいのですが、日本ではもちろん動物園でしか見られません。パンタナールではほぼ必ず見られるようです。

カピバラのイメージ

ワニ

パンタナールにいるのは、カイマンという種類のワニです。乾季には水場に集中するので、観察しやすくなります。

ワニのイメージ

これはフロリダで見たアリゲーターです

アリクイ

パンタナールにいるアリクイは、オオアリクイとコアリクイの2種類。名前の通り、長い舌でアリやシロアリを絡めとって食べます。

コアリクイは、二本足で立ち上がって威嚇するポーズが可愛いと話題になったこともあります。

オオアリクイのイメージ

この他、パンタナールには野鳥もたくさん!現地でトゥユユと呼ばれる、ズクロハゲコウを始め、カラフルなインコなど、バードウォッチングも楽しめます。

ズクロハゲコウのイメージ

世界最大の飛ぶ鳥、トゥユユ

パンタナール旅行のモデルコース

パンタナールのベストシーズンは、乾季でもある7〜10月。ちょうど夏休みや秋の連休の時期でもあります。

とはいえ、南米はやはり遠い。長めのお休みが取れる時期に行きたいですね。

ここでは、上で紹介したAraras Eco Lodgeの4泊5日パッケージを例にモデルコースを作ってみました。

1〜2日目:サンパウロ

日本を飛び立ち、北米または中東経由でブラジル最大の都市サンパウロへ。サンパウロへ着くのは大体2日目の夜です。

3日目:パンタナールのロッジへ移動

朝の国内線で北パンタナールの拠点となる都市、クイアバへ。その後、送迎車でロッジに向かいます。

移動中に通るのはパンタナール横断道路。この道路沿いは、動物観察の絶好のスポットでもあります。

4〜6日目:ロッジのアクティビティに参加

ロッジでは、3泊または4泊でアクティビティと宿泊がパッケージになっています。

滞在中は、カヌーやサファリドライブ、乗馬やトレッキングなどで動物を見つけに行きます。希望すればピラニア釣りも体験できます。

7日目:ロッジを出発

フライトに合わせてロッジを出発し、国内線でサンパウロに戻ります。この日はサンパウロで1泊。

8〜10日目:帰国

サンパウロから北米または中東経由で帰国。移動だけで行きは2日、帰りは3日かかるという、なかなかの大移動です。

お疲れ様でした。

勤め人が10日間のお休みを取るのもなかなか大変ですが、もっとおやすみが長ければ、世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝やアマゾンのジャングル、レンソイス砂丘などブラジルには気になる場所がたくさん!

せっかく長い距離移動するので、1ヶ月くらいバカンスを取って満喫したいなーと、妄想しています。

もちろん、当分行ける見込みはないんですけどね…。老後の楽しみにしておこうかな?