新型コロナウイルスでお家時間が長くなったのを利用して、コロナ収束後の旅行プランを練っています。いろいろなサイトやガイドブックを見て、想像で旅行に行った気になりますよ。
今回は、スリランカ編。実はアフリカに次ぐサファリスポットなんです。
妄想旅シリーズの目次はこちらから。
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隠れたサファリスポット、スリランカ
スリランカといえば、世界遺産シーギリヤロックにアーユルヴェーダ、仏教遺跡が有名ですが、実は隠れたサファリ天国でもあります。
国土の約10%が国立公園や自然保護区に指定され、ジープに乗って動物を探す、アフリカのような本格的なサファリが楽しめるんです。 さらに、海に出ればホエールウォッチングだってできます。
見られる動物
アフリカのサファリではBIG5と呼ばれる、5種類の人気動物(ライオン、ヒョウ、ゾウ、サイ、バッファロー)がいますが、スリランカのサファリでもBIG5がいます。
スリランカのBIG5は、ヒョウ、ナマケグマ、ゾウ、そして海にいるシロナガスクジラとマッコウクジラ。
特にヒョウはアフリカのサファリでもなかなか見られないレアキャラですが、スリランカはヒョウの生息密度世界一とも言われています。スリランカ南西部のヤーラ国立公園では、3、4回サファリをすれば1回はヒョウを見ることができると言われています。
このほかにも孔雀やオオトカゲなど、スリランカならではの動物が見られます。
スリランカサファリ三昧のモデルコース(8泊9日)
スリランカは電車やバスもありますが、サファリをする地域は交通が不便なところばかりなので、ツーリストカーという運転手付きの車をチャーターするのが一般的です。
スリランカは北海道よりやや小さいくらいの面積ですが、見どころが点在しているので短期旅行では全てを見切れないのが実情です。ということで、モデルコースはやや長めの9日間。1週間の平日休みに前後の土日をくっつければなんとか行ける…かな?
スリランカBIG5のうち、シロナガスクジラとマッコウクジラは過去のホエールウォッチングで見たことがあるので、今回は外しています。
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1日目:スリランカへの移動日
日本からスリランカ、バンダラナイケ国際空港へ。スリランカ航空はモルディブ経由です。韓国や香港、シンガポール乗継もあります。
この日は空港近くか、車で20分のニゴンボ泊。
2日目:ウィルパットゥ国立公園
朝からツーリストカーで北へ4時間ほど移動し、スリランカ最大の国立公園、ウィルパットゥ国立公園へ。
ここでの狙いはヒョウとクマ。訪れる人が比較的少なく、静かな環境でサファリできるのも魅力です。
早速、夕方からのサファリに参加。
3日目:ウィルパットゥ国立公園
朝から昼前までサファリに出かけます。日中は動物の動きが鈍くなる上に暑いので、ホテルでゆっくり休み、夕方から再びサファリへ。
4日目:ダンブッラ
この日はダンブッラへ移動します。
ダンブッラは世界遺産の黄金寺院がある町です。
ダンブッラの森には固有種のスレンダーロリスが住んでいて、ナイトツアーで会えるかもしれません。クリクリな目がキュートなサルの仲間です。
5日目:ヌワラエリヤ
ダンブッラからヤーラ国立公園までは長距離移動になるので、まずは中間地点の避暑地ヌワラエリヤへ。
この辺りは紅茶の産地でもあり、工場見学をしたり、試飲を楽しめます。
6日目:ヤーラ国立公園へ移動
スリランカで1番人気のヤーラ国立公園へ移動。ヒョウの生息密度は世界一と言われています。
夕方からサファリへ出かけます。ここはヒョウやゾウの目撃率が高い場所です。
7日目:ヤーラ国立公園サファリ
ヤーラ国立公園で朝夕2回サファリへ。ヒョウに会えるかな?
8日目:コロンボへ移動
ヤーラからバンダラナイケ国際空港へはの大移動。
次の日のフライトに備えて、空港近くまで移動しておきます。
9日目:日本に帰国
お疲れ様でした。
途中で連泊があるとはいえ、なかなかハードな日程になってしまいました。この旅行のルートを地図で見ると下のようになります。スリランカの南半分をぐるっと周遊するようなルートです。
ウィルパットゥとヤーラは対角線のような位置関係なので、どうしても移動距離が長くなってしまいます。サファリだけではなく、遺跡観光もしたい!という場合はどちらはに絞った方がゆったりした日程になるかもしれません。