2024年7月、家族旅行でケベック州内をロードトリップしました。最後の観光は、世界遺産にもなっているケベック旧市街。中世ヨーロッパに迷い込んだようなかわいい街並みでした。
- 世界遺産ケベック旧市街の歴史地区
- お城のホテル、フェアモント・シャトーフロンテナック
- 首折れ階段からプチ・シャンプラン通りへ
- 壁一面のフレスコ画
- ロイヤル広場と勝利のノートルダム教会
- おまけ ケベック旧市街の夕景を対岸から見る
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旅行7日目、楽しかった旅行もいよいよ終盤。最終日は帰宅のための移動日なので、観光できるのは実質この日が最後です。
朝からお天気に恵まれたので、ケベック旧市街の街歩きを楽しむことにしました。
世界遺産ケベック旧市街の歴史地区
ケベックシティは、北米唯一の城郭都市としても知られ、1985年に世界遺産にも登録されています。その美しい街並みは、まるでテーマパークのアトラクションのようで、歩いているだけで楽しくなりました。
ちなみに、ケベック州の州都は意外にも州内最大都市のモントリオールではなく、ここケベックシティなのです。
お城のホテル、フェアモント・シャトーフロンテナック
まず向かったのは、ケベックシティの象徴とも言えるホテル、フェアモント・シャトーフロンテナック。旧市街のど真ん中に位置し、お城のような佇まいです。
庶民の我が家にはちょっと手の届かない高級ホテルなので、宿泊はせず外から眺めただけですが、たくさんの観光客で賑わっていました。いつか泊まってみたいな。
シャトーフロンテナック前のテラスデュフランからは、セントローレンス川を挟んで対岸まで見渡せます。
首折れ階段からプチ・シャンプラン通りへ
急角度な首折れ階段を降りて、北米最古の繁華街と呼ばれるプチ・シャンプラン通りに向かいます。夏のオンシーズン、朝からたくさんの人手です。
プチ・シャンプラン通りは可愛らしい商店街。おしゃれな雑貨屋さんやギャラリーが並んでいました。この日は暑かったのでアイスを食べつつ歩きました。
壁一面のフレスコ画
プチ・シャンプラン通りの両端付近には、壁一面に描かれたフレスコががありました。どちらの絵も細かなところまでよく描写されていて、遠目から見るとまるで実物のように見えました。
よく見ると、壁のレンガ一個一個、本のタイトルまで描かれています。とてもリアルです。
ロイヤル広場と勝利のノートルダム教会
ロウワータウンのロイヤル広場にはおしゃれなレストランやカフェのテラス席が並んでいました。
左側に見えるピンク色の巨大な人形は、ケベックシティのキャラなのか、旧市街の至る所にいろんなポーズの人形が設置されていました。
ロイヤル教会の一角にあるのが勝利のノートルダム教会。石造りのこぢんまりした教会でした。中に入ってみると、外の喧騒を忘れさせる神聖な空間でした。
ここで、教会内を歩いていたら足を椅子にぶつけて、爪が剥がれて流血する事態が発生。あまりの痛さにしばらく動けず…消毒薬やら絆創膏やらを調達するために街歩きはここで終了。後ろ髪を引かれる思いで旧市街を後にしました。
おまけ ケベック旧市街の夕景を対岸から見る
ケガの手当てをして、再び歩き回れるようになったので、夕暮れ時のケベックシティを眺めに行くことにしました。
宿泊先のAir B&Bはケベックシティの対岸にあるレヴィという街にあり、フェリー乗り場に隣接する公園から、ケベック旧市街を見ることができます。
シャトー・フロンテナックが正面に見えます。7月上旬のこの時期は日が長く、夜9時ごろでこの明るさです。
ケベックシティとレヴィを結ぶフェリーも眺めがいいと評判ですが、残念ながら旅行中はストライキと重なり、フェリー運航が停止されていて、乗れませんでした。
最後にちょっとしたハプニングがあったものの、ロードトリップを終え、翌日には家路に着きました。