2025年の夏休み家族旅行は、ケベック州ガスペ半島をぐるりと一周するロードトリップ!
半島先端のフォリオン国立公園2日目も短いトレイルでハイキングを楽しみました。
前回の記事はこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
この旅行記を最初から読むときはこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
旅行8日目。フォリオン国立公園2日目にして最終日です。午後には次の目的地へ移動するので、実質残り半日。
前日に引き続き、天気は快晴。ですが、前日よりも気温は上がり、最高気温は30℃近くと、ハイキングにはちょっと暑いくらい。
なので、本日のトレイルは短距離、高低差最小限をキーワードに選びました。
Le Pic-bois Trail(往復4.8km、高低差153m)
所要時間1時間半の中級トレイルです。 Pic-boisとは、フランス語でキツツキのこと。名前の通り、キツツキや鳥を見るのにいいトレイルだそうです。
後述するLa Chute Trailと駐車場は共通です。
トレイルヘッドから約300mの区間はLa Chute Trailと同じです。La Chute Trailはフォリオン国立公園でもそこそこ人気のトレイルで人も多めですが、Le Pic-Bois Trailの分岐以降はほぼ貸切状態でした。

共通区間は沢に下るので少し坂ですが、それ以降はほぼ平坦で歩きやすいです。

が、先に言っておくと、我が家はこのトレイル完走していません。おそらく半分くらいの地点で引き返しています。
あまりにも暑かった…
日本の猛暑と比べたら遠く及ばない気候ですが、カナダの穏やかな夏3年目ともなると、すっかり体が暑さに弱くなってしまっています。ただ、家から遠く離れた旅先で無理は禁物なので、勇気ある撤退ということにしておきます。
森の中を進むトレイルで景観などは望めず、また鳥の気配もほとんどなかったのも理由です。朝ゆっくりスタートですでに9時を回っていたので鳥を見るには遅すぎたのかもしれません。
トレイルの途中で唯一鳥が出たところでしばしバードウォッチング。小さなキツツキが数羽いましたが、あまりにもすばしこくていい写真は撮れず。

鳥が出たのは本当にトレイル真ん中あたりのこの地点だけ。その後しばらく進んでも鳴き声すら聞こえなかったので引き返しました。
La Chute Trail(1kmループ、高低差90m)
約1時間くらいでLe Pic-bois Trailから引き返してきた我が家。暑いしつまらない!という不満たらたらの子供たちを説得しつつ、お隣La Chute Trailへ。
Chuteとは、フランス語で滝の意味。ゴール地点では、小さな滝があり、滝壷で水遊びができます。

滝自体は、落差も水量も大したことはないですが(失礼)、滝壺の水が冷たくて気持ちいいです。冷たすぎて数分手を浸していると指の感覚がなくなるほど。水辺の温度も周辺より明らかに低い気がしました。
こんなに冷たい水なのに、みなさん水着でじゃぶじゃぶ水に入っています。水深は浅くて滝の真下でも大人の腰より低いくらいですが、底が大変滑りやすいのでがっつり水遊びする人はウォーターシューズ必須です。
軟弱な我が家は水辺で手足をつけるくらいで大満足。
Forllion National Parkビジターセンター
ハイキング&水遊び後の腹ごしらえに、ビジターセンターに向かいました。国立公園内に3か所ある飲食店のうちのひとつがビジターセンター内のカフェです。
ビジターセンターはすごく立派な建物で、Forllion National Parkの自然についても学べます。悪天候時の立ち寄り先に最適かと。


Cafe DesRosiersでランチ
ビジターセンターの中にはカフェが併設されています。こういう国立公園の中のカフェってあんまり美味しいものを出すイメージがなかったのですが、ここはいい意味で期待を裏切る、美味しいランチが食べられました。
サンドイッチ、サラダ、レモネードどれをとっても美味しく、街中のおしゃれなカフェで食べるものと遜色ないくらいです。

写真のセットは20ドルくらい、クロワッサンやデニッシュ類は単品で6ドルくらいでした。カナダの物価を考えると観光地価格としては良心的な方だと思います。
炎天下ハイキングの疲れと空腹を癒して、次の目的地へ向かいます。
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