2022年1月に群馬県立館林美術館に行ってきました!お目当ては彫刻家フランソワ・ポンポン展。
近くにある多々良沼では、冬の間にやってくる白鳥も見れましたよ。
群馬県立館林美術館で彫刻を見る
1月の週末、日帰りお出かけとして群馬県立館林美術館に行ってきました。
我が家からは車で1時間ちょっとで到着。
お目当ては、こちらフランソワ・ポンポン展です。
ポンポンは、フランスの彫刻家で、19世紀後半〜20世紀初めにかけて活動していました。
ロダンというあまりにも有名なアーティストと比べると日本での知名度は高くありませんが、代表作「白熊」は、パリのオルセー美術館に展示されています。
その昔、卒業旅行で行った時に見た白熊の彫刻に一目惚れしたものの、その後パリに行く機会はなかったので、今回の展示会はとても楽しみでした!
↓青い看板に白熊の写真があります。
館林美術館では、以前からポンポンの作品をコレクションしており、屋外エリアにもポンポンの彫刻が展示されています。
ポンポン展については撮影不可だったため、写真はありません。オルセー美術館に飾られていた白熊も、小さいサイズのものが展示されていたり、とても見応えのある内容でした。
美術館の別館「彫刻家のアトリエ」には、フランスにあるポンポンのアトリエの資料が常設展示されています。外観からフランスの雰囲気が漂っています。
別館に入ると、大きな雄鹿の彫刻がお出迎え。
アトリエも素敵な雰囲気で、まるで今にも彫刻家が作業を始めそうな感じですね。
残念ながら館林美術館でのポンポン展は2022年1月で終了ですが、収蔵されているポンポンの作品の一部は常設展示されています。
群馬県立館林美術館ホームページ Gunma Museum of Art,Tatebayashi
ポンポン展自体は、2022年3月29日まで千葉県の佐倉市立美術館で巡回展示中です。
開催概要/巡回情報|フランソワ・ポンポン展 〜動物を愛した彫刻家〜 公式サイト|François Pompon Exhibition
多々良沼で白鳥を観察
館林美術館での鑑賞を1時間半ほどで終えて、すぐ近くの多々良沼公園へ移動しました。歩いても行ける距離ではありますが、寒かったので車で移動しました。たった数分で着きます。
白鳥の観察ポイントはいくつかあるようですが、ちょうど時間が合ったので、給餌場所である「夕陽の小径」に行ってみることにしました。上の地図のゴール地点の辺りです。給餌は、15時〜16時ごろに保護団体の方が行っているようです。
訪問時には、餌がもらえることがわかっているのか、カモと白鳥がたくさん集まっていました。
多々良沼で見られる白鳥は、コハクチョウという種です。体の色がグレーの個体は、まだ若い幼鳥です。
スタッフの方がバケツで餌を撒くと、餌めがけて熾烈な競争が始まります。カモと白鳥入り乱れて結構アグレッシブです。
遠くから飛んでくる白鳥もいましたよ。
近くで観察でき、食事の様子も見られるので給餌の時間に合わせた訪問がおすすめです。ただ、「優雅に泳ぐ白鳥」というイメージからはほど遠い姿かもしれません(汗)。
白鳥観察のルール
観察場所にも掲示されていますが、白鳥は警戒心が強いので、危険な場所と認識すると寄り付かなくなることがあるそうです。
以下のルールを守って観察しましょう。
- 白鳥に近づいたり触ったりしない(近づけないようロープが張られています)
- 決められた保護団体以外餌やり禁止
- ペット(犬、猫など)連れ禁止
- フラッシュ撮影禁止(実際注意されている方もいました)
- 白鳥を驚かせない(驚かせて飛び立つ姿を撮影するという不届き者がいるようです)
子連れでも観察しやすい場所ですので、マナーを守って白鳥観察を楽しみましょう!
群馬県立 多々良沼公園 ホームページ - 多々良沼公園の公式ホームページです。
「夕陽の小径」に近い駐車場には、自販機、お手洗いがあります。