2024年7月、家族旅行でケベック州タドゥサックに行ってきました。ホエールウォッチングの町、タドゥサックでは毎日クジラやベルーガを見て、クジラ三昧の滞在となりました。
前回の記事はこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
この旅行記を最初から読むときはこちら。
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前回の記事では、無料でホエールウォッチングが楽しめるハイキングトレイルや、運が良ければベルーガに会える(かもしれない)無料フェリーをご紹介しました。
ホエールウォッチングの町タドゥサックでは、もちろんボートツアーでクジラを見ることもできます。熟練のガイドさんがクジラを探してくれるので、自力で探すよりもクジラを見られる確率は上がりますし、解説を聞いてクジラの生態について学ぶこともできます。
ツアー会社の選び方
セントローレンス川でホエールウォッチングツアーを行うツアー会社は数社あります。ツアー会社を選ぶポイントは、ズバリ船のタイプ。ゾディアックと呼ばれるゴムボートか、屋根付きの大型船、どちらを選ぶかで決まってきます。
ゴムボートツアー
ゴムボートは、写真のような20〜30人乗りのものが多いようです。水面が近く、クジラを見る時は臨場感がありそうです。反面、屋根がないので雨天時が辛いかもしれません。
大型船ツアー
大型船は船室があり、ツアー中も比較的快適に過ごせます。自由に歩き回れて、お手洗いもあるので、船酔いが心配な方や子連れで参加するなら大型船がお勧めです。
タドゥサックを拠点としているホエールウォッチングツアー会社は、次の2社です。
Croisieres AML
我が家が参加したツアー会社です。
セントローレンス川のホエールウォッチング会社では唯一、ゴムボートではない大型船によるツアーも催行しています(ゴムボートのツアーもやってます。)船酔いが心配だった我が家は、こちらを選択しました。ゴムボートと比べて定員が多いので、繁忙期でも予約が取りやすいと思われます。
ツアー料金は、大人(13歳以上)114.99カナダドル、5〜12歳84.99カナダドル、2〜4歳44.99ドルでした。(2024年現在)
Whale Watching Boat Tours in Tadoussac and Charlevoix | AML Cruises
Tadoussac Autrement
こちらは、ゾディアックと呼ばれるゴムボートによるツアーです。Googleレビューがすごく良いので迷いました。定員が少ないので、日程が決まり次第予約することをお勧めします。
Tadoussac Autrement | VOIR | DÉCOUVRIR | VIVRE | S'ÉMERVEILLER | Autrement...
ホエールウォッチングツアー体験記
ツアー当日は、あいにくの雨&霧というコンディション。特に霧で視界が効かないので、クジラが見られるか半信半疑で乗船しました。
船は、タドゥサックからの乗客を乗せた後、対岸の町からの乗客も乗せてから出発しました。
出発後ほどなくして、ミンククジラという比較的小型のクジラを発見しました!
ちなみに、ツアー中は英語とフランス語両方でアナウンスが入ります。この日は英語圏からの団体客がいたためか、英語のアナウンスが多めでした。
クジラの向こうに見えているのは、ハイキングトレイル上からクジラを観察する人たちです。岸からこんなに近くでクジラを見られるなんて、貴重な場所ですよね。
数頭のミンククジラを見た後は、ベルーガ(シロイルカ)を探して、サグネフィヨルドを進みます。
フィヨルドでまず出迎えてくれたのは、アザラシでした。
ベルーガは、この日はなかなか現れず、ようやく見つけた群れはすごく遠くにいたので、証拠写真程度しか撮れてません。肉眼ではもう少しはっきりと見えています。
最後に向かったのは、アザラシがたくさん休んでいる岩場です。ここにいるのは、全てハイイロアザラシという種類です。
丸々としたアザラシがとにかくかわいい!よく見ると1匹ずつ表情が違っていて面白いです。ボートの方をじーっと見てくる子もいて、アザラシも私たち人間を観察しているのかもしれませんね。
あざらしを見た後は、港に戻り、3時間のツアーは終了です。
お天気には恵まれなかったものの、波はなく心配した船酔いは全くしませんでした!クジラやアザラシが見られて、満足のいくツアーでしたが、次は晴れた日に参加したいなと思いました。
次の記事では、タドゥサックで泊まったロッジを紹介します。
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