この春、シャチを見に羅臼に行ってきました。天気が悪くホエールウォッチングが欠航になった日、せっかくなので動物探してドライブしました。
続きを読む山梨の秘境でアニマルウォッチングツアーへ!ヘルシー美里宿泊記
山梨県早川町でアニマルウォッチングツアーに参加してきました!
今回はツアーで泊まった廃校を利用した宿、ヘルシー美里について紹介します。
日本一人口の少ない町、早川町
このツアーが行われたのは、山梨県の早川町。面積のほとんどが山と川で、まさに自然に囲まれたところです。
人口が1000人に満たないという、日本一人口の少ない町でもあります。
早川町へは、車で行くのが一番便利ですが、JR下部温泉駅か高速バスの飯富バス停まで送迎を頼めるので、今回は電車で行くことにしました。
甲府駅で中央線から身延線に乗り換え、下部温泉駅を目指します。
下部温泉駅は無人駅で改札はありません。切符は車掌さんがホームで回収していきました。
駅には待合所があるだけ。空調がないので夏や冬は辛いかも。自販機はあります。
券売機や切符売り場はなく、この駅から乗るときは車内で精算します。
車内精算は現金払いのみ。クレジットカードやSuicaは使えません。また、車内精算で買った乗車券はレシートのような紙なので、自動改札機は通れず、駅員さんのいる改札に行く必要があります。
駅からヘルシー美里へはお迎えの車で30分ほど。そのほとんどがクネクネの山道。私は普段乗り物酔いをしないのですが、それでも「ちょっとやばい…」と思ってしまったので、車酔いする人は酔い止めがあると良いでしょう。
ちなみに、早川町へ行く道路は1本しかなく、必ずクネクネ山道を通ることになります。
廃校をリノベした宿、ヘルシー美里
山道をずんずん登ってようやく今夜の宿、ヘルシー美里に到着です。廃校となった中学校の校舎を利用した宿です。
玄関入ると、大きな黒板がお出迎えです。学校っぽい!
ゴザが敷いてある読書コーナー。 売店スペースには工芸品などのお土産のほか、少しですがビールやお菓子、カップラーメンもありました。
館内はWi-Fiあり。サクサクでした。
お部屋紹介
元学校らしく、客室は全て「◯年◯組」という名前がついています。私のお部屋は2年2組でした。
ひとりなのに、贅沢にもトリプルのお部屋を使わせてもらえました。ひとりにはもったいない、広いお部屋です。
テレビと金庫、お茶セットが置いてあります。冷蔵庫はありません。トイレ、洗面、お風呂は共同です。
お部屋のクロゼットを開けると、浴衣と歯ブラシ、タオルが。アメニティはこれだけ。至ってシンプルです。バスタオルは持参しましょう。
優しい家庭の味が嬉しいお食事
食事は食堂で。コロナ対策で、席の間にはアクリル板が置いてあります。同居家族の場合は同じテーブルでアクリル板はありません。
私はツアーだったのでメニューや時間が決まっていましたが、個人で泊まる時はプランによって色々変わるようです。
旅館のような豪華な会席ではありませんが、地元のものを使った家庭的なメニューです。山の中を歩き回った後ですっごくお腹が空いていたのですが、ボリュームも充分でした。
奥に見える揚げ物は、鹿カツです。全くクセがなく美味しいです。
里芋の煮物となめこ汁は後から出てきました。
写真はありませんが、デザートとして果物もついてきました。
こちらは朝ごはんです。珍しいものはないけれど、どれも優しい味でした。
ツアーで出てきたランチも、ヘルシー美里でいただきました(通常はランチ営業はしていないようです)。
猪カレー!豚肉のような食感ですが、旨味が濃くて美味しい!ガイドさんも「猪の肉は美味しい」と言っていました。
ボリューミーに見えますが、半日山を歩いたのでおかわりしちゃいました。
なんだか実家や親戚のおうちを思い出すようなお食事でした。豪華ではないですが、懐かしくて、ほっとするような味です。
赤ちゃん用のハイチェアも用意されていたので、子連れ利用もOKです。
ぬるっとしたお湯の温泉
山歩きで疲れた体を癒すのはやっぱり温泉でしょう。
大浴場へは、客室のある建物から渡り廊下で移動します。吹きっさらしなので行く時は寒い。帰るときは温泉で温まっているので問題なしです。
それほど大きなお風呂ではないですが、夜も朝も貸切状態で使わせてもらいました。
無色透明、かすかに硫黄の香りがします。浸かるとぬるっとした感触のお湯でした。
19.8℃の源泉を加熱しているようです。隣に源泉の浴槽がありますが、手を少し入れるだけでめっちゃ冷たかったです。入れる人いるのかな。
ここにも赤ちゃん用バスグッズがありました。これならママもゆっくり温泉を楽しめますね。
ヘルシー美里基本情報
電話:0556-48-2621
アニマルウォッチングツアーの様子は次回の記事でご紹介します!