この春、シャチを見に羅臼に行ってきました。天気が悪くホエールウォッチングが欠航になった日、せっかくなので動物探してドライブしました。
ホエールウォッチングについてはこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
羅臼の宿まるみの宿泊記はこちら。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com羅臼に3泊し、毎日ホエールウォッチングの予定でしたが、最後のホエールウォッチングは悪天候で中止となってしまいました。
この日はとにかく風が強くて寒く、外のアクティビティは危険と判断し、ドライブに出かけることにしました。
タンチョウ探してドライブへ
せっかく道東へ来たので、タンチョウを探しに行くことに。
タンチョウといえば釧路湿原ですが、この日は中標津の宿に泊まるので、流石に距離がありすぎる。
そこで、以前の記憶を頼りに、野付半島と、タンチョウの繁殖地でもある風蓮湖に向かいました。
羅臼の宿まるみをチェックアウトして出発!
しばらく海岸沿いの道路を走ります。あいにくの天気なので残念な景色ですが、晴れていたらきれいなドライブルートだと思われます。
動物の宝庫・野付半島
まず訪れたのは、タンチョウの繁殖地のひとつ野付半島です。羅臼からは車で1時間ほど。
数年前にも行ったことがある野付半島。その時もタンチョウを観察できました。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
幅が狭い地形の野付半島、野付湾側は穏やかですが、反対側の外海は大荒れ!波しぶきが道路にも届きます。
野付半島ネイチャーセンターで情報収集
野付半島では、まずネイチャーセンターに立ち寄りましょう。
半島内で、車で行けるのはこのネイチャーセンターまでとなります。
1階にはレストランやお土産屋さんがあり、2階はレンジャーさん常駐で野付半島の自然について情報収集にぴったりです。
ホワイトボードには最近見られた動物の情報があって、期待が高まります。
ネイチャーセンターのテラスからは、穏やかな野付湾が一望できます。
水面をよーく見ると、カモが泳いでいます。
ネイチャーセンターからは、トドワラに向かう散策路がありますが、強風のため断念。来た道を戻りながら動物を探します。
こちらはナラワラ。海水による浸食で、木々が立ち枯れていて、非現実的な風景になっています。
車で走っていると、エゾシカが数頭歩いていました。
写真は撮れなかったけど、キツネが道路を横切ってました。
今回タンチョウはいなかったものの、野付半島はいつ来ても何かしらの動物が見れています。
夏はアザラシも見られるし、オススメです!
とにかく広い!風蓮湖
野付半島を後にし、お昼休憩を挟んでやって来たのは、根室にある風蓮湖。海水と真水が混ざる汽水湖としては、同じ北海道にあるサロマ湖に次いで日本で二番目の大きさです。
バードウォッチングに最適の場所で、野鳥観察ようのハイドが数カ所ありますが、今回は時間がなくて道の駅スワン44ねむろの展望台から眺めました。
朝からスッキリしないお天気でしたが、午後になって晴れてきて、きれいな湖が見られました。
冬にはハクチョウが飛来し、夏はタンチョウの繁殖地でもある風蓮湖。5月はハクチョウにはすでに旅立った後で、タンチョウに期待しましたが短時間では見つからず。
カモメやカモ類はいましたよ。
道の駅にある無料の望遠鏡からは、対岸にいるエゾシカの群れも見られました。
この後中標津の宿への移動があるので短時間の訪問でしたが、次はぜひじっくりとバードウォッチングしたい場所です。
次の記事では、このドライブ中のランチについて紹介します。