スノーモンキー、それは世界で唯一温泉に入るお猿さん。長野県の地獄谷野猿公苑で見ることができます。近年、海外の動物好きからも注目を集めているスポットです。
地獄谷野猿公苑へのアクセス
スノーモンキーが見られるのは、長野県北部の山ノ内町にある、「地獄谷野猿公苑」。
最寄駅は長野電鉄特急の湯田中駅。そこからバスで上林温泉までは約15分。
車で行く場合は、上林温泉または渋温泉の駐車場に車を停めて遊歩道を歩きます。
上林温泉からのアクセス
上林温泉には地獄谷野猿公苑専用駐車場があります。駐車料金は無料です。
今や有名観光地となった地獄谷野猿公苑、週末や連休など混雑時は早い時間に満車になってしまいます。特に冬は、アクセスが上林温泉からのルートに限られるので、朝イチで来るか、公共交通機関を利用しましょう。
駐車場からの遊歩道は、片道35分、2kmの道のりです。ほぼ平坦な道ですが、未舗装なのでベビーカー不可です。
この遊歩道は、通年オープンしています。人気の冬は、雪がありますのでスノーブーツや滑り止めが必要です。
詳しくは、地獄谷野猿公苑のウェブサイトをどうぞ↓
渋温泉からのアクセス
我が家は渋温泉から向かいました。渋温泉から歩いて行くこともできますが(約45分)、地獄谷野猿公苑に最も近い、渋温泉側の駐車場に車を停めることができます。
渋温泉駐車場からの所要時間は、15分くらい。距離は短いですが、山道や階段があり、やはりベビーカーは使えません。我が家の1歳の息子は抱っこ紐を使いました。それほど険しい山道ではないので、4歳の娘は自分の足で歩き切りました。
このルートは冬は閉鎖になるので、ご注意を。
また、渋温泉から最寄りの駐車場までは細い裏道です。対向車とすれ違う際は気をつけてください。
詳しいルートは、渋温泉ウェブサイトをどうぞ↓
地獄谷野猿公苑のベストシーズン
スノーモンキーを見るなら冬
スノーモンキーの名のとおり、温泉に入るお猿さんを見るベストシーズンは冬。雪景色の中、温泉で暖まる猿を見ると、こちらまでほっこりします。
地獄谷野猿公苑は通年オープンですが、冬は雪が積もりますので足元はそれなりの準備が必要です。寒い中30〜40分歩くのは小さい子にとっては大変かもしれません。
秋の猿が現れないことも?
次に人気なのは紅葉も楽しめる秋。
秋は森の実りの時期なので、猿たちも森での食事に忙しくなります。秋は交尾の季節でもあるので、猿たちが野猿公苑に現れないこともあります。
秋に行く場合は、野猿公苑のブログなどで最新情報を要チェックです。
野猿公苑のブログはこちら↓
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子連れファミリーには春夏がオススメ
春夏は雪がなくなり、山道が歩きやすくなります。
なだらかな上林温泉ルートもよし、勾配があるけど距離の短い渋温泉ルートもよし。お好みで選べます。
暖かい日には猿もあまり温泉に入らなくなります。朝、現れるのが遅くなったり、夕方早めに森に帰ることもありますが、全く見られないことはなさそうです。
温泉に入る猿を見た!
我が家が地獄谷野猿公苑を訪れたのは4月中旬。肌寒く、雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でした。
4月中は雪が降る可能性もありますが、我が家が行った時は山の斜面に残雪があるくらいでした。雨のせいで所々ぬかるんで歩きにくかったので、歩きやすい足元で行きましょう。
チケットを買って中に入ります。
チケット売り場は休憩所を兼ねてます。ストーブがあり、寒い中歩いた身にはとてもありがたかった…!
温泉手前の通路に、すでに猿がいます。
通路脇の斜面にも。
この日は寒かったので、猿たちは温泉に入ってました。
温泉に入るには序列があるのか、入浴中の猿が後から来た猿を追い払ってました。なんだか妙に人間臭くて見ていて飽きません。
それにしても印象的だったのが、外国人観光客の多さ。日本人より多いくらいでした。
渋温泉のおススメ旅館「さかえや」
我が家が地獄谷野猿公苑に行くために泊まったのは渋温泉の旅館さかえや。子連れファミリーに優しいオススメの宿です。
スタンダード和室の山野亭には、バストイレ付きで大浴場に行けない赤ちゃんも安心です。ベビーバスの貸し出しもあります。
お部屋食ではありませんが、個室の食事会場で、どうも家族連れ同士固まるように配置されていたので、余計な気を使うことなく食事が楽しめます。1歳児の離乳食も用意してくださいました。大人の料理はもちろん、離乳食も美味しかったです(←試食してみました)。
1泊のみでしたが、暖かい気遣いを感じるステキな宿でした。
【公式】春蘭の宿さかえや – 渋温泉が満喫できる長野県の温泉宿・旅館甲子園連覇達成