動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

子連れハワイ旅行のヒント①〜1歳児の飛行機対策編

子連れ旅行の定番、ハワイですが、初めての子連れ海外旅行の旅先としては、少しハードルが高いような気がしています。

その大きな理由が、長時間のフライト。

今回は、子連れハワイ最大の難関である、飛行機対策についてです。

我が家のハワイ旅行記を最初から読むときはこちら↓

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

子連れフライトは1歳が一番大変⁉︎

今回は2歳直前の1歳児連れでした。子供の飛行機代は、2歳を境に大きく変わります。

  • 1歳までは、大人料金の10%(膝上の場合)
  • 2歳〜11歳は、大人料金の75%

なので、2歳前に子連れ海外旅行にいくファミリーが多いです。海外旅行デビューがハワイという家庭も多いことでしょう。

しかし、1歳児連れの長距離フライトは相当な覚悟が必要です。

私の経験上、子連れフライトで一番大変なのは1歳でした。

1歳児連れフライトが大変な理由

主な理由は、以下の二つ。

  • 歩けるようになり、動きたい欲求が強い。
  • 言葉での意思疎通がまだ難しい。

もちろん個人差がありますし、他の年齢が楽なわけではありません。

でも、0歳の赤ちゃんは1歳に比べれば寝ている時間が長く、授乳やおしゃぶりでごまかせる可能性も高いです。

2歳はイヤイヤ期と言われますが、少しずつ言葉でコミュニケーションが取れるようになり、親がうまく誘導してやることもできます。また、子供の席があるので、寝たり遊ぶスペースが確保できます。

3歳以上になれば、だんだん集中力がつくので好きな動画やゲームで静かに過ごせる時間が長くなってきます。

それに比べ、とにかく歩きたい盛りの1歳児を膝上に座らせておくのは至難の業。対策なしでは、親子ともどもヘトヘト状態でハワイを楽しむどころではなくなってしまいます。

理想は、飛行機が飛び立ったと同時に寝てくれること。そのためのヒントをシェアします!

フライト前にやること

子連れフライトは、事前の対策が成功の鍵を握ります。地上にいるうちにできることを万全にしておくことで、少しでも快適な空の旅になることでしょう。

体調を整えておく

対策は、旅行の数日前から始まっています。早寝早起き、規則正しい生活で体調を整えておきましょう。

ハワイへのフライトは、7〜8時間かかり、健康な時でもしんどいもの。具合が悪い時はなおさらです。

これは大人も同じです。大人が元気でないと子供の世話はできませんから。

当日は遅くまで寝ない

ハワイ行きは夜便が多いです。大人は到着後に備えて機内で寝ようとしますが、小さい子はそうはいきません。

そこで、フライト当日は活動的に過ごして自然と機内で眠くなるようにします。

当日の朝、特別早起きする必要はありませんが、いつも通りの時間には起きるようにしましょう。寝過ごすとその分眠くなる時間が遅くなります。

お昼寝はしない/短時間で起こす

1歳だと、普段お昼寝している子がほとんどだと思います。

機内でコテっと寝てもらうために、当日はお昼寝させないようにしましょう。我が家は大人と4歳のお姉ちゃんが代わる代わる相手をして、なんとかしのぎました。

それでも寝てしまったら、短時間(30分くらい)で起こして、あまり長く寝かせないようにします。

フライト前にエネルギー発散

空港でのチェックインなど、必要な手続きを済ませたら、搭乗前にひたすらエネルギーを発散させます。

キッズスペースでちょっと遊ぶくらいでは足りません。我が家の場合は、空港の端から端まで、ヘトヘトになるまで歩き回っています。大人も疲れ切るくらいです。

子供を産む前は、優雅に免税店で買い物していましたが、すっかり縁遠くなってしまいました。苦笑

空港で食事を済ませておく

飛行機が離陸して約2時間後に最初の機内食が出ます。

フライトによりますが、離陸後2時間経ったら既に深夜だったりします。機内食のために寝ている子を起こす必要はありません。寝てなかったら食べる、くらいに考えておきましょう。

そのために、搭乗前に軽く食事をしておきます。理想はヘトヘトになるまで遊んだ後です。

子供を膝上に乗せていると機内食が食べにくいので、大人はガッツリ腹ごしらえして、体力回復に努めます。

機内に持ち込むもの

子供とフライトを乗り切るために機内に持ち込むグッズを紹介します。

オムツ、おしりふき

オムツは必要枚数+数枚多めに持っていきます。普段トイレに行ける子も、念のため何枚か用意するといいでしょう。

おしりふきは、ウェットティッシュの代わりに、色々使えます。

着替え

機内で服が汚れた時のために、下着や靴下含めて着替え一式入れておきましょう。

盲点は大人の着替え。トップス一枚だけでも入れておくといいです。

羽織りもの

機内は冷えます。常夏のハワイに行くとはいえ、半袖1枚では寒い思いをしてしまいます。長袖や、薄手のひざ掛けがあるといいでしょう。

水筒やストローマグ

100ml以上の液体物は原則持ち込めませんが、乳幼児用の飲み物であれば検査の上機内持ち込みできます。

飲み物は機内でも出ますが、好きな時にすぐ飲めるよう、手元にあると安心です。

お菓子や軽食

機内でもらえますが、好きなものを用意しておくといいです。

おもちゃ

お気に入りのおもちゃ(音が出ないもの)や、一緒に寝ているぬいぐるみがあれば。

お気に入りのほかに、目新しいおもちゃも用意しておきます。シールブックは時間がつぶせておススメです。

タブレット&ヘッドホン

どうしてもという時の救世主!好きな幼児番組やアニメをたくさん入れておきましょう。

機内で配られるイヤホンは子供には使いにくいので、子供用ヘッドホンも忘れずに。

抱っこ紐

我が家の子供達は抱っこ紐でよく寝てくれたので。抱っこで腕が疲れた時にも使えます。

機内での過ごし方

離着陸時の耳抜き

小さい子は自分で耳抜きができません。

離着陸時には飲み物やお菓子をあげて、自然に耳抜きできるように促します。寝ているときは不要です。

搭乗〜離陸まで意外と時間があるので早くあげすぎないよう注意してください。飛行機がスピードを上げて走り出してからで充分です。

寝ないときは

これだけ事前に色々やっても寝てくれないときもあります。腹をくくって付き合ってあげるしかありません。大人が複数いるなら、ぜひ交代で!

参考までに、我が家は子供が起きている間、以下の順で過ごしています。ハワイからの帰りの便は昼便だったので、起きている時間が長かったです。

おもちゃで遊ぶ

まずはお気に入りのおもちゃから。飽きたら新しく用意したものを出します。

お菓子タイム

おもちゃ飽きたらおやつ。我が家はフライト中のみ無制限にしています。いつもは飲めないジュースや、量が決められているお菓子が食べ放題とあって、すごい食いつきです。笑

機内の散歩

どうしても歩きたい時は、通路ではなく飛行機最後尾のギャレー付近を歩かせます。同じ境遇の親子がいると妙な連帯感が生まれます。

シートベルト着用サインがついたらすぐに席に戻りましょう。

タブレットで動画鑑賞

万策尽きたら文明の利器に頼ります。アンパンマンEテレの幼児番組には本当にお世話になりました。離着陸時に使えないのが難点です。

動画に飽きたら、またおもちゃに戻ります。

 

でも、決してエンドレスではありません。

いつか子供は寝るし、いつか飛行機は着陸します。

少しでもパパママの気持ちが楽になりますように!

 

次の記事では我が家のハワイ旅行での宿の選び方について紹介します。

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com