動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

キャンピングカーで行く冬のグランドサークル子連れ旅行記16〜バレーオブファイヤー州立公園

年末年始のグランドサークルRV(キャンピングカー)旅行10日目。いよいよ旅も終盤です。

今日はバレーオブファイヤー州立公園へ。色とりどりの奇岩が美しい、見どころたっぷりの場所でした。

旅行10日目。年が明けて2020年になりました。

レイクミード国立保養地のキャンプ場で年越しした前回の記事はこちら↓

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

この旅行記を最初から読むときはこちら↓

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

バレーオブファイヤー州立公園ビジターセンター

今日の目的地はバレーオブファイヤー州立公園。

前日宿泊したレイクミード国立保養地のキャンプ場からは約30分。

ラスベガスからも車で1時間ほどと手頃な距離にありながら、グランドサークルの見所を凝縮したような見応えのある州立公園です。

夏はとても暑くなるので、秋〜春がベストシーズン。この日は気温15℃くらいと、快適な陽気でした。

公園の中心部にあるビジターセンターは、周囲の風景に溶け込むような建物でした。

岩山の下に建つ建物

バレーオブファイヤーの自然に関する展示のほか、常駐のレンジャーが色んな質問に答えてくれます。

小さなギフトショップではちょっとした軽食を買えますが、品揃え的に事前に食べ物は調達しておいたほうがよさそう。

ラスベガスから来る場合は、高速道路I-15の出口付近にガソリンスタンド兼コンビニがあります。

北方面(ユタ州)から来る場合は、最寄りの町Overtonで買い物できます。

ちなみに、州立公園内は有料のWi-fiが使えます。ホットスポットはビジターセンターとキャンプ場にありました。携帯電話は、基本的に圏外でした。

Valley of Fire State Park | State Parks

バランシングロックトレイル

ビジターセンター周辺は燃えるような赤い岩が見事です。

ビジターセンター駐車場から伸びるトレイルが、バランシングロックトレイルBalancing Rock Trail。

平坦なトレイル

ゴールのバランシングロックです。アーチーズ国立公園のバランスロックのミニ版みたい。

バランシングロック

アーチーズ国立公園の記事はこちら↓ 

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バランシングロックは自体は小さいですが、後ろを振り返ると絶景でした!

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全長0.1マイル(160m)と短く、平坦で歩きやすいトレイルなので小さい子連れにぴったり。お散歩気分で気軽に歩けます。

一番の見どころ!ファイヤーウェーブ

バレーオブファイヤーで一番の見どころは、何と言ってもファイヤーウェーブFire Wave。グランドサークルの秘境、ザ・ウェーブThe Waveのミニチュア版と言える波打つ岩が見られます。

本家ザ・ウェーブは抽選で1日20人しか行けない上、3〜4時間ほどのハイキングが必要と、子連れ旅行ではかなりのハードルですが、ここなら短時間で行ける上、抽選もありません。

まだ新しいトレイルなので、公式HPのトレイルマップには載っていませんが(2020年1月現在)、入場ゲートでもらえるマップには載っているのでご安心ください。

P3という駐車場から道路を渡るとトレイルヘッドです。看板が出ているのでわかりやすいです。

駐車場の看板

ファイヤーウェーブまでは1.5マイル(2.4km)。

トレイルの案内表示

赤い岩山を見ながら進みます。要所要所に目印のポールが立っていました。

トレイルを歩く人

大きな岩を登っていきます。だんだん波打つ模様が出てきました。

波模様の岩

歩き始めて30分ちょっとで、ファイヤーウェーブに到着です!

本家に行ったことがないので比べられませんが、なかなかの大きさで、見事に波打った岩です。

ファイヤーウェーブ

角度を変えてもう一枚。どんより曇り空なのが残念!

ファイヤーウェーブ

本物は写真よりずっときれいなので、ぜひ実物を見てください。

とてもフォトジェニックなトレイルで人気が出そうですが、訪問時は数組しかいませんでした。絶景がほぼ独り占めできる、穴場かもしれません。

トレイル自体は難易度低いですが、岩の上は滑りやすいので気をつけてくださいね。

知る人ぞ知る!ピンクキャニオン

ファイヤーウェーブまで行ったなら、ぜひ足を伸ばして欲しいのがピンクキャニオン。パステルキャニオンとも呼ばれ、名前の通り淡い色合いがきれいです。

ここは公式なトレイルがないので、レンジャーに聞いても場所は教えてもらえません。英語で検索すると色々出てくるし、Googleマップでも場所は出てきますが、行き方がよく分からない…。

実際に行って確かめた行き方を、ここに載せます。

出発点はファイヤーウェーブ。下の写真をよく見ると、波打った岩山の後ろに砂があるのがわかりますか?

ファイヤーウェーブ

この砂地はウォッシュと呼ばれる枯れた川。通常は乾いた砂ですが、雨の後は水の通り道になるので通れません。

このウォッシュをファイヤーウェーブを右手にして(車道のある方向に)歩いていきます。

最初は広い道幅の広いところを進みます。

枯れた川を歩く人

10分くらいでだんだんと岩が狭まり、道幅が狭くなってきます。そしてパステルカラーの岩が。ここがピンクキャニオンです。

ピンクキャニオン

ピンク色、淡い黄色と、可愛らしい色合いの岩で、ファンタジーの世界のよう。

アップで撮ってもやっぱりピンク色のシマシマ。どうしてこんな色になるのか不思議です。

ピンクキャニオン

ピンクキャニオン

戻りは、来た道を引き返すもよし、そのままピンクキャニオンを進むと車道に出るので車道の脇を通って駐車場に戻ることもできます。我が家は車道から戻りました。

しま模様の岩山

最後の車道は登り坂でちょっときついけど、こんな絶景を見ながら頑張りました。

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ファイヤーウェーブと合わせて、2マイル(3.2km)くらい、2歳児とゆっくり歩いて2時間くらいのトレイルでした。

このルートを地図に落としたのが下の画像です↓

トレイルマップ

道路から直接ピンクキャニオンにアクセスするよりも、ファイヤーウェーブを経由したほうが断然わかりやすいです。
訪れる人も少なく、隠れた名所のピンクキャニオン、 ぜひ行ってみてください!

次の記事はこちら↓

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