年末年始のグランドサークルRV(キャンピングカー)旅行7日目、アーチーズ国立公園の後に向かったのは、キャニオンランズ国立公園。
人が少ないマイナーな国立公園ですが、グランドキャニオンに勝るとも劣らない雄大な風景が待っていました。
旅行7日目、アーチーズ国立公園を駆け足観光した我が家。その時の記事はこちら↓
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
この旅行記を最初から読むときはこちら↓
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
キャニオンランズ国立公園:3つのセクション
アーチーズ国立公園の後は、キャニオンランズ国立公園へ移動します。
車で約30分。この日は路面に雪が残っていたのでもうちょっと時間がかかりました。
キャニオンランズ国立公園はとても広く、3つのセクションに分かれています。それぞれのセクションは川で隔たれているので、公園の外をぐるっと移動する必要があります。
- アイランドインザスカイ Island in the Sky
- ニードルズ Needles
- メイズ The Maze
このうちモアブに一番近く、一番手頃に観光できるのがアイランドインザスカイ。時間のない我が家はもちろんここに行きました。
ニードルズは、モニュメントバレーからモアブへ移動する途中にある、モンティセロMonticelloという町が最寄り。ここには楽しそうなトレイルがたくさんありますが、冬で寒いのでパスしました。
メイズは、ダートな道を通らないと行けないアウトドア上級者向けのセクション。ここに行くにはハイクリアランスの4WDが必須です。
いずれのセクションも、お店やガソリンスタンドはありません。もちろん携帯は圏外でした。
Canyonlands National Park (U.S. National Park Service)
滞在時間1時間!アイランドインザスカイ
アーチーズ国立公園を出たのがすでにお昼過ぎ。この後5時間超の長距離移動が控えているので(詳しくは前回の記事をどうぞ)、キャニオンランズ国立公園ではそれほど時間を使えません。
アイランドインザスカイセクションは、雪のため前日までクローズ。ラッキーなことにこの日はオープンしていました。
冬期はゲートは無人で、入場料はビジターセンターで支払うことになります。我が家は年間パスを持っているので、レンジャーに何か言われたら見せようということに。結局見せることはありませんでした。
グリーンリバーオーバールック
国立公園入り口から雪が残る道をノロノロ走って30分、グリーンリバーオーバールックGreen River Overlookに着きました。
駐車場には簡易お手洗いがあります。駐車場からは、ほんの数分歩けば展望台。
そして、この絶景!!
写真では全くスケール感が伝わりませんが、眼下にグランドキャニオンをも凌ぐ雄大な渓谷が広がっていました。
視界いっぱいに広がるキャニオンを見下ろすここは、まさに空に浮かぶ島(アイランドインザスカイ)のよう。あまりの美しさに、寒さも忘れてしばし言葉を失う一同。
キャニオンを拡大するとこんな感じです↓
ここはグリーン川とコロラド川が合流するポイントです。
コロラド川はさらに下流でグランドキャニオンを形作っています。そう考えると自然の力の偉大さが感じられます。
メサアーチ
キャニオンランズ国立公園で最も有名なのがメサアーチ。
アーチから登る朝日を狙って沢山のカメラマンが夜明け前から場所取りに励むのだとか。
メサアーチの駐車場はそれほど広くなく、午後訪れた時は満車でした。
空車待ちする時間はなかったので残念ながらお預け…。いつかリベンジ場所です。
デッドホースポイント州立公園
アイランドインザスカイに隣接している州立公園です。
ここは、コロラド川が大きく蛇行している様子を見ることができます。
蛇行した川といえば、アリゾナ州ペイジにあるホースシューベンドが有名ですが、今回のルートから外したので、ここで似たような風景が見られると期待していました。
しかし、もうすでに時間も遅く、この後の移動を考えここもパス(泣)いつかまた、来られるといいな。
深夜の大移動でハリケーンへ
後ろ髪引かれながらもキャニオンランズを出発し、向かうは今夜のRVパークのあるハリケーン。休憩なしでも約5時間の大移動です。
すでに日が傾きかけているので、とにかく先を急ぎます。遠くの山に西日が当たって綺麗でした。
キャニオンランズから30分くらいで州間高速I-70号線に入ります。
I-70を30分西に進むとグリーンリバーGreen Riverという小さな町があります。ここで必ず給油などをしておきましょう。
なぜなら、グリーンリバーから西方面110マイル(約180km)全く町やお店がありません。
高速沿いにお手洗いだけのレストエリアはあります。が、周囲に街灯はないので夜に入る気にはなれませんでした。
このI-70、シーニックハイウェイに指定されていて、昼間はきれいなんでしょうね。私たちが通った時はすでに真っ暗で、何の景色も見られず。
通行量はとても少なく、走っていて怖いくらいでした。夜間走行は基本的にオススメしませんが、ここは特にやめたほうがいいです。
ところどころに雪や凍結が残る路面の山道な上、ヘッドライト以外の灯りは全くなく、すごく疲れてしまいました。
眠気とも戦いながら、RVパークに着いた頃はもう日付が変わる頃。盛りだくさんな1日がこうして終わったのでした。
たどり着いた先、ハリケーンについての記事はこちら↓
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com