動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

キャンピングカーで行く冬のグランドサークル子連れ旅行記14〜スノーキャニオン州立公園

年末年始のグランドサークルRV(キャンピングカー)旅行の8日目。

午前中ゆっくり過ごしたら子供たちは元気いっぱい。午後は近場の州立公園に遊びに行きました。

短いながらもスロットキャニオンあり、巨大な砂丘ありと子連れに楽しい州立公園でした。

旅行8日目。前の日は大移動の末に深夜到着だったので午前中はお寝坊して疲れを取ります。

凍ってしまった水タンクも問題なく使えるようになって一安心。その時の記事はこちら↓

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

この旅行記を最初から読むときはこちら↓

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

せっかく暖かくてお天気もいいので、午後は遊びに出かけることにしました。

スノーキャニオン州立公園へ

宿泊したハリケーンザイオン国立公園まで車で30分ほどの距離ですが、この日は年末の繁忙期のためマイカー規制がかかっていました。RVだと駐車場を探したり、シャトルバスに乗り換えたりで時間がかかってしまいそう、ということでパス。

半日で遊べるところとして、スノーキャニオン州立公園へ行きました。

RVパークからは車で30分くらい。 

こんな風景を見ながら、あっという間のドライブでした。

高速道路から見える山

ここは州立公園なので、国立公園の年間パスは使えません。ゲートで入場料10ドルを払い、公園内のマップをもらいます。

州立公園と侮るなかれ。日本だったら完全に国立公園になるであろう大自然が広がっていました。

スノーキャニオンという公園名ですが、スノーさんという人名が由来で雪が降るわけではありません。この辺り、真夏は暑すぎるので秋〜春にかけてがベストシーズンです。

公園内はキャンプ場もありますが、我が家は日帰りで楽しみました。

公園付近にお店はないので、最寄りの町セントジョージで飲み物やランチを調達して行くといいでしょう。 

Snow Canyon State Park | Utah State Parks

ジェニーズキャニオンは子連れに優しいスロットキャニオン

まず向かったのはジェニーズキャニオンJenny’s Canyon。 ここは、短いながらもスロットキャニオンが楽しめるトレイルです。

スロットキャニオンとは、鉄砲水で地層が削られてできた幅の狭い谷間のこと。アンテロープキャニオンが有名ですね。

アンテロープキャニオン

アンテロープキャニオン(画像はお借りしました)

今回の旅行ではアンテロープキャニオンを外したので、ここでスロットキャニオンを体験してみることにしました。

駐車場はそれほど広くないですが、RVもなんとか停められました。

トレイルの看板

駐車場から0.5マイル(0.8km)、ごく一部を除き平坦なトレイルです。石が並べられ、よく整備されているので迷うことはありません。

岩山へ続くトレイル

砂地の終わりには分かれ道。左に行けばスロットキャニオン、右はオーバールック。

トレイルの分かれ道

まずはスロットキャニオンの方へ。何段か階段状の岩を登って、入り口はこんな感じ。

スロットキャニオンの入り口

奥に行くほど道幅は狭くなり、両側に高くそびえる岩壁に冒険気分が高まります。ほんの100mくらいで行き止まりですが、表情豊かな岩に写真を撮る手が止まりませんでした。

スロットキャニオンの行き止まり

絵になる岩壁をバックに、撮影大会が続きます。

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キャニオンの中から出口を見るとこんな感じ。気分はダンジョンを終えた勇者一行(笑)

スロットキャニオンの出口

スロットキャニオンの後は、オーバールックへ。なかなか急な坂を登ります。

急な登りのトレイル

坂を登りきると、10人ほどでいっぱいになりそうなスペースがあり、こんな風景が広がっていました。

真ん中に小さく写っている駐車場から歩いてきたトレイルが見渡せます。柵がないので転落に注意!

岩山の風景

スロットキャニオンとオーバールック両方見ても1時間弱のお手軽トレイルです。

アンテロープキャニオンほどフォトジェニックではないけど、平坦で距離が短く、2歳児も自分の足で歩ききりました!人も少なくマイペースに楽しめるのも子連れには大きなポイント。

巨大砂丘で砂遊び!サンドデューン

次に行ったのはサンドデューンSand Dune。0.5マイル(0.8km)の短いトレイルで砂丘にたどり着きます。

地面が砂なので歩きにくく、多少アップダウンがあります。

砂のトレイル

頑張って歩いた先には、この巨大な砂丘!人と比べるとその広さがわかります。

巨大な砂丘

手前は足跡だらけですが、奥に行くほど足跡のないきれいな砂丘になります。砂に足が取られて意外と疲れるので、どこまで頑張って行くかは体力と相談です。

地元っぽい人たちは、皆さんソリやお砂場セット持参でした。我が家は手ぶらでしたが、子供達は興奮して走り回っていました!岩山に囲まれた広ーい砂場、贅沢な砂遊びですね。

一見不毛の地に見える砂丘ですが、よーく見ると小さな足跡があちこちにあります。砂漠に住むカンガルーネズミのもの。夜行性なので姿は見られず。

砂についた足跡

砂丘への往復だけなら30分もかからないトレイルでした。

トレイルヘッドには、ピクニックテーブル、水道、お手洗い(水洗)あり。

靴が砂まみれになるので、クロックスなど丸洗いできる足元が便利かもしれません。

 

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