2021年6月、梅雨入り前の立山へライチョウに会いにに行きました。
圧巻の雪の大谷を見たり、ライチョウ探して室堂散策です。
前回の記事では立山黒部アルペンルートで長野側から室堂へ行くまでを紹介しました。
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
この旅行記を最初から読むときはこちら。
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季節限定!高さ11mの雪の大谷
室堂に着いたら、ターミナル直結のホテル立山にチェックインを済ませ、早速出かけます。
天気は快晴!お部屋にいたらもったいない!
まずは春の立山といえば!の雪の大谷へ。4月中旬の全面開通から6月中旬までの期間限定です。
除雪車「熊太郎」が展示されています。めちゃくちゃ大きいです。 こんな大きな機械で雪の壁を作ってくれているんですね。
歩きながらホテル立山を振り返るとこんな感じ。 歩いているのは、外国人観光客も多い印象でした。
青空に雪山がきれいです。晴れているけれど空気は冷たく、ダウンを着てちょうどいいくらいです。
全長500m、歩いて15分くらい続く雪の大谷。ここで歩道は行き止まりになっているので来た道を引き返します。
最高地点は11m!高さは3階建ての建物と同じくらいかな。
人間と比べると高さがよくわかりますね。
帰りはゆるい登り坂。標高2,000mを超えているので、走ると息が切れます。なぜかここでも子供は走りっぱなしでした。
のんびり歩いて20分くらいでターミナルへ戻れます。
人がいない室堂を散策!ライチョウに会えた
室堂からの終バスは、長野方面、富山方面とも16時30分です。ということは、16時30分以降の室堂には宿泊客しかいません。
日帰り客がいなくなり、人が減ったタイミングで、室堂を散策することにしました。
6月初旬、遊歩道にはまだまだ雪が残っています。スニーカーで歩き回るのはかなり厳しく、トレッキングシューズやスノーブーツが必要です。ホテル立山宿泊者は長靴が借りられます。
みくりが池が見えてきました!まだまだ凍っています。
ここまで来てすれ違ったのは1組だけ。この大自然を独り占めしているような感覚になります。
みくりが池反対側の草地に目をやると、何やら動く黒いものが…。
ライチョウです。これは嬉しい出会い!
次の日にホテル立山主催のライチョウウォッチングに参加しようと思っていましたが、いきなり見ることができました。
横からも。黒い夏羽の雄ライチョウですね。目の上には赤い肉冠も見えてます。
しばらく観察させてもらった後、ホテルに戻ることに。最後はハイマツの茂みからお見送り(?)してくれました。
あんなに晴れていたのに、時間とともに雲が出てきました。周りに誰もいなくて、恐怖を感じるくらいでした。
山岳信仰の対象でもある立山。圧倒されるような神々しさを感じる大自然です。人の少ない室堂で過ごす時間は、とても贅沢なものだったような気がします。
室堂について詳しくは、立山黒部アルペンルートのHPをどうぞ。
次の記事は、ホテル立山宿泊記です。