【ニューヨーク州でお出かけ】ワトキンス・グレン州立公園
3月まで住んでいたアメリカ・ニューヨーク州のお出かけスポットを紹介しています。
今回は、州北西部フィンガー・レイクス地域にあるワトキンス・グレン州立公園。氷河で削られた深い渓谷は、なんだかファンタジー映画の舞台になりそうな、神秘的な景色でした。
ニューヨーク州フィンガー・レイクス
ワトキンス・グレン州立公園のあるフィンガーレイクス地域は、ニューヨーク州の北西部にあり、地名のように南北に細長い湖が指のように並んでいます。 ニューヨークシティからは車で4時間半ほど、ナイアガラの滝からは2時間半くらいです。
ワトキンス・グレン州立公園
今回紹介するワトキンス・グレン州立公園は、フィンガーレイクスの中心に位置するセネカ湖の南側にある州立公園です。
バーベキューができるピクニックエリアや、プレイグラウンド、夏はプールまでありますが、なんと言ってもメインのアクティビティは、ハイキングでしょう。
中でも渓谷沿いのゴージ・トレイルGorge Trailは、見事な景観で一番人気です。
石畳のトレイルなので歩きやすいですが、時期によっては雪解け水が滲み出て滑りやすいところもあります。
トレイルのハイライトは、滝の裏側を歩けること!
それほど大きな滝ではありませんが、滝の真裏なんて、滅多に行けないしマイナスイオンをたっぷり浴びて癒されること間違いなしです。
渓谷の下を覗き込むと、こんな感じ。
渓谷の上から見下ろすだけではなく、小川の真横を通ることもできます。
夏に行ったので、青々とした木々の緑が気持ちよかったです。秋に行くと紅葉がきれいなのだとか。
このトレイルの注意点は、アップダウンが激しいこと。渓谷の下から上へと登るのは石段で、かなりの上り下りが必要です。普段運動不足なので、最後の方は膝が笑ってました(汗)
トレイルの始点の近くには、リリーポンドLily Pondという池がありました。
リリー=百合ですが、夏の時期は蓮の花が咲いていました。
子供たちがここで夢中だったのは、カエル探し!一見景色と同化していますが、一度見つけると面白いくらいたくさんいました。
誰が一番多く見つけられるか競争していたら、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
ワトキンス・グレン周辺の観光スポット
自然好きならワトキンス・グレン州立公園だけでも丸一日楽しめますが、フィンガーレイクス地域には他にもおすすめの場所があります。
ワイナリーめぐり
フィンガーレイクス地域はニューヨーク州最大のワイン生産地で、特に白のリースリングは評価が高いようです。実はニューヨーク州は、カリフォルニア州、ワシントン州に次ぐ全米3位のワイン生産量を誇っています。
フィンガーレイクス地域にはなんと300以上のワイナリーがあって、ワイナリーツアーも行われています。
ワトキンス・グレン州立公園の近くにもいくつものワイナリーがあるので、ハイキング後にテイスティングなんて素敵ですね。
我が家が立ち寄ったのは、Lakewood Vinyardsというワイナリー。子連れなので、ゆっくりテイスティングとは行きませんが、自宅用に何本か購入しました。手軽に飲める10ドル前後のワインから、贈答用にデザートワインまで揃っていましたよ。
ここは、ワイナリーの建物から見下ろす景色がきれいなので、飲めない方もぜひ寄ってみてください。
コーニング・ガラス美術館
前回紹介したコーニング・ガラス美術館へは、ワトキンス・グレン州立公園から車で30分くらいで行けます。
風光明媚なところなので、ぜひ泊まりがけでそれぞれ1日ずつかけるとじっくりと見ることができると思います。
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