今回から、2018年8月にカナダのチャーチルに3人子連れ(8歳、4歳、1歳)で旅行した時の様子を書いていきます。
チャーチルはシロクマの首都
カナダの中央に位置し、「カナダのへそ」とも呼ばれるマニトバ州。そのマニトバ州の北部にあるハドソン湾に面した小さな町、チャーチル。
この小さな町に、毎年10〜11月にかけて、シロクマが集結します。冬になり、氷が張った海へ狩りに繰り出すためです。そんなシロクマを一目見ようと、世界中から愛好家が集まってきます。当然オンシーズンの料金は高騰し、宿やツアーは早々に売り切れてしまいます。
何年か前に、「世界ふしぎ発見」という番組で、チャーチルが特集されました。内容は、オフシーズンの夏にもシロクマに会えるというもの。しかも、夏のチャーチルにはシロクマだけではなく、ベルーガ(別名シロイルカ)も集まっているそう。これは一石二鳥。夏のチャーチル、いつかは行きたいと夢を温めてきました。
チャーチルへのアクセス
チャーチルには陸路が通じていません。そのため、チャーチルへのアクセスは、マニトバ州の州都ウィニペグから飛行機(90分)か鉄道(2泊3日)に限られます。
ちなみに、2017年の洪水により、鉄道は現在運休中で、再開の見込みは立っていません。
日本からウィニペグまでは、バンクーバーなどを経由していくのが一般的です。
米国東海岸在住の我が家の場合、カナダ東部の都市トロントまで車で移動し、ウィニペグまでエアカナダ国内線で約2時間でした。
子連れ歓迎のツアーがあった!
チャーチルはエコツーリズムが盛んで、動物観察に特化したツアーがいくつもあります。
インターネットで調べたところ、チャーチルにあるFrontier North Adventuresという旅行会社で、子供ウェルカムなツアーがありました。
その名も「Summer Family Adventure」。ベルーガウォッチングに加え、ツンドラバギーに乗ってシロクマ探しにも出かけます。
年齢制限なしと載っていましたが当時我が家の末っ子はまだ1歳。本当に大丈夫なのか問い合わせると、問題なし!という心強い回答が。
決して安くはないツアー代ですが、2歳未満は無料なので、これはチャンス!と申し込み、ウィニペグまでのフライトも手配しました。
こうして、2018年8月のチャーチル旅行が決定しました。
旅行日程
今回の旅行は、Frontier North Adventures社主催のウィニペグ発着ツアーに参加するので、自分で手配したのはトロント〜ウィニペグ間のフライトのみ。とっても楽チンな手配です。
以下の行程となりました。
- 8月6日 ウィニペグへ移動。その後チルドレンミュージアムで遊ぶ。夜はホテルにてツアーのミーティング。
- 8月7日 早朝チャーチルへ移動。チャーチル周辺を観光。
- 8月8日 午前は国立公園レンジャープログラム、午後ベルーガウォッチング1回目
- 8月9日 午前犬ぞり体験、午後ベルーガウォッチング2回目
- 8月10日 終日ツンドラバギーでシロクマ探し、夜にウィニペグへ移動
- 8月11日 トロントへ移動、帰宅
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