動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

【4歳&0歳】2014年北海道東部子連れ旅行記⑤〜養老牛温泉でシマフクロウ編

釧路でタンチョウとカヌーを満喫したら、今日の宿である養老牛温泉に向かいます。

前回の記事、タンチョウ編はこちら↓

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北海道旅行記を最初から読むときはこちら↓

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釧路から養老牛温泉へ 

釧路湿原から養老牛温泉までは約1時間のドライブ。

カヌーを終えてガイドさんと別れた時点で既に5時過ぎ。6時からの旅館の夕食にギリギリ間に合うか、というところ。

夕焼けに染まる田園風景のなか、急いで向かいます。

今から思えば旅館に電話一本入れればこんなに焦らなくてもよかったかも。せっかくの綺麗な景色なのに、写真が一枚もありません。

シマフクロウの来る温泉宿

1時間もかけて養老牛温泉に泊まるのには理由があります。

それは、シマフクロウシマフクロウは、日本最大、世界でも最大級のフクロウです。生息環境の悪化で数を減らしていて、日本では北海道東部の一部地域でしか見ることができません。

野生のシマフクロウの個体数はわずか140羽ほどで、姿を見ることは容易ではありません。

しかし、道東地域にはシマフクロウの餌付けを行なっている宿があり、高確率で見ることができます。

野生動物の餌付けについては賛否両論ですが、野生下で充分な餌が取れない現状を考えると、餌付けもやむなしと思います。将来、個体数が増えたら餌付けへの依存度を下げる必要があらと思いますが、現在の生息数は、まさに絶滅寸前ですからね。

羅臼「鷲の宿」

有名なのは羅臼の民宿、鷲の宿。宿の前を流れる川に生け簀を設け、観察小屋から生け簀に来るシマフクロウを見ることができます。

特殊な照明使っているので撮影しやすく、バードウォッチングツアーでも使われています。国内外から愛好家が集まる、人気の宿です。

そんな本格バードウォッチャー御用達の宿に、乳幼児を連れて泊まるのはなんとなく気が引けてしまいました(個人の主観です)。

鷲の宿ホームページはこちら↓

シマフクロウ オブザバトリー | 野生のシマフクロウ出会い、その行動を観察したり、写真撮影ができる観察施設です。

養老牛温泉「湯宿だいいち」

シマフクロウが見られて、かつ子連れ歓迎の宿が、養老牛温泉にあります。

こちらも大人気の宿、「湯宿だいいち」です。

我が家が旅行した当時、養老牛温泉には旅館が3軒ありましたが、現在は湯宿だいいちだけとなっています。

養老牛温泉のシマフクロウは毎晩現れるわけではなく、運が良ければ見られる程度です。少しでも可能性を上げるために我が家は2泊することにしました。せっかくなので、シマフクロウが見られるという旅館藤や(現在は廃業)と湯宿だいいち、両方泊まってみることにしました。

湯宿だいいちの子連れおすすめポイント

浴衣が選べる

チェックインするとまず、女性と子供は浴衣を選べます。

これには4歳の娘が大喜び!浴衣と帯の色を合わせたりして、目を輝かせて選んでいました。子供用もサイズが揃っています。

嬉しい気遣い

実は、湯宿だいいちに着く前、11ヶ月の息子のオムツが漏れてしまうという事件がありました。もちろんすぐに着替えましたが、できればきれいに洗っておきたい…。

ダメ元で近くにコインランドリーがあるか聞いてみると、快く洗濯室を使わせてくださいました。これには本当に助かりました。

食事場所にバンボや子供椅子あり

部屋食ではなく食事処で食べます。テーブル以外にも、小上がりがあるので、ねんねの赤ちゃんでも安心です。

小上がりには、バンボや子供用の小さな椅子がありました。

お食事もとっても美味しいです。ヤマベの活き造りは運ばれてきたときにまだ動いていたくらい新鮮でした。

貸切風呂がある

こちらの宿には貸切風呂があります。赤ちゃんがいて、大浴場に行きにくいパパママも気兼ねせずに温泉を楽しめます。

チェックイン時に時間を予約できます。

朝食時の餅つき

夕食ももちろん美味しいですが、何と言っても朝食がすごい!

バイキングは種類豊富で全種類食べきれないほど。そして朝食時には餅つきをやっています。なかなか餅つきをする機会がない子供たちも挑戦!

ちなみに、餅つきに参加すると特製手ぬぐいをもらえます。

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ついたお餅はその場でいただけます。つきたてはやっぱり美味しい!

チェックアウト時には、朝ついたお餅を大福にしてお土産に持たせてもらえるという、嬉しいサービスがありました。

湯宿だいいち、本当にオススメの旅館です。

【公式】湯宿だいいち

シマフクロウを見た!

さて、肝心のシマフクロウ。結論を言うと、2泊とも見ることが出来ました。

旅館藤やでの1泊目は夜中の2時〜3時ごろ。チェックイン時に「シマフクロウが出たら教えてほしい」と伝えておくと、夜中でも内線電話で知らせてくれました。

家族が寝ている中、部屋から観察しました。

湯宿だいいちでの2泊目は、ちょうど夕食直後に現れました。川に面した食事処やロビーは照明が落とされ、みんな窓側に集まります。

生け簀に降り立った1羽のシマフクロウ。魚をくわえ、悠然と飛び立ったその姿は、アイヌの人々が村の守り神として崇めたように、神々しいものでした。

↓フラッシュ撮影禁止なので暗いですが、真ん中に写っています。

餌台にいるシマフクロウ

 

次の記事、野付湾のアザラシ編はこちら↓ 

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