動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

【本帰国準備】海外からの保活のやり方〜後編

海外からの保活記事の後編です。今回も文字多めですみません。

去年(2019年)、アメリカから保活をした経験から書いていきます。

前回から時間が空いてしまいましたが、海外からの保活のやり方の後編です。

前編はこちら。 

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

海外からの保活の手順

まずは前回の記事のおさらいから。 海外からの保活の手順です。

  1. 住む場所(自治体)を決める
  2. 入園基準をチェックする(認可保育園の場合)
  3. 入園したい保育園をリストアップする
  4. 書類を揃えて入園申し込みをする

このうち、1番と2番は前回の記事に書いています。この記事では、3番から書きます。

3.入園したい保育園をリストアップする

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通える範囲の保育園を具体的にリストアップしていきましょう。この段階で、できれば住む物件を具体的に決めておいた方がいいです。

入園してから分かったのですが、保育園は、少しでも家に近い方が便利です。

賃貸の場合、本帰国の何ヶ月も前から物件を確保するのは難しいかと思います。その場合でも、できるかぎりエリアを絞った方がリストアップはやりやすくなります。

我が家が住む市では、認可保育園は第6希望まで申込書に書くことができました。単願が有利ということもなかったので、家から近い順に最大の6園リストアップしました。

1歳児以上の場合、新設園は狙い目です。なぜなら、持ち上がりの在園児がいないので入園できる人数が多いのです。実際、我が家の2歳児が入園できたのは4月に開園した園でした。

また、認可保育園がダメだった時に備えて、認可外保育園も家の近所で候補を挙げました。

保育園見学について

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保活サイトでは、よく「申し込む前に見学をしましょう」と書かれています。

確かに、大事な我が子を預ける保育園ですから、どんな環境でどんな先生がいるのか、見学しておくのがベストでしょう。

ただ、海外在住だとなかなか保育園見学のために一時帰国というのも難しいのが事実です。

我が家の経験上、認可保育園は見学してもしなくてもあまり関係ない、認可外保育園は見学しないならしっかり情報収集するのが大事かな、と思います。

認可保育園の場合

認可保育園は、国の基準に沿って作られているので、ある程度保育の質は保たれているといえます。そもそも我が家の場合は新設園に入園したので、入園申込時点では未完成で、見学はしていません。

そして認可保育園は役所が入園する園を決めるので、複数園希望を書いた場合はどの保育園になるか、内定までわかりません。

我が家はもちろん最大の6園書きましたが、その中で見たことがあるのは2園のみ、それも上の子が通っていた園だったという状況でした。

認可外保育園の情報収集

認可外の場合、園によってピンキリです。東京都認証保育所のように、自治体の基準に沿っている園もあれば、全く独自に運営されている園もあります。

見学しない場合でも、情報収集はしっかりと行いましょう。

各園のHPも参考になります。各クラスの空き状況や説明会の情報をこまめに更新している園もあります。

とは言っても、通園している知り合いでもいない限り実際の保育の様子は分かりにくい上、保育園の口コミはネットになかなか出てきません。

私は、気になった保育園には電話をかけてみました。聞いてみたことは、

  • 海外在住で説明会に参加できないけれど申し込めるのか?
  • 申込方法は?

など。

応対してくれるのは園長先生や副園長先生が多かったです。

こちらの事情を言うと親身になってくれる人もいれば、説明会に参加できないと申し込めないとあっさり言われたり…。

入園すれば先生方とは長い付き合いになるので、電話での対応も参考にするポイントにしました。

参考になるサイト(東京都の場合)

東京都の場合、福祉サービス施設の第三者評価を公表しています。

施設ごとに良い点や改善点が挙げられているので参加になります。中には何年も同じことが指摘されている園もあったり…。

東京都福祉サービス第三者評価のサイト:http://www.fukunavi.or.jp/fukunavi/hyoka/hyokatop.htm

4. 書類を揃えて入園申し込みをする

ここまできたら、いよいよ申し込みです。

認可保育園

認可保育園の4月入園は受付期間が決まっているので、間に合うように書類を揃えましょう。

4月以外の入園は、随時受付していますが、入れる可能性は低くなります。

主な提出書類は、

  • 入所申込書
  • 家庭状況書(発達状況や予防接種、家庭での様子などを書きました)
  • 就労証明書(共働きなら夫婦とも必要)
  • 収入証明(夫の会社に給与証明を依頼しました。妻は育休中でゼロ)
  • 3月末までにその地域に転入するという誓約書

結構時間がかかるのが、勤務先に出してもらう就労証明です。我が家が住む市では、押印された原本が必須だったので、勤務先に依頼して郵送してもらうのに数週間かかりました。

そして申込書の記入方法がわからず、何度か役所に電話しました…この時ほど日本とアメリ東海岸の時差を恨んだことはありません…。

書類が揃ったら、あとは出すだけ!

我が家の時は窓口提出のみだったので、書類一式を実家に送り、日本の家族に代理で提出してもらいました。

今はコロナの影響で郵送やオンラインで受付できるところもあるみたいです。これはコロナが収束しても続いてほしい…!

認可外保育園

認可外保育園は、直接保育園に申し込みます。

我が家は家に一番近い東京都認証保育所1カ所に申し込みました。電話で空き状況を聞くと、ちょうどうちの子の年齢のクラスは定員に余裕がありそうだったのが決め手です。電話でお話しした先生の対応が暖かかったのも好印象でした。

こちらの申し込みは簡単!HPからダウンロードした申込書を郵送で送るだけ。結果的に認可保育園の内定をもらえたので、辞退することになりました。

園によっては、説明会や見学会に参加しないと申込書をもらえないこともあるようなので、とにかく問い合わせてみるのが一番だと思います。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!本当に長かったですよね。

海外から保活する方の参考になれば嬉しいです。