動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

年末は子連れスキー旅行2〜嬬恋の超おすすめ宿「あいさい」

2020年末は、子連れスキー旅行で群馬県嬬恋に行ってきました!

今回は、嬬恋で泊まった宿を紹介します。リーズナブルなのに、食事やサービスがよく、最高でした〜。

前回の記事はこちら。宿に着く前にカモシカに会えました!

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

バラギ高原の大自然を臨む宿

今回のスキー旅行で泊まったのは、標高1500mのバラギ高原にある、「嬬恋の宿あいさい」。

もともと千代田区の保養所だった施設が、今では嬬恋村立の宿になっています。

公共の宿ということで、あまり期待していませんでしたが、我が家には最高の宿でした。

豪華さを求めず、自然の中でのんびりするにはもってこいの場所です。

玄関を入ると、まず目に入るのが暖炉のあるロビー。f:id:morityon:20210203224819j:image

大きな窓からは、バラギ高原の大自然が一望できます。

f:id:morityon:20210203224927j:image

このロビーの雰囲気、アメリカのグランドティートン国立公園で泊まったジャクソンレイクロッジに似ています。これぞ山岳リゾート。 

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

運が良ければ、外を歩くキツネなどの動物が見られるそう。

また、冬場はスノーシューを無料で貸し出しているので、敷地内のトレイル散策もできます。

あいさいのお部屋紹介

我が家が泊まったのはシンプルな和室。

10畳と広くはないものの、部屋では寝るだけなのでそれほど不便は感じませんでした。

f:id:morityon:20210203225302j:image

お部屋にはミニ冷蔵庫、空気清浄機、サーキュレーター、テレビ、湯沸かしポットがありました。

冷蔵庫には無料の水ペットボトルが用意されていました。湯上がりには冷たいものが飲みたくなるので嬉しいですよね。

お茶菓子として用意されていたチョコがけナッツが美味しかったです。

お部屋のアメニティ

お部屋は洗面にトイレ付き。

洗面には、ハンドソープだけではなくスキンケア化粧品もあります。男性用まで用意されているのは珍しいかも。

f:id:morityon:20210203225328j:image

小さな歯ブラシと手拭いがかわいい袋に入った子供用アメニティももらえました。

お風呂紹介

お部屋にお風呂はないので、大浴場に行きます。

それほど大きくなく、洗い場のシャワーは4つ。

コロナのため、一度に5人までという人数制限がありましたが、この広さではそもそも5人が限界ですね。

混んでいる時は時間をずらして入ります。

3泊の滞在中、一度だけ混んでいましたが、全9室の小さな宿なので、それほどストレスにはならないかな。

f:id:morityon:20210203225935j:image

バラギ温泉のクセのないお湯はとても気持ちよく、スキーで疲れた体を癒してくれました。

絶品のお食事

あいさいは、なんといってもお料理が評判の宿です。じゃらんの口コミでは夕食はなんと5段階で4.9という高評価!

期待を裏切らない内容で毎日大満足でした。

ハズレなしの夕食

夕食は旅館らしく会席料理です。会席料理っていろいろ食べられて嬉しい反面、正直ハズレなメニューがあったりするもの事実(わがままですみません)。

でも、あいさいの夕食はどれを食べても美味しかったんです。

こちらは初日の夕食(前菜のみ)。

f:id:morityon:20210204213239j:image

お品書きはこちら。 ボリューム満点で食べきれないほど。

f:id:morityon:20210204213257j:image

メインのお鍋は上州牛のしゃぶしゃぶ。口の中で脂の甘みがとろけます。 

f:id:morityon:20210204213349j:image

デザートの花豆大福。豆の上品な甘さに生クリームがマッチして本当に美味しい!

f:id:morityon:20210204213411j:image

2日目のお品書き。

会席料理のメニュー

こちらの宿には3連泊しましたが、予約後に「1泊目と3泊目の夕食メニューが同じになってしまうかも」という連絡を受けていました。 

実際にはお鍋とデザートが同じで、他のメニューを替えてくださいました。

どのメニューも美味しいうえに、食べきれない物もあったので、同じでも全然気になりませんでしたよ。花豆大福は、また食べたいと思っていたので最終日にも出てきて嬉しかったくらい。

麦入り納豆が魅力の朝食

朝食も、これぞ旅館の朝ごはんという内容。オーソドックスですが、どれも丁寧に作られたことが感じられるお味です。 

f:id:morityon:20210204213541j:image

奥に見えるわらで包まれたものは、麦入りの納豆。

この納豆、普段食べている物とは一味違っていて、オススメです。この納豆だけでご飯何杯でも食べられそう。

「あさ月糸」というものです。今調べたら、お値段見てびっくり!そりゃ美味しいわけですね。

お正月のサービス

止まったのが年末年始だったので、この時期ならではのサービスもありました。

晦日の夕食後には、年越し蕎麦。たらふく夕食を食べた後なので、分け合って食べるくらいでちょうどよかった。

f:id:morityon:20210205164444j:plain

1月1日の朝には、お屠蘇におせち、お雑煮とお正月料理がずらり。

おせち料理

お雑煮

子連れに嬉しいポイント

お料理だけでも超オススメの「嬬恋の宿あいさい」ですが、それだけではありません。

子連れ旅行にとっても嬉しいポイントがまだまだありました。

カードゲームやボードゲーム各種ある

大型温泉旅館のようなゲームセンターはありませんが、ロビーにはトランプなどのカードゲームやボードゲームが各種あり、自由に使えます。

さらに、ロビーではコーヒー・紅茶がいつでも自由に飲めるので 暖炉であったまりながら子供たちが遊んでいる間に大人はのんびり…なんて夢のような時間が過ごせました。

さらに、卓球部屋まであるので、たまには家族で温泉卓球なんていかがでしょう?

選べる浴衣

大浴場前には自由に選べる浴衣コーナーがあります。大人用だけじゃなく子供用もあるのが嬉しい。

ただし、日によってサイズや柄にバラつきがあり、特に男児用は少なかったので持参が無難かもしれません。

無料で使えるランドリー

子連れ旅行で一番嬉しいポイント!旅行後の洗濯問題を一気に解決するのが宿についてるランドリー。

なんと、無料で使えて洗剤まで用意されてます。

洗濯機と乾燥機、2台ずつでしたがあまり知られてないのかいつでも空いていました。

気になったところ

良かった点ばかり挙げましたが、気になったところも少しだけありました。

Wi-Fiが弱い

館内はWi-Fiがありましたが、接続できないことがしばしば。朝や夕方など、みんながネットを使う時間帯は要注意です。

携帯の電波も弱かったので、調べ物をするのに時間がかかってしまいました。

ここが解決すると、ワーケーションにもいい宿になると思います。

最寄りのコンビニまで車で20分

とにかく周りは大自然!なので近くに買い出しに行けるようなお店はありません。最寄りのコンビニまで車で20分かかります。

必要な買い出しは宿に着く前に済ませておくのがいいでしょう。

ちょっとしたお菓子程度なら宿の売店にも売っています。

基本情報

嬬恋の宿 あいさい

住所:〒377-1611 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣2401

電話:0279-96-1280

ホームページ:嬬恋の宿 あいさい