動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

【2歳児連れ】2012年夏オーストラリア・ケアンズ旅行記⑦〜自炊編

2012年夏に2歳の娘を連れてケアンズを旅行しました。

今回の旅行では、キッチン付きの宿に泊まったので、朝と夜は基本的に自炊して、お部屋で食べました。

食費の節約になるうえ、子連れでレストランに入るより気楽で一石二鳥でした。

今回は、我が家が持ち込んだ食材や現地での買い出し先、実際に作ったメニューを紹介します。

アサートン高原での外食はこちら↓ 

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ケアンズ旅行記を最初から読むときはこちら↓

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子連れ旅行は自炊が便利

旅先で料理なんて⁉︎と思われるかもしれませんが、小さな子供を連れた旅行では、自炊は意外とメリットがあります。

食費の節約

オーストラリアのように人件費の高い国では、家族4人でちょっとしたレストランに入ったら一食1万円を超えることも珍しくありません。

でも、自炊なら晩酌のお酒を入れても何分の1の値段で済みます。

好みのものを食べられる

海外のレストランで自分の好きなものを食べるのはなかなか大変なことです。英語のメニューをなんとか読み解いて注文しても、思ったのと違うものが出てきたり、好きなメニューでも口に合わなかったり。

自炊なら家族の好みに合わせたものを食べられます。

自分たちのペースで食事できる

いつ泣き叫ぶかわからない乳幼児とレストランに行くより、自分たちだけの部屋で食事をする方が気楽です。

疲れた子供がごはんどきに寝てしまっても、温め直して食べさせることができます。

オーストラリアへの食品持ち込みについて

せっかく料理するなら、食べ慣れた食品を持っていきたいもの。

しかし、オーストラリア政府は、貴重な生態系を守るため、食品などの持ち込みを厳しく制限しています。

食品を持ち込むときは入国書類に偽りなく申告して、係員の指示に従いましょう。

持ち込めないもの

原則調理されていない生の食品はNG。

常温で6カ月以上保存ができる加工食品なら持ち込めますが、肉片やや動物油脂が入っているもの、頭と内臓が付いている魚などは加工食品でも持ち込めません。

ちなみに、我が家は入国の際にソーセージパンを没収されました。機内で食べるために持っていたけれど食べ損ね、捨てるのを忘れていたものです。

ソーセージは肉なのでもちろんNG。皆さんもお気をつけて。

我が家が持ち込んだもの

参考に我が家の持っていった食品を紹介します。

  • クッキーやビスケット:子供のおやつ用に。
  • うどん(乾麺)
  • レンジパックのご飯:重いので少なめに5パックくらい。
  • 粉末だし
  • めんつゆ、醤油:小瓶で。
  • インスタント味噌汁
  • カレールー:原材料に動物油脂がないことを要確認。
  • 子供用ポカリの粉末

食品ではありませんが、キッチン備え付きの包丁は切れ味最悪だったので、持参したほうがいいかもしれません(預け荷物に入れましょう)。

現地スーパーでの買い出し

現地のスーパーでも野菜や果物、肉類は日本と変わらず手に入ります。お醤油やインスタントラーメンもありました。

ただ、魚や青菜類の種類は少なく、薄切り肉は見つからなかったので注意が必要です。

ちなみに、おむつやミルク、離乳食といった乳幼児の消耗品も、スーパーで買えます。「 Baby」と書かれているコーナーに置いてあるので、要チェックです。

アサートンのIGA

アサートン高原で比較的大きな町、アサートンにあるスーパー。田舎だからか、店内は広すぎず、回りやすいです。

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アサートンのスーパー店内

宿泊先のツリーハウスに最寄りのスーパーで重宝しました。最寄りといってもツリーハウスからは車で30分くらいかかります。 

ケアンズのスーパーColes

旅の後半はケアンズに泊まったので、市内のスーパーでも買い出しをしました。

ケアンズにはオーストラリアの2大スーパーチェーン、コールズColesとウールワースWoolworthがあります。

我が家はケアンズ駅直結のセントラルショッピングセンターにある、コールズを使いました。

これぞ外国スーパーという規模で、店内を一周するのも疲れるくらいの大型店舗です。品揃えもアサートンとは比べ物にならないくらい幅広く、日本の食材もそれなりに揃っていました。

駐車場も3時間まで無料と、買いだめにも便利です。

自炊メニュー紹介

我が家が旅行中に作ったメニューを紹介します。

全然大したものは作ってません。20〜30分以内にできるものばかりです。

メイン

  • ステーキ:オージービーフが安い!ステーキソースはスーパーにたくさん売ってます。
  • 照り焼きチキン:鶏モモ肉に持参のめんつゆで味付け
  • 親子丼:これも味付けはめんつゆで。
  • うどん:持参の乾麺とめんつゆで、子供が好きなメニューを。
  • パスタ:スーパーには瓶詰めのパスタソースが売っています。余裕があれば肉や野菜を足しても。
  • カレー:持参のカレールーで。ルーはケアンズのColesにも売ってました。

副菜、付け合わせ

  • サラダ:サラダ用カット野菜と市販のドレッシングで。料理とも言えない簡単さ。
  • 根菜の煮物:かぼちゃや人参をめんつゆで煮たもの。子供向け。
  • トマト煮:野菜をトマト缶で煮る。残ったらご飯やパスタにかけても◯。

朝食

朝はトーストとコーヒーで簡単に済ませました。が、スーパーで買った食パンがパサパサであまり美味しくなく…(涙)。

あまりにも不評なので、パンケーキ(ミックス粉が売っています)を焼いて食べたりしました。混ぜて焼くだけのミックス粉はそれなりに美味しく、オススメします。

無理に自炊にこだわる必要はない

ここまで自炊をオススメしてきましたが、無理に自炊にこだわる必要はありません。観光で疲れたなら、外食や出来合いのものをテイクアウトして食べるのでももちろん◯です。

そして何より大事なのは、食事の用意〜片付けまで家族みんなで協力すること。料理が得意じゃなければ片付けを頑張るなど、誰か一人に負担が偏らないようにしましょう。2歳児だってみんなのフォークを並べたりといった簡単なお手伝いならできます。

みんなで力を合わせたご飯は、きっといつもより美味しくできあがっているはずです。

 

次の記事では、アサートン高原を離れケアンズで泊まったキャンプ場を紹介します。

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