2012年夏に、2歳の娘を連れてケアンズに旅行した時の様子を10回にわたって書きました。
今回は番外編として、アサートン高原滞在中に行ったバードウォッチングスポット、マリーバウェットランドを紹介します。
なぜ番外編なのかというと、現在マリーバウェットランドは閉鎖中で、再開の目処が立っていないからです。
閉鎖施設の紹介記事なんて、誰の役にたつかわかりませんが、自分の記録として書きます。
前回の記事はこちら↓
doubutsu-koduretabi.hatenablog.com
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鳥の楽園、マリーバウェットランド
今回紹介するマリーバウェットランドは、ケアンズから車で約1時間半、アサートン高原北部の町マリーバの近郊にあります。
ビジターセンターへの道は途中から未舗装です。普通車でも通れますが、運転は要注意。
ビジターセンターへの道路の脇には巨大な蟻塚が並んでいました。
ビジターセンターの駐車場では、早速飛べない鳥、エミューが出迎えてくれました。
大人の背丈ほどもあるので、子供は(大人も)ビクビク。人間には慣れているみたいで、こちらからちょっかいを出さなければ特に危険はないようです。
ビジターセンターは、湿地帯に面して大きなテラスがあり、ここから鳥を観察することができます。周辺で見られる野鳥の展示もありました。
マリーバウェットランドのボートクルーズ
湿地帯の大きな沼をめぐるボートクルーズは、ビジターセンターで申し込めました。決まった出航時間はなく、人数が集まればボートが出るようです。
沼を進みながら、野鳥や植物を観察します。
枝で羽を休めている鵜や
沼を泳ぐ鴨
少しだけ蓮の花が咲いていました。
遠くの方に黒鳥が泳いでいました。
穏やかな風景が広がり、心が癒されます。
ボートクルーズは、我が家と、もう1組のお客さんのみ。静かで平和なひと時でした。
平日のためか、ビジターセンターを訪れる人もそれほど多くありません。でも、ビジターセンターの職員さんもお客さんも本当に鳥好きが多く、バードウォッチング初心者の私たちに、このあたりで見られる野鳥について親切に教えてくれました。
それだけに、閉鎖はとても残念。再開を願っています。
ビジターセンターの軒下にはツバメが巣を作り、忙しそうに餌を運んでいました。
マリーバ周辺の見どころ
マリーバウェットランドのあるマリーバ周辺は、コーヒーが名産で工場直営のカフェやショップ街来るかあります。
我が家が行ったコーヒーワールドについての記事はこちら↓
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また、時間の都合で行けませんでしたがマリーバのゴルフ場にはカンガルーが出るそう。ゴルファーならラウンドしながらカンガルー観察できるかも?
カンガルー観察には朝か夕方がオススメです。
マリーバから少し足を延ばすとロックワラビーのいるグラナイトゴージがあります。餌付けされているので、野生っぽくありませんが、ロックワラビーたちは可愛いですよ。
グラナイトゴージの紹介はこちら↓
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