3人子連れ(7歳、4歳、0歳)のコスタリカ旅行、セルバベルデロッジでの滞在の後は、ピエレーラガーデンという私営保護区に向かいます。
前回の記事セルバベルデロッジ編はこちら↓
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私営保護区「ピエレーラガーデン」
コスタリカ7日目、明朝の便で帰国するので今日が観光の最終日です。
セルバベルデロッジと同じ、サラピキにあるピエレーラガーデンという私営保護区でチョコレート作りと動物観察をします。ここには世界でも珍しい白いコウモリ「シロヘラコウモリ」がいるとのことで、楽しみです。
到着すると、オーナー夫妻が出迎えてくれました。ゴジツアーズのお客さんがよく来るそうで、ここには日本人スタッフもいました。この旅唯一の日本人ガイドです。
着くなりオーナーが飼っているヘビを見せてくれました。
「触ってもいいよ」と言うので、恐る恐る触ってみました。冷たくてツルツルした表面です。首に巻いてもいいそうですが、ビビリなので遠慮させてもらいました。
ランチしながらバードウォッチング
ランチ会場の壁にはコウモリが貼りついています。
オーナーの奥様が美味しいランチを振舞ってくれました。サラダに豆の煮物、鶏肉のグリルなどなど、どれも美味しかった!コスタリカ、食事のレベルが高いです。
食事場所は屋根がありますが窓ガラスがなく、開放的。周りには餌台が置かれ、食べながらバードウォッチングができます。セルバベルデロッジで見かけない鳥もいました。
おなじみのトゥーカン。とぼけた顔が可愛いです。
鮮やかな青色のミツドリの雄。
こちらは同じミツドリの雌。地味な緑色です。
天然カカオでチョコレート作り
ピエレーラガーデンは、保護区の他に農園を営んでいて、カカオを育てています。自然探索の前に、ここで取れたカカオ豆を使ってチョコレート作り体験をしました。
乾燥後、炒ったカカオ豆です。
機械に入れて粉末状に砕きます。ハンドルが重くなり、結構な重労働!
カカオ100%の粉末を舐めさせてもらいました。とっても苦くて、まさに薬です。
食べやすいチョコレートにするため、脱脂粉乳と砂糖を混ぜます。味見をしながら混ぜて行くと、思った以上にたくさん砂糖を混ぜることになりました。お菓子として売っているチョコレートにはどれだけの砂糖が入っているか想像すると、怖くなります。
混ぜたものをさらに挽くと、粉からだんだんと固まりになっていきます。これを完全に固めれば完成です。
固めている間に、保護区内を探索します。
ピエレーラガーデンの動物たち
ジャングルで最初に出会ったのがバジリスク。水面を走ることもできるそう。
枝で見にくいですが、こちらはフタユビナマケモノ。この旅で初めて見ました。
ピエレーラガーデンにも小さいながらバタフライガーデンがありました。
モルフォ蝶。お年寄りとのことで、羽がぼろぼろです。
こちらはフクロウ蝶。フクロウの目に似せた模様で外敵から身を守っています。
白いコウモリ「シロヘラコウモリ」
トレイルから少し外れた木の葉の裏に、シロヘラコウモリがいました。数匹で団子のように身を寄せ合っています。
本当に真っ白です。可愛い!
シロヘラコウモリは毎日寝床を変えますが、オーナーさんはお客さんのために予めどこにいるかを探しておくのだそうです。だから遭遇率はほぼ100%!
見えたらラッキーと思っていましたが、ちょっと拍子抜けかも。
カラフルなカエルたち
シロヘラコウモリを見た後はカエル観察です。
これまたオーナーさんが捕まえておいてくれてました。私営保護区だからできることですね。
マダラヤドクガエル。早朝のバードウォッチング中にも見たやつです。
イチゴヤドクガエル。別名ブルージーンズ。たしかに赤いトップスにジーンズを履いているみたいです。
昨夜ナイトツアーで写真が撮れなかったので嬉しい!
もちろん野生の個体なので、観察が終わったらカゴから逃がします。
さらに、アカメアマガエルも。これは葉の裏で寝ていたところ、ちょっと失礼して起きてもらいました。
緑の体に赤い目が映えます。寝ているときは見えない、側面の青い縞模様もきれいです。
ジャングルの中には、ワニの住む池もありました。写真の真ん中に背中が写っているのがわかりますか?さすがにタルコレス川で見たビンラディンよりはかなり小さい個体でした。
手作りチョコは素朴な味
保護区の探索から戻ると、ちょうどチョコレートが出来上がっていました。
早速試食です。…決してまずくはないですが、とても素朴な味です。クリーミーさが足りないような…。
材料はカカオに砂糖、脱脂粉乳だけなので当然ですね。市販のチョコには色々混ぜてあるから美味しいんでしょう。
チョコは自分たち用のお土産となり、しばらくの間、自宅でもコスタリカを思い出させてくれました。
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