動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

2016年冬子連れフロリダ旅行記②〜ケネディ宇宙センター編

2016年冬の子連れ(6歳、3歳)フロリダ旅行、最初の目的地はケネディ宇宙センターです。

フロリダ旅行の準備編はこちら↓

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

ケネディ宇宙センターへの行き方

ケネディ宇宙センターは、オーランドから東に車で1時間ほどの距離にあります。クルーズ船の発着するポートカナベラルからは車で20分弱です。

楽に行くならオプショナルツアー

各旅行会社ではオーランドからケネディ宇宙センターへのオプショナルツアーを用意しています。

自分で運転しなくていいので楽ですし、日本語ガイドがつけばより理解が深まります。

ただし、園内の混雑に関わらず帰りの時間が決まっているので、心ゆくまで堪能したい人には物足りないかもしれません。

じっくり見るならレンタカー

レンタカーがあれば自分のペースで見て回れます。

実は道のりはとても簡単。高速528号線の東方面に乗ってしまえば、あとはKennedy Space Centerという標識に従っていけばOK。分岐は2ヶ所しかない上、道幅が広く走りやすい道路なので、日本で運転している人ならまず大丈夫だと思います。

注意点として、高速528号線は有料道路なので小銭(1ドル札や25セントコイン)を多めに用意しておきましょう。料金所は4ヶ所ほどあり、各1ドルくらいです。

ケネディ宇宙センターの駐車場は、乗用車10ドルです。

ケネディ宇宙センターの見どころ

ケネディ宇宙センターの中は広大で、全ての展示を見るなら丸一日必要です。

無料バスツアー

15分おきに発車するバスに乗り、スペースシャトル組立工場やアポロ/サターンVセンターを見学します。

アポロ/サターンVセンターでは、サターンVロケットや月の石が展示されています。月の石は案外小さく、目立たないのでお見逃しなく。もちろん触れます。

スペースシャトル組立工場や発射台は、バスの中きら見学します。

f:id:morityon:20190615092057j:image

f:id:morityon:20190615092211j:image

バス乗車中に、道端にワニが出てくることも。宇宙センター周辺には自然のままの沼地が残されています。

バスツアーの所要時間は2時間ほど(後述のロケット打ち上げの待ち時間は除く)。バスに乗るまで並ぶこともあるので、到着したらまず向かうことをお勧めします。

ロケット打ち上げ

ケネディ宇宙センターでは2011年までスペースシャトルの打ち上げが行われてきました。有人シャトルの打ち上げが終了した今も、無人ロケットの打ち上げが行われており、運が良ければ打ち上げの瞬間を見ることができます。

我が家が訪問した日も、たまたま打ち上げがあり、見学することにしました。

打ち上げの際には、園内に3カ所見学エリアが設けられます。我が家はアポロ/サターンVセンター隣接のエリアで見ました。

午後1時打ち上げ予定だったので、カフェテリアでランチを買って、見学エリアで食べながら待つことにしましたが、まずカフェテリアが大混雑。皆さん考えることは同じですね。

見学エリアでは打ち上げ前からDJが音楽やナレーションで場を盛り上げていました。

この日は上空に風が出ていたようで、予定時間を過ぎてもなかなか打ち上がらず。それでも周りのアメリカ人たちはDJとともにノリノリで待っているのが印象的でした。

結局打ち上げが行われたのは1時間半遅れの2時半過ぎ。唐突にカウントダウンが始まり、あっという間の打ち上げでした。それでも空高くロケットが上っていく光景は感動的でした。

ロケット打ち上げ見学の注意点

打ち上げ1時間前の時点で見やすい席は埋まっていました。カフェテリアやお手洗いも打ち上げ時間に近づくほど混雑します。打ち上げを見るときは早めに行動しましょう。

見学エリアに日陰はあまりありません。我が家が行った12月はそれほど暑くはありませんでしたが、季節によっては日焼け対策、熱中症対策、そして虫対策が必要です。

打ち上げ予定は、ケネディ宇宙センターのウェブサイト内、Launches and Eventsのページで確認できます。ただし、打ち上げ時間のアナウンスは直前になることが多いようです。

Visit Kennedy Space Center Visitor Complex at Cape Canaveral

スペースシャトルアトランティス

2011年に役割を終え引退したスペースシャトルアトランティス実機が展示されています。

アトランティスの現役時代の再現ムービーを見てから実機を見学という流れです。

ネタばれになるので詳細は書きませんが、このムービー本当に秀逸で、ムービーが終わってアトランティスが登場した瞬間、感動して涙が出てきました。

「よくやった、お疲れ様」と言いたくなくなりました。(←何様)

f:id:morityon:20190616100418j:image

この館内には、子供向けに国際宇宙ステーションの居住部分を体験できる展示や、着陸を疑似体験できる滑り台(身長制限あり)があります。言葉がわからなくても楽しめる展示で子供も楽しんでいました。

こちらの所要時間は1時間くらいです。

子連れで楽しむためのヒント

何歳から楽しめる?

赤ちゃんでも問題なく連れて行けます。お手洗いにはオムツ替え台もあります。

子供自身が展示内容を理解して楽しめるのは、小学校高学年くらいでしょうか。

ただ、ロケットやスペースシャトルの実物は迫力があり、幼児〜低学年の子もわからないなりに楽しめると思います。

園内には屋根付きの遊具エリアがあり、我が家の子供達はそこが1番楽しかったようです。笑

ランチは持参がベター

園内にカフェテリアがあり、ハンバーガーやサンドイッチなどが買えます。しかし、観光地価格なうえ正直全く美味しいと言えないものなので、ランチは持っていくのが良さそう。昼時のカフェテリアは行列なので、時間の節約にもなります。

我が家は家から持参したサト○のごはんでおにぎりを作り子供のランチにしました。

オーランドからレンタカーで行くなら、朝行く途中でスーパーで買っていくのもいいと思います。現地で買うよりずっと安いです。ちなみに、ケネディ宇宙センター付近にお店はありませんので、買うならオーランドで。

ケネディ宇宙センターは飲食物の持ち込みに制限ありません。

有料ツアーは事前に申し込みを

我が家は参加しませんでしたが、入場料とは別に有料で参加できるツアーがあります。

本物の宇宙飛行士とランチをしながら話ができるツアーや、無料バスツアーでは行けない部分を見学できるツアー、宇宙飛行士のトレーニング体験(身長や年齢制限あり)などががあります。

これらは参加人数に限りがあるので、日にちが決まったら公式HPから予約しておくといいです。

入場チケットもオンラインで買えますが、我が家はロケット打ち上げのある日曜日の朝に現地で特に並ばず購入できました。

ベビーカーの子は抱っこ紐も持参を

ケネディ宇宙センターで必見のバスツアーですが、ベビーカーはバス乗車前に乗り場横のベビーカー置き場に置いていきます。バスツアーは約2時間かかるので、赤ちゃんやヨチヨチ歩きの幼児は抱っこ紐があるといいでしょう。3歳の息子も頑張りましたが、最後は抱っこでした。

次の記事、ディズニークルーズ編はこちら↓ 

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com