動物好きの子連れ旅行記

野生動物観察をテーマに、子連れで旅行した記録です。

【妄想旅の計画⑨】パタゴニア・南極グランドツアー

ついに都道府県をまたぐ移動も解禁されましたね。少しずつ、旅行ができるようになるのでしょうか。

いつになったら海外旅行ができるようになるのかな。それまでは、まだまだ続く妄想旅行にお付き合いください。

妄想旅行シリーズの目次はこちらから。

doubutsu-koduretabi.hatenablog.com

いつかは行きたいパタゴニア ・南極

パタゴニアとは、南米大陸の南緯40度より南を指す地名で、アルゼンチン・チリ両国にまたがる地域を指します。

大自然の宝庫で、荒々しい山々や氷河、もちろん日本では見られない動物も住んでいます。

アウトドアブランド、パタゴニアロゴマークのモデルになった山フィッツロイは、もちろんパタゴニア地方にあります。

そして南米大陸の最南端からドレーク海峡を挟んで、南極半島があります。パタゴニア南部の街プンタアレーナスとウシュアイアは、南極ツアーの出発地でもあります。

パタゴニア・南極の動物たち

グアナコ

南米に住むラクダ科の動物で、アルパカやリャマの仲間です。チリのパイネ国立公園で見られることが多いです。

リャマのイメージ

これはエクアドルで見たリャマです

ペンギン

パタゴニアで主に見られるのは、マゼランペンギン。南米の太平洋岸や大西洋岸に分布し、チリのプンタアレーナスやアルゼンチンのウシュアイアから出るツアーで見ることができます。

見た目はガラパゴスペンギンとよく似てますが、繁殖地に行くと大群で見られます。

ガラパゴスペンギン

ガラパゴスペンギンによく似ています

さらに、数は少ないけれどペンギンで2番目に大きなキングペンギンも、プンタアレーナスからのツアーで見られます。

ちなみに、1番大きなコウテイペンギンは、南極大陸の内陸に住んでいるので、通常の南極ツアーではなく、超高額な専用ツアーでないと会えません。。

通常の南極ツアーで見られるのは、アデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギンの3種です。

オタリア

アシカの仲間のオタリアは、パタゴニア沿岸部に広く分布しています。

ペンギンツアーの最中に見られることが多いようです。

トドのイメージ

写真はトドですが、オタリアによく似ています

クジラ

オキアミなどの餌が豊富な南極の海には、クジラが集まってくるので、南極ツアー中にクジラを見ることは珍しくありません。

主に観られるのはザトウクジラ。派手な動きで見応えがあります。

ザトウクジラ

これはアラスカで見たザトウクジラ

さらに、アザラシなどを追いかけて、シャチが現れることも。シャチは日本で限られた時期にしか見ることができないので、希少性があります。

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パタゴニア&南極モデルツアー

パタゴニアも南極も、旅行シーズンは夏である12〜3月にかけて。それ以外のシーズンは、日も短く、交通機関が運休になったりするので要注意です。

日本から1番遠い旅先でもあるパタゴニア、1週間前後の旅行ではかなり見どころを絞らないと行けません。大自然を楽しむには、お天気次第な部分があるので、できればゆとりある日数で訪れたいです。

となると、サラリーマンには敷居が高くなってしまいますね…。退職後のお楽しみかなぁ。

1、2日目:移動日

米国または中東を経由し、アルゼンチンのブエノスアイレスへ。ブエノスアイレス着は日本を発ってから2日目。この日はブエノスアイレスで1泊です。

3日目:エル・カラファテへ

アルゼンチン国内線でエル・カラファテへ。

4日目:氷河ツアー

世界遺産ロス・グアシアレス国立公園で間近に氷河を見ます。氷河の上をトレッキングしたり(年齢制限あり)、クルーズで氷河に近づきます。

氷河のイメージ

5〜7日目:パイネ国立公園へ

早朝にエル・カラファテを出発し、チリ側のパイネ国立公園へ。グアナコと絶景を楽しみに。パイネ国立公園のホテルに泊まります(めっちゃ高いけど)。

ホテルを拠点に、トレッキングを楽しみます。

7日目は、プエルト・ナタレスへ移動。

8〜9日目:プンタ・アレーナスでペンギンツアー

プエルト・ナタレスから陸路でプンタ・アレーナスへ。ここは南部パタゴニア最大の都市です。

ここから出ているツアーに参加し、ペンギンを見に行きましょう。ちなみに、マゼランペンギンとキングペンギンは繁殖場所が違うので、それぞれ別のツアーに参加します。

10日目:プンタ・アレーナス発の南極ツアーに参加

南極ツアーの出発地は、アルゼンチンのウシュアイアか、チリのプンタ・アレーナス。

ここでは、プンタ・アレーナス発のツアーを想定します。この日の午後はツアー会社の顔合わせ&ブリーフィング。

11〜17日目:南極ツアー

プンタ・アレーナス発の南極ツアーでは、飛行機でドレーク海峡を移動した後、クルーズ船に乗り換えます。

船酔い必至の荒れるドレーク海峡を船で渡らなくていいのが最大のメリット。その分悪天候で欠航になりやすいのが弱点ですが。

南極をクルーズ中は、1日2回程度上陸観光ができます。ペンギンやクジラを探したり、氷山を見たり…。

18〜21日目: 帰国

プンタ・アレーナスからは、チリの首都サンチアゴや米国内を経由して、帰国の途へ。

私が個人的に見たいところだけに絞ったパタゴニア&南極ですが、なんと3週間という長期旅行になりました。

一生に一度の思い出に、行けたらいいな。

その前に、頑張って働いて、お金を貯めないとですね。