キャンピングカーで行く冬のグランドサークル子連れ旅行記9〜モニュメントバレーを堪能
年末年始のグランドサークルRV(キャンピングカー)の6日目は、モニュメントバレーを観光してユタ州モアブに向かいます。
前日はまさかの霧で全くバレーが見えませんでしたが、なんとか天気が回復し、絶景を楽しむことができました!
前回の記事はこちら↓
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この旅行記を最初から読むときはこちら↓
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モニュメントバレーが見えるキャンプ場に泊まったのに、霧で全然バレーが見えなかった前日。一夜明けてもどんより曇って晴れません。
数日前にグランドキャニオンに大雪を降らせた雲が、モニュメントバレーに移動していたようです。
雪のせいで道路が通行止めになり、グランドキャニオンをちょこっとしか見られなかった時の記事はこちら↓
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キャンプ場から望む朝日を楽しみにしていましたが、バレーは前日に引き続き霧の中。グランドキャニオンに続き、モニュメントバレーでも悪天候に泣かされるとは、ツイてない(涙)
ダメもとでモニュメントバレーへ
この霧ではバレーは見えないだろうと諦めて次の目的地モアブへ行こうとしましたが、一縷の望みをかけてバレーのビジターセンターへ行ってみることに。
キャンプ場からの道。本来ならバレーの遠景が見えるはずですが、この時点では全く見えません。
入場ゲートは無人でした。バレー内の道路、バレードライブが雪で通行止めなので入場料20ドルも取らない模様。いずれにせよRVはバレードライブ走行不可です。
ビジターセンターの駐車場はとても広いので、RVでも余裕です。車を降りると、ビュートがうっすら見える!だんだん天気が回復しているようで、期待が持てます。
この時の気温は−2℃。風がとても強く、体感温度は−10℃以下です。とにかく寒いので、一旦ビジターセンターの中に避難しました。
モニュメントバレービジターセンター
ビジターセンターはザ・ビューホテルに併設されています。中はお土産屋さんとナバホ族に関するミュージアム。
ミュージアムではナバホ族の歴史に関するコーナーもありました。太平洋戦争時、ナバホ固有の言語が暗号として使われたため、多くのナバホ族が従軍し、沖縄戦にも参加したとのこと。
日本とナバホ族の意外な繋がりを知ることができました。
Monument Valley Admission | Navajo Nation Parks & Recreation
テラスから見るモニュメントバレー
ビジターセンターのテラスは展望台のようになっていて、多くの人が写真を撮っていました。
我が家も覚悟を決めて外に出ます。雲がかかっていますが、ビュートが見えます。これぞモニュメントバレーという、ミトン(手袋)型のビュートです。
テラスから後ろを振り返ると、ザ・ビューホテルです。お部屋のベランダからビュートを眺めている人も。予約困難なホテルですが、その価値ありそう。
待っていると、だんだんと晴れて遠くが見渡せるようになってきました。
雪化粧のビュートが神秘的な美しさ。ナバホ族の聖地になるのもうなづけます。
あまりの美しさに極寒にも関わらず1時間以上も過ごしていました。
フォレスト・ガンプポイントで撮影
モニュメントバレーの観光は、ビジターセンター周辺では終わりません。もうひとつ、見逃せないスポットが、このフォレスト・ガンプポイントです。
映画「フォレスト・ガンプ」で、主人公がアメリカ全土を走りまくった末、足を止めた場所がここ。
モニュメントバレーからモアブに向かう道中にあります。ビジターセンターからは163号線を北方面に20分くらい。1ヶ所右折するだけで、簡単な道順です。
両側の路肩に駐車スペースがあり、日中は数台停まっているので迷うことはないでしょう。それほど広いスペースではありませんが、RVでもなんとか駐車可能です。
ここまでくると、さっきまでの雲が嘘のように晴れていました。
真っ直ぐに伸びる道路と、その先のビュートがいかにもアメリカらしい風景です。
私は車道ギリギリの路肩で撮影しましたが、車道の真ん中で撮影する人もいました。意外と車通りが多く、スピードも100kmくらい出しているので撮影するときは気をつけてください。
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